「私をきれいにしてください」ーー各国のフォトエディターの手にかかれば、各国の文化的価値観が浮き彫りに

男性のみなさん、どんな女性が好きですか？

女性のみなさん、海外ではどんな女性がモテるのかちょっと気になりませんか？

今回は美意識の違いや、文化的価値観まで垣間見える面白いプロジェクトをご紹介いたします。

「フォトショップ加工を用いて私をきれいにしてください」

ジャーナリストのエスター・ホーニグさんは「Fiverr」というサービス共有サイトを通して、25ヵ国以上40人のフォト・エディターたちに「フォトショップ加工を用いて私をきれいにしてください」と頼みました。

上の画像は、加工なしのホーニグさんの写真です。まずはインドテイストに変身。

やりすぎじゃないかと思うくらい眉毛が濃く、鎖骨のラインが消滅しています。続いては、アルゼンチンです。

こちらは宝塚を彷彿とさせるほど華やか。

日本人と顔が似ているベトナムはどうでしょう。

肌のくすみや目・唇の色には変化があるものの、すごくナチュラルです。

一番興味深かったのはこちら！

北アフリカに位置するモロッコ。同国ではイスラム教の方が多いのでヒジャブ（イスラム教徒の女性が人前で髪を隠すのに用いるスカーフ）まで加工してくれたようです。

このように国によっては文化的慣習も反映されています。このプロジェクトを行ったホーニグさんは「美的感覚だけでなく、宗教と慣習という概念にまで触れているこの画像は、今回のプロジェクトに深みを与えてくれるものとなりました」と話しています。

細かいところは、まつ毛や唇・目の色、二重の幅、シワの有無、輪郭など各国によって少しずつ違います。フォトショップの技術に驚くとともに、各国の美的感覚が見えてきてとても面白く感じました。

[Huffingtonpost]