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スリランカといえば「紅茶」のイメージが強いという方も多いのではないでしょうか?
実はスリランカはオランダ統治時代の18世紀から19世紀まではコーヒー栽培が盛んな国だったのです。「さび病」と呼ばれるコーヒーの病気が広がり紅茶栽培に移った、という歴史を持ちます。
世界遺産の中にあるカフェ
古都として有名な観光地、キャンディー。16世紀後半から19世紀前半のイギリスによる侵略の時まで王朝が存在しており、今では街全体が世界遺産に登録されています。
スリランカの観光地の中でも特に有名な「仏歯寺(ぶっしじ)」のそばにあるのが”Natural Coffee Cafe”です。
お店の入り口
厳選されたフェアトレードコーヒー
Natural Coffee Cafeで使われているコーヒーは全てスリランカで栽培されたものです。
キャンディーに近い紅茶栽培で有名なヌワラエリヤという地域で栽培されています。年中気温が変わらず、高地でもあるということから、滑らかな口当たりの美味しいコーヒーになる豆が安定して収穫できるのだとか。
共同経営者は日本人
実はこのカフェ、日本人の方が経営されており、プロジェクト立ち上げには青年海外協力隊の方も関わっておられるのです。
開店したのは1年ほど前。スリランカ・ナチュラルコーヒープロジェクトは、天然のコーヒーを通して女性の経済的自立、コーヒー文化の普及、目に見える形でのフェアトレードの推進という3つの目的のために始まったものです。
コーヒーを使ったデザートもGood!
中はこんな雰囲気
まずはお水とおしぼり。日本の飲食店のようです
メニューの裏には日本との関係が
コーヒーの種類もいろいろ
コーヒーが飲めないのでデザートを。甘いかき氷にブラックコーヒーをかけて
フードメニューも充実
何度も行きたくなるスタッフの方の接客
スリランカのお店ではあまり「接客」という概念を感じる場面はありませんが、ここではいつも丁寧に対応してくださいます。一流のスキルトレーニングが行われているそうです。
何度行ってもまた行きたくなるお店です。 Wi-fiも使えてとても便利。世界遺産の町で観光の合間にぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?
【参考:東京カレンダーファンド】
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