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こちらの写真、いったい何に見えるでしょうか?

ただのガラスのようにも見えますよね。

しかし実はこれ、アメリカで開発された、「透明」なソーラーパネルなんです!

透明度100%のソーラーパネル

アメリカ中西部に位置するミシガン州立大学で開発されたこのソーラーパネルは、目には見えない太陽光の波長を吸収し、電気エネルギーに変えることができます。

一般的にソーラーパネルは光を通さず、吸収しなければならないので黒いものが多いです。

しかし、このソーラーパネルは、目に見えない太陽光の波長だけを吸収するので、透明でも発電できる、画期的なソーラーパネルなんです。だから、窓ガラスの代わりに使っても、光や景色を遮ることもありません。

もしも高層ビルの窓がすべてこのソーラーパネルだったら、かなりの節電になりそうですね!

エネルギー効率5%をめざす

しかし、この技術には現時点で大きな欠点があります。

それは、目に見えない太陽光の波長のみで発電するので、変換効率が1%と低くなってしまうことです。

一般的なソーラーパネルはエネルギー変換効率が25%なので、まずは5%の変換効率を目指していくそうです。

この技術が発達すれば途上国の未来はどう変わる?

透明なソーラーパネルを応用できるものが何かないでしょうか?

例えば、スマートフォンに活用できるでしょう。

もしもスマートフォンの画面にこのソーラーパネルが使われれば、なんと外にいるだけで自動的に充電できるようになります。

太陽光という資源は無限にあります。途上国でも電子機器が使えるように太陽光発電の技術には今後も期待したいですね!

これまでのものとは少し違ったソーラーパネルの紹介、いかがでしたでしょうか?新たな技術に今後も注目していきましょう!

[Inhabitat]


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