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現在、世界では再生可能エネルギーが注目されています。環境問題が取り上げられるようになって久しいですが、その原因のひとつであるCO2を排出させないための対策として再生可能エネルギーの普及には期待が寄せられています。

今回はそんな取り組みの先行事例として、電気の供給を100%再生可能エネルギーに移行したポーランドの街をご紹介します!

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火力発電に頼らない

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広大な農地に囲まれているポーランドの街キシェリツェは48の風力タービンを備えていて、82MWの電力を供給することが可能です。また、風力以外にもバイオマスを用いた電力供給も行っており、それによって街の85%の建物に熱を供給しています。

昨年12月には初のバイオガス発電所も建設され、街の取り組みに一役かっており、現在では火力発電には頼らず、100%街のエネルギーは再生可能エネルギーから供給しています。

このような取り組みが評価されて、今年6月、ヨーロッパが再生可能エネルギーのテクノロジーやエネルギーを節約するための方法を広めるためにおこなっているManagEnergy Award 2014にて、この街は自給自立のカテゴリで受賞しました。

このような取り組みを参考にしていくことで、資源が乏しい国や発展している最中で環境問題に困っている新興国・途上国にも活かせる点があるのではないでしょうか。

クリーンなエネルギーを使っていくことで自然豊かな美しい街並みを守っていきたいですね。

[inhabitat]


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