photo from Vodafone
ネパールの大地震が発生してから約一週間。
現地では様々な緊急支援活動が開始されていますが、今回はVodafone財団が手がける通信ネットワーク普及プロジェクト「Instant Network Mini」についてご紹介します。
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インフラ未整備地域に10分で設置できるモバイルネットワーク
4月29日。Vodafone財団はホームページでネパール被災地において「Instant Network Mini」の導入を開始したことを発表しました。
「Instant Network Mini」とは、リュックサックの中に設置された通信ネットワークを活用して、被災地の人たちへインターネットや電話ができる通信環境を届けるプロジェクトです。
最大のポイントは携帯性。重さ11kgのリュックサックがあれば、わずか10分の設置作業で、インフラ未整備地域に通信ネットワークを引くことができ、最大5人までネットワークを活用することができます。
2013年にフィリピンを襲った大型台風「ハイエン」の被災地では、スーツケース型の「Instant Network」が導入され、多くの人たちにインターネット環境を提供してきましたが、大きさと重さが難点でした。
今回導入された「Instant Network Mini」は、そんな難点を解決するモデルであり、車の入れないような場所へも簡単に持ち込むことができます。
Vodafone財団のボランティアチームは既にネパールへ入り、現地で活動しているNGO「Télécoms Sans Frontières」やその他ローカルNGOと協働して、これからネットワークを必要とする人たちへ「Instant Network Mini」を届けていきます。
この導入によって、一人でも多くの人たちがネットワークにアクセスでき、大切な人たちと安否を確認しあえることを願いましょう。
[Vodafone]
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