「世界にいくつ国があるでしょう?」
このような質問に対して、皆さんはどう答えるでしょう?
外務省のホームページには「196カ国」と書かれていますが、この数字は世界共通の認識というわけではありません。
今回は、国連加盟国数と日本政府承認国家数の違いについてお伝えします。
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193+4−1=196
先日ご紹介したニウエの国家承認。2015年5月15日の閣議決定により、日本政府が承認した国家数は196カ国(日本含む)となりました。
これに対して国連加盟国数は193カ国。バチカン、コソボ共和国、クック諸島、ニウエの4カ国が国連未加盟であり、日本が国家承認していない北朝鮮が国連に加盟しています。
また、この196カ国の中に含まれていないのが、台湾(中華民国)、パレスチナ(パレスチナ暫定自治政府)、ソマリランド(ソマリランド共和国)などになります。
パレスチナに関しては、日本政府は国家承認していませんが、すでに約130か国がパレスティナを承認しており、2011年には国際連合への加盟を申請しています(2015年5月時点では未加盟)。
まだ世界には未承認の国家がいくつもあり、国によって数え方も異なるということをぜひこの機会に合わせて覚えておきましょう!
[世界と日本のデータを見る(世界の国の数,国連加盟国数,日本の大使館数など) | 外務省]
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