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世界では約20億人が鉄分が不足して貧血に苦しんでいます。

今回はそんな貧血を治すユニークな取組み「幸運の鉄の魚(Lucky Iron Fish)」をご紹介します!

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食べられる鉄の魚!

「幸運の鉄の魚(Lucky Iron Fish)」はカナダのクリストファーチャールズ氏が発明したものです。

この鉄の魚を食べることで、貧血を治すことができるとのこと。一体どうやって食べるのでしょうか?

まず、お湯やスープとともに鉄の魚を最低10分茹でます。

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そのあと鉄の魚を取り出して、鉄分の吸収率をあげてくれるレモンの汁を加える。たったこれだけです!

食事に鉄の味がうつることもなく、さらに鉄の魚は何度も使えるとのこと。鉄の魚を使用すると、大人が取るべきとされる鉄分の75%を摂取することができるのです。

ただ料理と一緒に茹でるだけで鉄分が摂取できるようになるなんてすごいですよね。

持続可能な形で、多くの人に健康を

さらに、この鉄の魚を制作するまでの過程も素晴らしいものとなっています。

カンボジア人の雇用が増えるように、鉄の魚の制作・パッケージの制作・最終仕上げも全てカンボジア人が行っています。

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鉄を型に流し込み制作する

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パッケージは全てハンドメイド

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パッケージ完成品

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最終仕上げ作業は障害のある人が1つ1つ丁寧に行う

「持続可能な形で、多くの人に健康を」

クリストファーチャールズ氏の思いは、カンボジアに留まらず、さらにより多くの人々に健康を届けること。

魚の形をしているということで、様々な国の人々にとっても使い易いものとなっていると彼は語ります。

可能性を秘めた幸運の鉄の魚。今後の活躍が楽しみですよね!

「幸運の鉄の魚(Lucky Iron Fish)」のことについてもっと知りたい方はぜひこの動画をご覧下さい。

[[Bored Panda]]


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