パスポートのVISA欄の余白がなくなってしまうと、海外に行くことができなくなることをご存知でしょうか?
いくら航空券を持っていても出国前に空港で止められてしまいます。
今回は、そんなパスポートの余白を増やす手続きをする際に覚えておいて欲しいことをご紹介します。
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【1】手続きは早めに
査証欄はパスポート1冊につき1回だけ増やすことができます。
増やせるページ数は40ページ。増刷すると、トップの写真のようにS-1から始まるページが追加されます。
ここでのポイントは、いつでも申請できるということ。残りのページ数があと2〜3ページにならないと申請できない、というわけではありません。
よく間違えられる方が多いそうですが、パスポートの最初にある「渡航先」や「追記」欄には出入国スタンプを押すことはできません。
「追記欄があるから、まだ大丈夫か」
と思っていると、空港で止められてしまう可能性がありますので、手続きは早めに、余裕を持って進めましょう。
【2】受け取りまでの時間は、申請窓口によって異なります
東京で増刷手続きすると、申請してから約2時間程度でパスポートを受け取ることができますが、受け取りまでの時間は申請した窓口によって異なります。
例えば、大阪府であれば受け取りまでに2日ほど時間がかかりますし、千葉県のように代理申請をすると2〜7日かかる場合もあります。
また、詳しくは各都道府県のパスポート増刷にかかるホームページをご参照いただければと思いますが、休日や営業時間が多少異なる点にも注意が必要です。
例えば、神奈川県のパスポートセンターは、窓口によって営業時間が異なりますので、申請前に確認しておきましょう。
ちなみに、パスポートの増刷申請する際は、パスポートを発行した都道府県内で済ませなければなりません。東京で発行した場合は、都内にある4つの窓口(新宿、池袋、有楽町、立川)のどこかで済ませる必要があり、他県の窓口で申請することができない点にご注意ください。
【3】増補申請する際には、2500円と本人確認書類をお忘れなく
増刷手続きは無料というわけではありません。手数料が2500円かかりますので、忘れないよう気を付けましょう。
それから、申請時には本人確認書類を見せる必要があります。保険証や免許証などで大丈夫ですが、それがないと申請できなくなります。
まだ、代理人が申請する場合であっても、代理人の方の本人確認書類が必要になりますので、誰かに代理申請をお願いする場合はしっかり事前に伝えておきましょう。
以上、3つの留意点を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
これで注意すべき点は全てご紹介出来たと思いますが、この記事執筆時(2015年7月)から制度が変わる可能性もありますので、申請時には各都道府県のホームページを一度調べてから申請に向かいましょう!
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