Africa no polio

photo credit: Infant receiving polio vaccine via photopin (license)

非常に嬉しいニュースです。

国連児童基金(ユニセフ)によると、アフリカ大陸で1年間ポリオの感染がなかったという発表がありました。

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ポリオとは?

ポリオ(急性灰白髄炎)は、ポリオウイルスによって急性の麻痺が起こる病気です。

ウイルスが一度人間の口の中に入ると、腸の中で増えることで感染し、便と一緒に排泄されてさらなる感染源になります。

手をしっかり洗うことで口からの感染を防ぐことができますが、身の回りにあるものを触っては口に運んでしまう乳幼児がかかりやすい病気と言われてきました。

アフリカでは、ナイジェリアをはじめとした各国での発生・感染が続いてきましたが、ユニセフをはじめとした国際機関やNGOの尽力もあり、感染者の数は年々減少してきました。

ついに感染者が0人に

アフリカ大陸で最後にポリオ感染が確認されたのは、8月11日。ソマリアで感染が確認されて以来、1年以上感染者が出ていないという発表をはユニセフはWEBサイトで発表しました。

WEBサイトによると、正式なポリオ撲滅完了宣言にはあと2年間の期間が必要とのことですが、これが大きな前進であることには間違いありません。

ポリオ感染が確認されている国は、残り2カ国。中東のパキスタンとアフガニスタンのみとなり、世界中からポリオ感染の苦しみが消える日はそう遠くないことでしょう。

[UNICEF Connect – UNICEF BLOG]


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