みなさん、世界地図に騙されていませんか?
私たちがよく目にする世界地図。おそらく疑いながら見る人は少ないと思いますが、「大きさ」を比べるためには注意が必要です。
ピンときませんか?
それでは『The True Size Of …』というWEBサイトを活用して、各国の大きさを比較してみましょう!
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メルカトル図法の罠
私たちが普段目にする世界地図は、メルカトル図法という投影法により作成されたものです。
球体である地球を長方形の図面に落とし込んでおり、緯度が高くなるにつれて、距離や面積が拡大されることが特徴です。
つまり、北極や南極に近い国ほど大きく見え、赤道に近い国ほど小さく見えるわけなのです。
「本当に?」
と疑問に思う方もいるかもしれません。
では、『The True Size Of …』を使って、いろんな国の大きさを比較してみましょう。
まず『The True Size Of …』にアクセスして、検索バーで”Japan”と打ち込みます。
すると、上のように日本が青い線で囲まれ、マウスでクリックすると自由に動かすことができます。試しに地図の上に移動されると・・・
いかがでしょう?随分大きさが変わって見えませんか?
これが「メルカトル図法の罠」なのです。
学校でも使えそうな国の大きさ比べ
『The True Size Of …』の使い方は、他にもあります。
先ほどは日本をただ地図上で動かしただけですが、2つ以上の国の大きさを比べることもできます。
たとえば、インドと日本。それぞれ”Japan”、”India”と検索すると2つの国がハイライトされます。
あとは日本(青い線で囲まれた部分)をインドに移動すれば・・・
このように直接国の大きさを比べることもできます。
国だけでなく、州や都市の大きさを比較することもできるので、地理の授業などでも活用できそうです。
ご存知なかった方は、ぜひ一度調べてみてください!
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