共同創設者2人による挨拶

共同創設者2人による挨拶

みなさんは、一般社団法人Earth Companyという団体をご存知でしょうか?

Earth Companyの共同創設者である、濱川知宏さん・明日香さんはそれぞれの人道的支援活動が認められ、2014年にダライ・ラマ師から、4年に1度世界から50人のみが選ばれる賞である、『Unsung Heroes of Compassion(名もなき英雄たち)』を受賞しました。

今回は、そんなお二人が立ち上げたEarth Companyの1周年記念感謝パーティに参加してきたので、イベントの概要を団体の紹介を交えなからご紹介したいと思います!

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Earth Companyが目指す世界

突然ですが、この言葉を聞いたことがありますか?

“We do not inherit this earth from our ancestors.
We borrow it from our children.”

この地球は、先祖から継承されたものではなく
子供達から借りているのである。

こちらの言葉は、ネイティブ・アメリカンの格言であり、Earth Comapnyが活動指針として掲げる言葉です。

創設者濱川知宏さんのスピーチ

創設者濱川知宏さんのスピーチ

以前Earth Companyのクラウドファンディングについてトジョウエンジンで紹介しましたが、Earth Companyは濱川知宏・明日香夫婦によって昨年創設された団体で、課題溢れるアジア太平洋の途上国で、「この人が創る未来を見てみたい!」と思わせる革新的な社会起業家を、年に一人厳選し、包括的に支援することで、『後世に残せる未来』の創造に寄与することを目指しています。

具体的には、途上国で逆境にも負けずと社会に変革をもたらす社会起業家に対して、ファンドレイジングやメディア露出、パートナーシップなど包括的に支援を行っている、いわば「支援を支援する」活動を行っています。

では、実際にどのようなプロジェクトに対して支援を行ってきたのでしょうか?

Earth Companyが支援する社会起業家

創設者濱川明日香さんのスピーチ

創設者濱川明日香さんのスピーチ

Earth Companyは途上国で社会貢献活動を行う社会起業家を厳選して支援しており、創設以来2人の社会起業家に対して支援を行ってきました。

1つ目は、創設者の濱川明日香さんがハワイの大学時代に出会った一人の東ティモール出身の女性の環境学校設立のプロジェクトです。

2002年、インドネシアからの独立を果たした東ティモールはアジアで最も新しく、また貧しい国と言われています。

アジアで最も新しい東ティモールで、将来国を担っていく子供達への教育に力を注いでいるルブロラ・グリーン・スクール(LGS)に対して、Earth Companyは支援を行っていました。

「自然を知って心を育む」ことを目指しルブロラ・グリーン・スクール(LGS)は、Earth Companyの支援もあり、2015年5月10日、開校を果たすことができました。

そして現在、支援を行っているのが2011年の「CNN Hero of the year」を受賞したロベン・リムさんのブミセハット助産院プロジェクトです。

途上国の妊産婦死亡率は先進国の約300倍で、亡くなってしまうものの9割は助かる命だと言われています。

貧困や災害のために医療ケアを受けられない患者のために、ロベン・リムさんは1995年に検診・治療、全てを無料で行う「ブミセハット助産院」をインドネシア・バリ島に設立しました。

貧しい人も、どんな宗教の人も、どんな病気の人も、24時間、365日無償で受け入れるブミセハット助産院は、「駆け込み寺」と呼ばれるほど多くの人から必要とされています。

今回、Earth Companyは、増える一方の需要に対応してより大きな病院を設立し財政難に陥っているブミセハット助産院に対してファンドレイジング(資金調達)という形で支援しています。

最後に

“Today is the first day of our future”

今日という日は、我々の未来の第一日目である。

創設者の明日香さんは、最後にこの言葉を会場へと訴えかけていました。

我々が生きている地球は子供達から借りているものであり、自分達が地球にもたらすものが後世へと受け継がれる。

そんな意識のもと日々の生活を生きることで、Earth Companyが目指す「後世に残せる未来」を創造していけるのではないでしょうか。

我々みんなの力で「後世に残せる未来」を創っていきましょう!

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途上国の教育課題を若者の力で解決する

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