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みなさん、ナマステ! e-Educationネパールプロジェクト担当の中尾知美です。

現在e-Educationは、3月11日から3月17日にかけて行われる約1週間のネパールフィールドワークの参加者を募集しています。私はネパールに滞在してもうすぐ1年経ちますが、今回、みなさんに少しでもネパールの魅力をお届け出来たらと思っています!

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魅力がつまった村でのホームステイ

village

今回のフィールドワークでは、首都カトマンズから離れた山村地域の村にあるe-Educationのプロジェクト校を訪問します。そして、その村でのホームステイを体験することができることが、大きな魅力の1つです。

真っ黒の排気ガスを出しながらクラクションを響かせて走る車が騒然と行き交う首都カトマンズ。

しかし、カトマンズから一歩出れば視界には段々畑や棚田がひろがり、水牛やヤギなどの家畜が鳴き、子どもたちは自然の中で元気に走り回り、どこか懐かしい山村の雰囲気を感じることができます。のどかでゆったりとした時間が流れ、本当に心が洗われると思います。

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エサを食べさせに連れて行く少年

今回訪れる村は首都カトマンズから3、4時間程です。コンクリートの道路もないガタガタ道を数時間走ることで村にたどり着きます。

村の人々は農業に携わっており、一日中農作業や家畜の世話など屋外での力仕事をしています。

子ども達も学校から帰ると農作業の手伝いをしながら、抜け出せる時間を見計らって他の子ども達と元気いっぱいに遊んでいます。

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石と土で固めてできた質素な家で寝起きし、家族と一緒に焚き火を囲みながら食事をし、お茶を飲み、夜にはネパールの音楽に合わせて踊ったり。そんなふうにして人々は村で生活をしています。言葉が通じないとしても、温かい笑顔で迎え入れ、もてなしてくれる村の人々によって、あっという間に家族に溶け込むことができます。一晩を共に過ごし、帰る頃には「またいつでもおいで、待っているから」なんていう素敵な言葉をくれて、「日本に帰りたくない」とまで思ってしまうかもしれません。

そんな素敵な村でのホームステイ。

ネパールプロジェクト次期インターン生の大竹浩貴君が、実際に現地視察に訪れた際のホームステイの感想を伝えてくれました!

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homestay

こんにちは!ネパールプロジェクト担当となる大竹浩貴です。

つい先日、プロジェクトのパイロット校に視察に行ってきました。1週間という短い滞在でしたが、そこで感じたネパールの魅力をみなさんにぜひお伝えしたいと思います!

魅力① 『太陽とともに生きる生活』

今回のフィールドワークで訪問予定の村に、私もホームステイをしてきました。最初は少し不安もありましたが、家族の方がみんなあたたかく、すぐにその不安は消え去りました。

舗装されていない茶色い山道をくねくね進んだ先にあるその村には、普段の私たちの生活とはかけ離れた、昔話の中にタイムスリップしたかのような世界が広がっていました。

people

朝4時、鶏の声で起き、牛の乳絞りから始まる1日。ヒマラヤの暖かい日差しの下、校庭ではしゃぐ子ども達を眺めながら、びっくりするくらいゆっくりと時間が過ぎていきました。夜は軒下に座って釜戸を囲みながら、家族の一員に加えてもらい郷土料理を食べました。空をふと見上げると、そこにはこぼれるほど満点の星空がありました。食事をとったあとは、夜8時にはみんなで歯を磨いて眠りについてしまいます。

日本での生活とは全く異なる日々を過ごすことができました。毎朝満員電車に乗って学校に行き、アルバイトを終えて終電で帰るような生活を送っている私は、家族の温もりの中で夜ご飯を食べることもなければ、星空を見上げることもなかったです。ネパールの農村での何もないところで流れる風や時間を感じることも含めて、体験したすべてがなんだか懐かしく、心がすっと静かに澄んでいく感じがしたのを覚えています。

ネパールに行くからには、農村ホームステイは外せません!皆さんもぜひ、太陽と共に生きるスローライフ、体験しに来てください!

魅力② 『人!人!人!』

「ネパールの人はみんな、私達を温かく迎えてくれる。ネパールの人に惹かれたから、もう一度行きたい。」

これはネパールに行ったことのある人100人に聞いたら、間違いなく100人から返ってくる答えではないでしょうか。ネパールの魅力は、そこに暮らす人にあります。これは、行かないと感じ得ない部分だと思います。

村でもカトマンズでも、行く先々でたくさんの人との出会いがあります。

村に滞在しているときには、『お茶飲むか?』『ご飯食うか?』『とりあえず座ってけ』と多くの人に声をかけられ、15分で歩ける距離にもかかわらず、1時間もかかりました。純粋に優しくてあったかい、そんなネパールの人とのやりとりは、かけがえのない思い出になると思います。

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こちらは全然頼んでいないのに、満面の笑みを浮かべながら素手でレモンを握りつぶしてレモンティーにしてくれるおじさんがいたり。

全然頼んでないし、もうお腹いっぱいって言っているのに、すごく嬉しそうに永遠にピーナッツを剥いて食べさせてくれるおじさんがいたり。

決して豊かとはいえない生活環境の中で、なんであんなにニコニコしているのかわからないけれど、素敵な笑顔にこっちまでなんだかニコニコしちゃいます。

もちろん人間なので、全員が天使みたいに優しいというわけじゃないですし、ときには怒るし、子どもたちは最初とってもシャイで恥ずかしがり屋です。それでも、自分から仲良くなりたい気持ちを表して、心を開くことで必ず子どもたちも応えてくれます。

今なんとなくモヤモヤすることがある人もない人も、海外が好きな人もそうでもない人も、ネパールにはきっと何か新しいきっかけが待っています!!ぜひ、このチャンスを利用してネパールに訪れてみてくださいね!

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教室で生徒とやりとりをする大竹

募集期間延長!申し込み締め切りは3月4日です!

大竹君も一週間の滞在でネパールの魅力にどっぷり浸かり、魅せられたようです。

村の人々は最低限の資源の中で生きているものの、常に自分が持っているもの(物質・時間・空間)を無意識のうちに周りの人と分け合おうとします。分け合いを通してできる人との繋がりが、ネパール人を幸せにしています。今まで先進国で暮らした中で、このような「幸せの共有」を実感したことはありません。自分をいつも笑顔にしてくれる村の人々のために、精一杯頑張ろうと思わせられます。

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ネパールプロジェクトでの私の原動力となっている村の人々。村のプロジェクト校の訪問とホームステイを体験することで、きっと共感してもらえると思います!

一人でも多くの方がネパールの魅力に触れられるように、皆様のフィールドワークへの参加をお待ちしております!

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お読み頂き、ありがとうございました!


途上国の教育課題を若者の力で解決する

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