美容師のみなさん、カンボジアで先生になりませんか?
サロン向けのヘアケア商品を取り扱うヘンケルジャパン株式会社がカンボジアの働く機会に恵まれない15歳~18歳の青少年へ技術を伝える美容師ボランティアを募集しています!
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日本の技術をカンボジアの若者たちへ
今回ご紹介する「未来をつなぐ夢はさみ」は、ヘンケルジャパン株式会社が認定NPO法人国境なき子どもたちと共同で開催している社会貢献活動プログラムで、2017年6月プログラムに参加する美容師ボランティアを募集しています。
働く機会に恵まれないカンボジアの青少年達に生活支援の寄付をするのではなく、世界トップレベルの日本の美容技術を伝えることで彼らが自分の手で道を切り拓き、自立できる仕組みを作りたい。
そんな思いから2008年より開始された「未来をつなぐ夢はさみ」プログラムは、これまでにサロンオーナーや店長など経験豊かな美容師40名がボランティアトレーナーとして参加し、260名のカンボジアの青少年達に未来を切り拓くための美容技術を伝えてきました。
伝えた技術、そしてこの活動を持続可能なものにするための青少年たちへの就職支援も積極的に行なっており、実際に3名の生徒が美容サロンを開業、40名にものぼる生徒たちが美容関係の仕事に就職するなど夢への一歩を着実に歩んでいます。昨年末に新たにサロンをオープンした1名には、事業継続に必要な備品などを夢はさみ基金から贈呈する予定です。
“教えるだけ” “与えるだけ”では決してない。
時にかわいそうな国、恵まれていない国などネガティブなイメージが頭に浮かぶカンボジアという国。
しかし、本当にそうでしょうか。
確かに、学ぶ機会、働く機会に恵まれない人の数は先進国日本に比べれば多いかもしれません。
それでもカンボジアには、海を超えてしまっては見えない、“今”を懸命に明るく生きるたくさんの若者がいます。
そんな彼らとの日々を過ごした過去参加者の声をご紹介します。
貧困や内戦など・・・今回の夢はさみに参加させて頂くまで、カンボジアにおける自分が持つイメージは、決してポジティブなものではありませんでした。
それがカンボジアに行ってからは一変しました。
夢はさみに参加している生徒達、カンボジアの人々、全ての方が「笑顔」でパワーを凄く感じました。
心が豊かで現在の自分の状況を悲観的ではなく前向きに日々を過ごしていると自分は捉えました。
感情は間違いなく周りに伝染します。
自分自身、美容を仕事を楽しみ、それをお客様や自社に還元していきます。
生徒達の夢や目標、モチベーションなどきっとバラバラだったと想いますが、最後のモデルカットの時に楽しく、自信をもってやっている生き生きした姿をみて、こちらが勇気付けられました。
今回この夢はさみに参加させて頂いて、美容師としてはもちろん、いろんな面ですごく勉強させて頂きました。
まず今思い返して一番印象に残っているのは、生徒達の一生懸命さです。
38度の暑い中、一日中外で練習しているにも関わらず、まったく集中力を切らすことなくみんな一生懸命カットしていました。
カンボジアでは技術を教えてもらえる環境が整っていないから、みんな教えてもらうことが新鮮で嬉しいという話を聞いて、よりこちら側も負けないように必死になりました。
ボランティアと聞くと、「恵まれない人たちに与える活動」というイメージが強い人もいるかもしれません。
しかし、この「未来をつなぐ夢はさみ」プログラムには、彼らに美容技術を伝えることを通し、普段の日本の日常では味わえないような心の中にある情熱を揺さぶられるような体験が待っているのではないでしょうか。
過去の参加者の活動報告はこちらのリンクから読むことができます。
美容技術で切り拓かれる新たな未来、夢を応援しに「未来をつなぐ夢はさみ」応募してみてはいかがでしょうか。
「未来をつなぐ夢はさみ」募集概要
■カンボジア渡航期間
2017年6月10日~6月18日
■申し込み受付期間
2017年2月1日~3月31日(消印有効)
■選考結果通知
2017年4月10日(月)発送
■自己負担費用
合計目安12万円程度
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