2015年にSDGsが採択されて、今年で3年。
先進国・途上国の垣根を超えて、行政・ビジネス・NGOなどセクターの垣根を超えて、持続可能な社会に向けた取り組みが進められています。
持続可能な社会における「Good Life(良い暮らし)」についての考え方が変化してきている中で、各セクターの取り組みを共有し、学びあい、未来を創造する国際会議が東京で開催されました。
本サイト「トジョウエンジン」がメディアパートナーを務めた、「サステナブル・ブランド国際会議2018東京」の様子についてご紹介いたします。
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サステナブル・ブランド国際会議とは?
「サステナブル・ブランド国際会議」はアメリカで10年前に始まった国際会議で、世界各地の都市で開催されています。
日本での開催は今年が2度目。2018年3月1日~2日の2日間にわたって、ヒルトン東京お台場にて開催されました。
国内外から140人を超えるスピーカーによる基調講演や分科会が開催され、1640人を超える参加者が様々なセクターからお台場の会場に集合しました。
多様なスピーカーによる50以上のセッション
2日間にわたって開催された「サステナブル・ブランド国際会議2018東京」では、基調講演や分科会など合わせて50以上のセッションが開催されました。
サステナビリティという大きなテーマのもと、経営、マーケティング、資金調達、地方創生やダイバーシティーなど多様な視点からのセッションが設けられ、企業経営者からNPO職員、学生まで様々な思いを持った人が参加し、セクターや世代を超えて話し合いました。
スウェーデンからアーティストが来日!
生演奏を披露するSustainable Soundtracks
対話によるセッションだけではなく、音楽によるメッセージもありました。
このイベントに合わせてスウェーデンからSustainable Soundtracksというアーティストが来日し、初日のネットワーキングパーティーや2日目のオープニングにて演奏を行いました。
彼らはメッセージ性のある音楽を通じて、気候変動や地球温暖化について啓発する活動を行っています。
ひとりひとりが持続可能な社会を構想するHappy Heroに
「サステナブル・ブランド国際会議2018東京」では、企業やセクターを超えて、より社会を持続可能で豊かなものにしていくために何ができるか、それぞれのアイディアを持ち寄る場になったと思います。
この会議からどのような学びが生まれ、今後どのようなアクションが生まれるのでしょうか。
2日目の基調講演に登壇されたタウンゼンド氏(Futerra Co-Founder)はよりよい社会を創るにはHappy Heroが必要だ、と話されていました。
Happy Heroとは、社会にある無数の課題に対して、希望を持って前向きな姿勢でアクションを積み重ねることができる人のこと。
ひとりひとりが持続的な社会を構想するHappy Heroになることで、より「豊かな未来」が描けるのではないでしょうか。
来年、東京で再び開催されるサステナブル・ブランド国際会議で、より踏み込んだ実践の話ができるよう、個人として、組織として、地域として、自分たちにできることを考え、行動に移していくきっかけとなるようなイベントでした。
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