フィリピンは、経済成長にともない格差が拡大しつつあり、経済的な格差を背景に学校をドロップアウトしてしまう生徒が多くいます。早期結婚、早期出産の問題もあり、貧困の再生産が起こってしまっています。
フィリピンの教育制度の中にはドロップアウトしてしまった生徒が通うオープンハイスクールプログラム(OHSP)というものがあり、e-Educationは現地教育局と連携してOHSPの支援に取り組んでいます。映像授業の作成、提供、教師研修、チューター制度の導入と活動は多岐に渡り、一人でも多くの生徒が自信と誇りを持って社会で生きていけるように活動をしています。
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現フィリピン担当インターン生川上・山崎、現地関係者ら
これまでの活動実績
2013年より活動を開始し、カガヤン・デ・オロ市教育局、カミギン島教育局の信頼を得てパートナシップを構築しました。両教育局とともに、ドロップアウトした生徒が通うオープンハイスクールプログラム(OHSP)に対して、現地の先生方と共に映像教材を作成し、述べ1500名以上の生徒に提供してきました。
e-Educationのパイロット校での活動を 「カガヤン・デ・オロモデル」として中央教育省にも共有し、フィリピン全体へ波及させていく活動も行っています。
加えて、企業連携案件やJICA案件も展開し、より専門性の高い教育支援活動を行っています。
今後のプロジェクト計画
2019年度にかけて、ミンダナオ島カガヤン・デ・オロ市、及びカミギン島の2箇所のパイロットプロジェクトを引き続き展開します。
カガヤン・デ・オロ市では、オープンハイスクールプログラム(OHSP)の教育環境の質的向上に向けて現地教育局や現地教師と協力して活動します。
カミギン島では、パイロット校における課題発見、モニタリング、映像授業の提供とカスタマイズ等を行います。
それらのパイロット事業に加えて、企業連携案件等も通してより多くの地域への教育支援へといかに拡大していくかを検討しながら進めます。
インターン生が取り組む業務
- パイロット校(カガヤン、カミギン)での学習環境モニタリング、他団体との協議や調整、成果検証サポート
- JICA案件や企業案件のサポート(調査設計、現地教師との協議等)
- 教師対象のカンファレンスの準備、開催サポート
得られる経験やスキル
- 行政や企業等を巻き込み、インパクトの大きいプロジェクト展開ができる力
- プレゼンテーションスキル
- 相手の立場に立って物事を考える力
- 教育局長や州知事等、行政トップと仕事をする経験
- 教育支援モデルを確立し、全国展開させる経験
どういった学生にオススメか
- 行政連携、企業連携に関心があり、成長したいと思っている人
- 自分がやりたいことを大切にしながら、現地で必要なことに全力を注げる人
- 途中で投げ出さない人
- 忙しさの中から楽しさや意義を自ら見いだせる人
- 教育を通したビジネスに関心がある人
- 英語でのコミュニケーションに不安がない人
途上国への熱い思いをもった方、ご応募お待ちしております!
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