中野 秀敏 | トジョウエンジン https://eedu.jp/blog 途上国のイメージを豊かにするノンストップ・デイリーマガジン Mon, 07 May 2018 03:41:53 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=5.6.15 【e-Education国内インターン募集】最高の授業を世界の果てまで届ける大学生挑戦者を募集しています!【2018年5月20日〆切】 https://eedu.jp/blog/2018/05/01/domestic_intern_2018/ https://eedu.jp/blog/2018/05/01/domestic_intern_2018/#respond Mon, 30 Apr 2018 15:00:19 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=47040 「途上国の教育課題を、若者の力で解決する」 私たちNPO e-Educationは、途上国の教育課題を自らの手で解決しようと挑戦する大学生によって生まれた団体です。 バングラデシュから始まった活動はアジア各国に広がり、こ […]

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「途上国の教育課題を、若者の力で解決する」

私たちNPO e-Educationは、途上国の教育課題を自らの手で解決しようと挑戦する大学生によって生まれた団体です。

バングラデシュから始まった活動はアジア各国に広がり、これまで約40人の学生が現地でプロジェクトを立ち上げ、現地の教育環境を改善してきました。
今回は、現在活動している海外の活動を国内でサポートする国内インターン生の採用を行います。

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2018夏募集、開始します!

私たちe-Educationのプロジェクトでは、現地の学校や先生とのやり取りはもちろん、現地教育局や他NGO団体、様々な日系企業との連携・協働することも増えてきました。多くの人を巻き込みながらプロジェクトを展開し、最高の教育を届けるための挑戦は次なるステージに進みつつあります。

そんなe-Educationの活動を支えるのは他でもない国内での事業です。国内での活動でe-Educationの知名度向上のための広報、資金調達のファンドレイジング、支援者の方への説明責任のための活動報告会、ほかイベントの運営など、国内では様々な事業があります。表舞台の海外事業を支える国内事業。とても意義ある活動を一緒に支えてくれる「最高の仲間」を募集します!

興味のある方は以下の募集要項をお読み頂き、ぜひ国内インターン選考にご応募ください!

募集要項

募集概要

  • 職種: 国内インターン
  • 募集人数: 2名程度
  • 対象: 大学生、大学院生
  • 任期: 2018年7月~12月末(期間延長は応相談)
  • 待遇: 自宅からオフィスまでの往復交通費支給

インターン生が取り組む業務

e-Educationの活動を支える事務局インターン。
具体的には、国内外への広報、資金調達業務、イベント運営、ソーシャルメディアの活用など。力量をみて、業務企画提案などもしていただきます。

得られる経験やスキル

  • スタートアップNGOでの業務経験
  • WEB・ソーシャルマーケティングの経験
  • 資金調達業務経験
  • 社会課題に取り組む学生・社会人とのネットワーク

求める人物像

  • 大学生又は大学院生
  • 週に2回以上かつ週に10時間以上を、e-Educationの東京オフィス(千代田区東神田)での業務に充てられること
  • Word、Excel、Powerpointを業務に支障ないレベルで使えること
  • 熱意と柔軟性を高いレベルで融合して持っていること

《以下の方は優遇》

  • ブログ等のWEBメディアのライター・編集経験

募集期間

<エントリー受け付け期間>
5月1日(火)〜5月20日(日)23:59まで
※エントリー頂いた方に選考書類をお送りしますので、お早めのエントリーをお待ちしております。

<課題提出〆切>
5月27日(日)23:59まで

応募の流れ

説明会日程

インターン応募につきましては、説明会への参加が必須となっております。
以下の日程から都合のつく日時をご確認の上、説明会参加フォームよりお申し込みください。

説明会参加フォームへ »

日時
5月12日(土):12時〜14時
5月16日(水):19時〜21時
5月19日(土):15時〜17時

場所
e-Education東京オフィス (千代田区東神田1丁目2-8 赤塚ビル2階)
最寄駅:JR馬喰町駅/都営新宿線馬喰横山駅 徒歩3分

また、お問い合わせについては、件名を下記のようにご記入の上、本文をお書きいただき、info[at]eedu.jpまでご連絡をお願い致します。
※[at]は@に変換して下さい。

応募方法

以上の募集要項を確認いただき、ぜひ参加したいと決意して下さった方は、説明会にご参加ください。その後、具体的な選考についてご連絡をさせて頂きます。

選考プロセス

  1. 書類選考(エントリー頂いた方へ選考書類をお送りします)
  2. 面接(書類選考通過者のみ)

応募後の流れ

上記説明会参加フォームから申し込み

説明会に参加

インターンにエントリー

弊団体から書類選考課題を送付

選考課題を提出

書類選考の結果、及び面接日程のご連絡

担当者と面接(複数回)

7月上旬を目処に合否通知

7月下旬または8月上旬に国内(東京)にて研修

最後に

今回国内インターンにご応募いただく方には、新たなe-Educationの一員として、「最高の教育を世界の果てまで届けよう」という私たちのミッションに向かって、私たちと共に様々な活動に挑戦して頂きたいと考えています。

途上国の子ども達に教育の機会を届けることを通して、彼らが夢や想いを実現することをサポートし、誇りを持って生きていくことを応援したいと思っています。

熱い意思を持った方のご応募をお待ちしております!

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我輩は猫ではありませんが、海外旅行ではネコのように過ごします(中野秀敏) https://eedu.jp/blog/2017/08/05/like_a_cat/ https://eedu.jp/blog/2017/08/05/like_a_cat/#respond Sat, 05 Aug 2017 03:02:56 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=43661 皆さん、この夏はどう過ごしていますか? 夏の長期休暇を利用して海外旅行にこれから行かれる方、既に行った方も多いと思います。 それでは現地でどのように過ごすでしょう?私はネコのように過ごします、e-Educationの中野 […]

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皆さん、この夏はどう過ごしていますか?

夏の長期休暇を利用して海外旅行にこれから行かれる方、既に行った方も多いと思います。

それでは現地でどのように過ごすでしょう?私はネコのように過ごします、e-Educationの中野です。

私は仕事で海外に行くことは殆どありませんが、旅行としてはよく行きました。20回から30回くらいでしょうか。バックパッカースタイルで日本からの往復の飛行機だけ予約してホテルなんかは現地についてから探します。

大体1回に10日間位滞在し、主に途上国で現地の人達と触れ合うのを目的としています。そして気づきました。旅行中、私はネコのように過ごすのです。

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うろうろして、昼寝

2ねむるねこ

知らない街を一人でずっと歩き続ける海外の旅。

帰り道がわかるように時々振り返りながら。これは完全な非日常で楽しい反面、とっても疲れます。

とっても疲れるので、午前中だろうが夕方だろうが昼寝をします。都会ではホテルに帰って寝ます。道端で日陰を探して寝ることもあります。寝っぱなしです。

休みの日に自宅にいるとわかるのですが、やつら(ネコ)はずっと昼寝しています。

ちょっとずつ、断続的に食べる

ねこのごはん1

旅の楽しみにの一つが食。いろんなものを食べたいので、屋台でちょっとずつ食べます。

アル―のサモサ(インド文化圏でいう「ジャガイモのコロッケ」に似たもの)とか美味しいです。バナナやマンゴ―を買って食べるとか。皮をむいたり洗えるフルーツは雑菌の心配がなくむしろ清潔ですし、味も日本と全然違います。

すると、ずっと何かを少しずつ食べていることになるので、まとまった食事をすることは殆どありません。ちゃんとしたお店(日本人的な感覚で「ちゃんとしてる」かどうかは疑問ですが)で食べる回数は極端に少ないです。

休みの日に自宅にいるとわかるのですが、やつら(ネコ)は一日に10回近くに分けて少しずつ食事をします。

見えない何かと戦う

はねるネコ

旅先の途上国では、法律がコロコロと変わります。ただしそれに皆が一気に適応するとはかぎりません。

例えば、消費税にあたるものの税率が店員によって違ったり、バイクタクシーの値段が交渉で決まったりします。短期滞在だとその辺の感覚が分からずに、現地の人からしても常識はずれな値段で押し通そうとしてしまうことがあります。

以前、インドを旅した時に三輪タクシーの運転手と言い争ったことがありました。最初は130ルピーと約束したのに、途中で300ルピーと言ったんだと言い張るのです。怒ってタクシーを降りて、別の三輪タクシーに乗ったのですが、どうやら行こうとしていた場所が130ルピーで行ける距離ではなかったことを知りました。

言葉も違えば、文化も違う。そんな環境だからこそ、見えない何かと戦うことがある。これも旅の醍醐味の一つでしょう。

休みの日に自宅にいるとわかるのですが、やつら(ネコ)は、突然興奮してダッシュ!見えない何かと戦ったりします。

自宅に戻ると

旅の終点はいつも自宅の扉。海外旅行から帰ってくると、玄関でネコ2匹がお出迎えしてくれます。

やあ、ただいま。今夜は魚をたべよう、できれば刺身で。

そんな旅路を思い出す夏の季節。今年はどこへ行きましょう。

これから旅される皆さん、ネコのように過ごす旅はいかがですか?

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選ぶのはあなた自身のはずなのに?アッシュの実験とラジカセ犬の物語から学ぶ、意外と気づかない心理学の話。 https://eedu.jp/blog/2017/06/16/is_it_your_will/ https://eedu.jp/blog/2017/06/16/is_it_your_will/#respond Fri, 16 Jun 2017 06:58:49 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=43358 みなさん、こんにちは。前回「40代でNPOに転職するのは不思議ではない」という記事を書いた、中野秀敏(47歳)です。 不思議ではない、とはいえ、NPOへの転職なんとなく踏ん切りのつかない方もいらっしゃると思います。「NP […]

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is_it_your_will

みなさん、こんにちは。前回「40代でNPOに転職するのは不思議ではない」という記事を書いた、中野秀敏(47歳)です。

不思議ではない、とはいえ、NPOへの転職なんとなく踏ん切りのつかない方もいらっしゃると思います。「NPOなんてよく分からないし、上手くいくかどうか不安だし、やっぱりやめとけば?」という、よくある意見に流されて。

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そうめんは流されてもよい

そこで思いつきました。今回は「人は他人の意見に流されやすいということ」「できないと思い込んでいること」の2つについて、ある心理学実験の研究を紹介します。

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ヒトは無意識のうちに多数派に同調してしまう

心理学者のソロモン・アッシュが、こんな実験をしています。

まず誰でも正解が認知できるような問題を用意します。たとえば、A,B,Cの3択問題で明らかにBが正解の問題を用意するとしましょう。ここに、実験対象者に加えて、あえて不正解(C)を選ぶサクラを複数人用意すると、一体どんなことが起こるでしょう?

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ソロモン・アッシュの実験

被験者1人に対して、7人のサクラがわざと不正解を選択すると、多数派の影響を受けた被験者のうちの35%は、間違った答えを選択するのです。

人は、集団に受け入れられたいがために、その集団の基準に合うように態度や行動を変える傾向があるのです。これが集団浅慮発生の最大の原因であるともいわれています。

どうでしょうか?なんだか身近に感じる話ではありませんか?

学習性無力感

もう一つ研究事例を。

マーティン・セリグマンという心理学者が動物や人間で実験を行ったのですが、同じ原理を別の事例で紹介します。『動物のお医者さん』という漫画に出てくる「ラジカセ犬パフ」です。

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佐々木倫子「動物のお医者さん」(白泉社)より

佐々木倫子「動物のお医者さん」(白泉社)より

ご覧の通り、ラジカセ犬パフは「過去の経験から、自分では動かせないと思い込んでいる」のです。これを「学習性無力感」といい、人間でも同じようなこと確認されています。

どうでしょうか?こちらも身近に感じる話ではありませんか?

イノベーションのジレンマ

「過去の経験に縛られる」という言葉の解釈をもう少し広げると、個人だけではなく組織にも似たようなことが言えます。

例えば、大企業で破壊的イノベーションが起こりにくいと理由の一つ『イノベーションのジレンマ』です。ハーバード・ビジネス・スクールのクリステンセン教授が書かれた本のタイトルでもあり、ご存知の方も多いでしょう。

大雑把にいうと、そもそもイノベーション(革新)とは現状を基準としていては生まれません。現状からの改善で生まれるのは「最善の修正」であって、「真の革新」ではないのです。

「最善の修正」が行われるほど、より少ない労力でより大きな成果を生むことができるようになります。しかし、これは裏を返せば過剰な最適化であり、現状が変化した時への対応力が下がるということでもあります。やや不正確な表現ではありますが、持続的イノベーションを続ける集団では、破壊的イノベーションが起こりにくいのです。

これを『イノベーションのジレンマ』といいます。

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私が寝ているうちに、イノベーションを起こしてください(しろ/新宿区在住/無職)

組織人としての行動は、一個人の行動にも影響を及ぼします。企業や行政で経験を積んだ40代が、NPOへの転職(イノベーション)を無意識に躊躇するのは、こういった理由も背景にあるのです。

どうでしょうか?なんだか身近に感じる話ではありませんか?

惑わされないように。選ぶのはあなた自身です。

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そんなに不思議なことですか?45歳でNPOに転職したN男の探究 https://eedu.jp/blog/2017/05/12/nakano_question/ https://eedu.jp/blog/2017/05/12/nakano_question/#respond Fri, 12 May 2017 11:27:15 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=43325 みなさんこんにちは。2016年春からe-Education に正職員として加わった中野秀敏です。 NPOであるe-Educationへの転職当時、私は45歳でした。この年齢でNPOへ転職というと、「なんでわざわざ?」と不 […]

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みなさんこんにちは。2016年春からe-Education に正職員として加わった中野秀敏です。

NPOであるe-Educationへの転職当時、私は45歳でした。この年齢でNPOへ転職というと、「なんでわざわざ?」と不思議な顔をする方々が結構います。

ところがですね、実はそんなに不思議なことではないんです。

2

「やりがい」は一部では売っているようです

今回私がこの記事を書いている理由は、私の経験から、皆様へ、特に同年代の方々にそのことをお伝えしたかったからです。圧倒的に面白い仕事への転職なのに、それをちゃんと伝えきれていないと思ったからです。

最初にお断りしますが、NPOといっても目標とする解決課題にはさまざまな違いがあります。ご近所の騒音から地球環境などの地域の広さの違い、幼児保育から老人介護などの世代の幅の違い、震災に対する緊急支援などスピードの違いなどです。今回は、e-Educationが取り組んでいる、非営利の民間国際協力の分野について主に考えます。

40代、「やりがい」が減っていませんか?

不遜な言い方ですが、40代の皆さん、そろそろ今の仕事に飽きてきていませんか?
私は45歳の少し前から同じ仕事にマンネリを感じていました。

度を超えない正直な物言いは、私の美徳であると思いたい。

私の従事していた製薬関連企業の仕事は、人類に幸福をもたらす典型です。当時の私はもう十分上手くそれをできるようになっているという自信がある一方、もっと直接的に効果的に、自分という資源どうやって社会に反映すれば、自分自身が満足するだろうかと考えていました。

「やりがい」という言葉におきかえてみれば、同じようなことを感じている方は少なくないと思います。私の場合、その発露が、国際協力でありNPOでありe-Educationでした。

40代が少ないNPO業界はチャンス

実際にNPOに入ってみて初めて、NPO業界には非常に優秀な20代、30代が多い一方、40代はそもそも従事する人数自体が極端に少ないことに気がつきました。

少ない理由は多分ふたつ。ひとつめが、NPOの活動を紹介するために効果的な手段であるインターネットが世に広まったのが、比較的最近だとこと。

ふたつめは、NPOの数が一気に増えた、通称「NPO法」が制定されたのが1997年であるということです。ですから、現在のNPOにはインターネットに馴染みのある20代から30代が多く、次いで1997年以前から社会で草の根活動をしていた50代以上の方が多いのです。今の40代はNPOの世界では、狭間の世代、チャンスの世代なのです。

40代のアドバンテージとは?

NPOの多くは、数人から数十人レベルの人数で運営しています。企業でいえばベンチャーに近い状態です。だからこそ、社会人経験を十分に積んだ40代がやれることは沢山あるのです。どんな企業でどんな業務をしていたとしても、40代でしたら、例えば営業や経理のような個人の専門分としての経験以外に、おそらく以下のような経験があり、これが役に立つのです。

  1. 部下や後輩を指導・育成すること
  2. プロジェクトを運営すること
  3. 組織間の調整をすること

1、部下や後輩を指導・育成すること

あなたが面接して採用した部下、もしくは配属されてきた部下や後輩にいかにやりがいを持って業務にあたってもらうか。全くの未経験で配属されてきた後輩にどうやって業務を覚えてもらいましたか?落ち混んでいる部下をどうやってコミュニケーションをとり、やる気になってもらいましたか?NPOでは、あなたは人よりも少しばかり人生経験が豊かなのです。

2、プロジェクトというものがわかっていること

プロジェクトには達成目標があり、予算と期限があり、仲間や利害関係者との協力が必要です。あなたは目標を達成するための計画をどうやって立てましたか?予算が足りない、期限に間に合わないときにどうやって交渉しましたか?

3、組織というものを理解しているということ

組織は分業と協働で成り立っており、各業務を行う部署をハコとして作っても、実際に一番難しいのは、ハコとハコの間のグレーゾーンをどうやって埋めるかということをあなたは知っているはずです。これは、幾つかのハコに入ってみたり、色々な組織を眺めてみないことには、なかなか身につきません。

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貴方の経験が必ず役に立ちます

収入はそんなには減らない

やりがいがあって、今の40代が輝くステージが用意されているNPO業界ですが、皆さん気になるのは収入ダウンでしょう。正直に言えば、20代、30代に比べて、40代の人は収入ダウンになる割合が高いと思われます。
ただし、NPO職員の収入は、皆さんの想像よりは恵まれているのではないかと感じます。

度を超えない正直な物言いは、私の美徳であると思いたい。

調べても統計結果が見つけられないので正確なことは言えないのですが、私が聞き及ぶ限りNPO職員の収入は上昇傾向にあります。大手企業との差は依然として小さくないものの、多くのNPOと同程度の規模であるベンチャー企業との差は、皆さんの想像よりもずっと小さいと感じます。

これは、NPOこそ優秀な人財が必要であること、が理由です。NPOは直接金融(主に株式発行など)による資金調達ができないのです。限られた資金で最大限に効率よくに業務を遂行するためは、優秀な人財が必要であり、従事者の収入が人財獲得の障壁になってはいけないという考え方が強まってきているのです。

40代からの、あと20年をどう過ごすか?

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私もヒトで言えば40代後半です(新宿区在住/むうさん/無職)

いかがでしょうか?45歳でNPOに転職することの不思議さは軽減されましたか?

私は、今までの経験を生かすチャンスと、優秀な仲間と、人を笑顔にする仕事と、我慢できる程度に下がってしまった収入に満足しています。

世界では、ますますAIに仕事が取って変わられる潮流が強くなっています。20年前、職場にPCは一人一台ありましたか?10年前、スマートフォンを持っていましたか?最近は通話よりもメールの方が多くありませんか?

あと20年、あなたの仕事は今の形のまま存在するのでしょうか?収入は保証されているのでしょうか?そして、あと20年という人生を費やすほどの「やりがい」が存在するのでしょうか?

家族の反対がなければ、NPO業界に入ってみて下さい。絶対に楽しいことは、何の保証もできない私が保証します。

度を超えない正直な物言いは、私の美徳であると思いたい。

こんな考え方、みなさんは不思議だと思いますか?

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