島田 颯 | トジョウエンジン https://eedu.jp/blog 途上国のイメージを豊かにするノンストップ・デイリーマガジン Sun, 06 Aug 2017 09:57:29 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=5.6.15 映像の力で途上国のリアルを伝える!e-Education×アクセプト・インターナショナル合同上映会イベントレポート https://eedu.jp/blog/2017/08/05/movie_event_0801/ https://eedu.jp/blog/2017/08/05/movie_event_0801/#respond Sat, 05 Aug 2017 07:26:27 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=44830 国際協力に取り組むNGOの名前はたくさん聞くけど、海の向こうの出来事なので具体的な活動はあまりイメージが湧かないなと感じている方は多いのではないでしょうか? そうした中、途上国での活動のリアルを伝えるために「映像の力」を […]

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国際協力に取り組むNGOの名前はたくさん聞くけど、海の向こうの出来事なので具体的な活動はあまりイメージが湧かないなと感じている方は多いのではないでしょうか?

そうした中、途上国での活動のリアルを伝えるために「映像の力」を活用する団体が増えています。

そこで今回は、トジョウエンジンの運営団体であるe-Educationと平和的な手法でテロ・紛争問題に取り組むアクセプト・インターナショナルが先日8月1日に開催したドキュメンタリー合同上映会の様子をご紹介します!

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1.『Real Gangsters-The Unknown World of Eastleigh』

こちらの映画はアクセプト・インターナショナルが約1年半の歳月をかけて撮影した作品で、ケニアにおけるソマリアギャングの抑圧を題材としています。

ドキュメンタリー概要

 「テロリスト予備軍」と呼ばれ、地域住民たちの恐怖の的となっている若者たち。彼らソマリアギャングは窃盗や薬物売買などの犯罪行為の主要因とされ、一部にはイスラム過激派組織「アル・シャバーブ」との関係が指摘されています。
彼らはなぜ「テロリスト」と呼ばれるに至ったのでしょうか。祖国を失い、隣国に逃れてから彼らを襲った経済的困窮、地域社会からの民族差別、警察からの不当な取り締まり。社会から居場所を奪われた彼らが行きついた先、それがギャング組織でした。
約16分間のドキュメンタリー動画では、ギャング達の社会に対する怒りと諦念、私たちとの対話の中で見出した新たな希望と決意が鮮明に描かれています。
(アクセプト・インターナショナルFacebookページより引用)

また、こちらの映画はYoutubeにて公開されておりますので、ぜひご覧ください。
『Real Gangsters-The Unknown World of Eastleigh』を見る »

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2.『Documentary of 奇跡の合格―夢を追いかけてー』

こちらはe-Educationが昨年6月に実施したクラウドファンディングプロジェクト「インドネシアの『奇跡の合格』ストーリーをドキュメンタリー映画で伝えたい!」を通じて100名を超える方々からのご支援をいただき、インドネシアで撮影された作品です。

ドキュメンタリー概要

 2015年7月、e-Educationインドネシアが支援してきた貧しい子供が働きながら通う学校“マスター”から2人の学生,「ドド」と「シンティア」がインドネシア最高学府・インドネシア大学へ合格。
彼らはなぜ公立学校へ行くことができなかったのか。恵まれない学習環境ながらも、インドネシア大学合格という夢をあきらめなかった原動力は何だったのか。そして、これから人生をかけて行いたい夢は何か。
ドドの父親が勤める会社は彼が幼くして倒産。住む家もなくスマトラをひたすら歩き続けた日々―。小学校の前でお菓子を売って生計を立てていたドド。目の前では自分と同じ年の子供たちが楽しそうに勉強している。「僕は父と弟のためにも働かないといけないから、学校へは通えないんだ。」
2人へのインタビューを通して明らかになる事実。ドドとシンティアの親族や友達へのインタビューも行い、いろいろな目線から2人の人生に迫る。

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映画作成に関わったスタッフからのプレゼンテーション

上映会では、映画作成に関わった各団体のスタッフから映画の内容説明や伝えたいメッセージなどを参加者の皆さまへお伝えしました。

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アクセプト・インターナショナル 前岡和(まえおかなぎ)

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e-Education 島田颯(しまだそう)

映画上映後に行われた交流会においても、映画制作の裏話や途上国における熱い想いなどのトークで会場は大盛り上がりでした。

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今回は、e-Educationとアクセプト・インターナショナルでの初の合同イベントでしたが、参加者同士の交流も活発なとても有意義な会となりました。企画したスタッフの間でも早速「ぜひ第2回の合同イベントも企画しましょう!」と声が上がっており、ぜひ今後のイベント開催もご期待ください。

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「最高の授業を世界の果てまで届ける」サポーターを募集中!

上映会でもご案内させていただきましたが、「最高の授業を世界の果てまで届ける」e-Eduationの活動を応援するキャンペーンやサポーター制度を設けております。

気軽にキャンペーンを通じて応援したい、月々の寄付を通じてe-Educationの活動を支援したいという方は、ぜひ下記をチェックしてみてください。

「無料で国際協力ができる!」セゾンカードコラボキャンペーン »

マンスリーサポーター制度について詳しく見る »

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インドネシアの未来を担う2人の大学生!「奇跡の合格」を果たしたドドとシンティアを紹介します https://eedu.jp/blog/2016/06/25/introduction_indonesia_success/ https://eedu.jp/blog/2016/06/25/introduction_indonesia_success/#respond Sat, 25 Jun 2016 10:40:31 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=41415 みなさん、いつもトジョウエンジンをお読み頂きありがとうございます。インドネシアプロジェクト担当の島田颯です! 私たちe-Educationは、昨年のインドネシア大学合格者2人のドキュメンタリー映画を作り、さらにその2人を […]

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みなさん、いつもトジョウエンジンをお読み頂きありがとうございます。インドネシアプロジェクト担当の島田颯です!

私たちe-Educationは、昨年のインドネシア大学合格者2人のドキュメンタリー映画を作り、さらにその2人を日本に招いて上映会を開催するためMoonshotクラウドファンディングに現在挑戦しています。

本日はこの合格者2人についてご紹介させていただきます!

クラウドファンディングで応援する »

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2人の生い立ち

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写真一番左がドド。インドネシア担当・島田と職員吉川、インドネシア大学生たちと共に

ドド

ドドは6歳から11歳まではほかの人と同じように公立の小学校に通っていました。しかし彼が11歳、小学校5年生の時に彼の父が経営していた貿易会社が倒産。家を失い、両親も離婚、そして経済的な問題で学校に通えなくなってしまいました。ドドと彼の家族は、仕事を探しに歩いて国を歩き回り、スマトラ島へ移動。そんな生活を2年間続け、13歳の時にスマトラ島の村で仕事を見つけ、ドドも村の学校に通い始めることができるようになりました。

中学校は村から出て、町の優秀な学校へ通うことになりました。中学生のときも、家計を支えるために工事の仕事をしながら、学校に通っていたといいます。8年生(中学2年生)の時に参加したトラディショナル・ミュージック・フェスティバル(全国大会もある大きな大会)という大会で見事、入賞。この音楽での功績が認められて、ドドは高校の推薦をタレント枠で得ました。そうして、推薦で高校に入学します。

こちらでドドがインドネシアのテレビ番組に出演して演奏している様子が見れます。

しかし、彼の父がドドの高校入学とほぼ同じタイミングで再び失業。ドドは家計を支えるために、高校を入学して3日で止むを得ず退学しました。またも仕事探しの日々が始まりました。父と弟とスマトラ島を回り、なんとか耐えしのぐ生活。

一番思い出に残っている仕事は学校の前でチョコレートケーキを売る仕事だったそう。学校に行くことができているほかの子がとてもうらやましかったと振り返ります。1年半の間、スマトラ島でこうした生活を続け、その後ジャワ島のボゴール(ジャカルタから2時間ほどの街)へ移動。当時20歳、ボゴールで新聞売りの仕事を始めます。

ある日、ふと自分が売っている新聞をみると、そこに無料で通うことができるマスターという学校がデポックにあるという記事を見つけました。父に「この学校にいきたいんだ」とお願いし、弟と行くことに。そうして、マスターに通い始めます。最後に学校に通っていたのは高校のはじめ3日間。ドドは大学進学を希望し、その年に受験を決意しました。高校3年間の内容を1年間で学習し、国内最高学府のインドネシア大学の伝統ある経済学部(インドネシアの多くの官僚も経済学部出身)に挑戦しました。

とはいっても、家計は依然として苦しく、ストリートミュージシャンとして働きながら、大学合格を目指し必死に勉強しました。マスターで大学進学のプログラムの存在を知り、参加。振り返ると、辛いこともたくさんあったけれど、なにより勉強できる喜びと、大学進学へのモチベーションで乗り切ることができたと。1年間の努力の末、見事合格しました!

シンティア

添付④ 合格者

写真右

シンティアは生まれたと同時に両親が離婚。母は家計を支えるために出稼ぎ労働者としてマレーシアやシンガポールで過ごしていたといいます。シンティアは祖母の家で育てられ、7歳の時に母が出稼ぎから帰ってくるまで、母とは会ったことがなかったそうです。

小学校、中学校までは公立の学校に通っていました。しかし、シンティアが高校生になった時に、祖母が高齢になり一緒に生活することが難しくなり、いとこの家族とともに暮らすためデポックへ移動。高校生活の最初の1年は専門学校に通うも、入学金2万円、毎月4000円の学費に制服や靴などの費用はすべてシンティアのいとこ家族に負担してもらっていることを申し訳なく思っていました。

1年を終えた時に、これ以上負担をかけたくないと思い、学校をやめることを決意。無料で通うことができて資格がとれる学校を探し、実際に訪問します。その中でマスターに巡り合い、進学を決意。

はじめは夜間の部から通学を開始しましたが、ある日、ボランティアで来ていたインドネシア大学の医学部の学生に「シンティアは優秀だから夜間ではなく昼の部に通って大学進学を目指したら?」と言われて大学進学を目指すことにしました。

加えてマスターの活動でソシアル・サイエンス・オリンピアという大会に参加。まわりは公立学校や私立学校の学生ばかりで自分たちの学力をすごく不安視していたが、サポートに来てくれていたインドネシア大学の学生たちにモチベートされ、志高く大会に臨みます。結果、数ある高校の中で3位入賞という結果を残し、自分の学力に自信が持てるようになったのです。

結局、どんな環境にいてもやるかやらないかは自分次第!と思い、インドネシア大学への受験を決意。1年目は挑戦の結果、残念ながら不合格。ただ、やはり、インドネシア大学への夢をあきらめられず、浪人を決意。翌年、ドドと同じ大学進学のプログラムに参加し、見事、インドネシア大学・社会文化学部の合格を勝ち取りました!

なぜインドネシア大学をめざしたのか

添付③ インドネシア大学

ドド

現在、世界銀行で働くSri Mulyaniさんというインドネシア大学経済学部の出身の女性を尊敬し、あこがれを抱いた。彼女のように賢く、ハードワーカーな人間になりたいと思い彼女と同じ学部を志望しました。加えてインドネシア大学は奨学金のシステムが一番整っており、経済的な負担は少なく、国内トップの授業を受けられるから目指したといいます。

将来は経済学者になって、インドネシアを持続可能な発展、開発に貢献し、裕福と貧困の不平等さを減らしたい、国民の全員が食べて、働いて、学校へ通える世界を実現したいという夢をかなえる為、インドネシア大学で勉強に励んでいます。

シンティア

インドネシア大学は国内最難関の大学であり、仕事やイベントで先輩や企業とのつながりが強く、また奨学金の制度が整っているため通いやすいという理由が挙げられます。

卒業後は家族から独立し、世界を旅してまわりたいという夢を持っています。加えて、大学で学んだことをもとに、社会学者になってほかの国のことを学び、インドネシアへ持ち帰りたい、貧困の連鎖を断ち切るようなソーシャルシステムを構築して、その一つとしてマスターのような学校をつくりたいという夢を彼女は持っています。

2人を応援していただける方を募っています


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このようなインドネシアの未来を担って活躍する2人を応援していただける方を現在クラウドファンディングで募っています。

ぜひご支援ご協力のほどよろしくお願いいたします!

クラウドファンディングで応援する »

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インドネシアの奇跡の合格をドキュメンタリーに!逆境に挑んだ2人の生徒のストーリーを追うためクラウドファンディング挑戦中 https://eedu.jp/blog/2016/06/01/indonesia_documentary/ https://eedu.jp/blog/2016/06/01/indonesia_documentary/#respond Wed, 01 Jun 2016 02:32:00 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=41259 昨年のインドネシア大学合格者Dodo みなさん、はじめまして。2015年9月より5代目e-Educationインドネシアプロジェクトマネージャーとして活動している、現在、早稲田大学国際教養学部2年の島田颯(そう)です。 […]

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昨年のインドネシア大学合格者Dodo

みなさん、はじめまして。2015年9月より5代目e-Educationインドネシアプロジェクトマネージャーとして活動している、現在、早稲田大学国際教養学部2年の島田颯(そう)です。

私達e-Educationはインドネシアで高校生の大学受験支援をしていて、活動を始めた2年目の昨年、皆様からの応援のおかげで2名のトップ大学合格者を輩出することができました。

その奇跡の合格から1年たった今年、私たちはその2人の大学生の合格にいたるまでの壮絶なストーリーをドキュメンタリー映像として記録に残すべく、クラウドファンディングに挑戦しています!

この記事を皮切りに、e-Educationのインドネシアでの3年間の活動、今回のクラウドファンディングの挑戦にいたった経緯をインドネシア歴代プロジェクトリーダーによるリレー記事でお伝えさせていただきます。

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18歳の私が大学1年から休学してインドネシアへ渡ったわけ

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まず、北海道出身の当時18歳だった私がなぜインドネシアで教育格差を解消するというチャレンジをしようと決心したのかお話させてください。

プロジェクトに参加した理由としては大きく2つあります。1つ目は、世界を肌で感じたかったからです。早稲田大学に入学して、魅力的な授業はたくさんありましたし、なにより自分にとって刺激的だったのは、身近な仲間や先輩が世界というグローバルなフィールドで活躍しているということでした。

上京して半年でたくさんの刺激的な出会いや発見があり、自分も自分の可能性にワクワクし、いますぐにでも何か社会に大きなインパクトを与えられるような活動がしたい!と思うようになりました。そのような中で、いろいろな素敵な出会いやご縁があり、このe-Educationのインドネシアプロジェクトへの参画のお声がかかり、その日のうちに参加を決意しました。

2つ目は、教育は世界の社会問題を解決するきっかけになるのではという思いがあったからです。

高校の時に、課題図書の一つでトマス・ピケティの「21世紀の資本」という本がありました。そこで述べられていたことは、「1%の富裕層が世界の富の99%を独占している」ということでした。北海道で生まれ育った私は特に貧富の差を感じることはなく、現実味がない話でした。

しかし、フィリピンへ留学したとき、この文章の意味を実体験として感じ取りました。日本よりもきれいで大きなショッピングモールの陰に広がるスラム街。フィリピン人によると、スラム街に住む子供の多くは学校にいくお金がなく、物乞いをして生活していると聞きました。

18年間北海道で生まれ育った自分にはあまりにも衝撃的なできことでした。そのフィリピン人はこうも言っていました。「もし彼らが学校に行けたとしたら、彼らの人生も良くなると思うんだけどね。」当たり前に学校へ通ってきた自分が教育の大切さを実感したできごとでした。

それから、漠然とではありますが、教育って富の格差を解消するきっかけになるのでは、と思い始め教育に関心を持つようになり、そういった活動を将来していきたいと思うようになりました。こうした思いもe-Educationでの活動と強く結びついています。

マスターというフリースクールでの活動

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このような想いを抱いて飛び立ったインドネシアで実際にどのような活動をしているのか、次にお伝えします。

いま私たちは、ジャカルタから1時間ほどの場所にあるマスターというフリースクールでの支援を行っています。マスターとは様々な事情で公立の学校に通うことができない学生が集めるフリースクールで小学生から高校生まで幅広い学年の生徒がいます。私たちは主に高校生の学習支援を行っています。

マスターに通う高校生の多くは日中働いていたり、家で家事をしなくてはならなかったり、という学生が大半です。また、先生の多くはボランティアで来てくださっている先生で、学校に来れる日程が未確定という問題があります。

添付② 授業風景

マスターでの授業背景

そこで、e-Educationインドネシアはマスターの高校生に映像教育を届けています。映像学習は自分の時間に合わせて、何度でも学習できるため、マスターの学生に最適の学習方法なのです。

また、インドネシア大学の大学生もチューターとして、映像授業に参加するので、わからないところはあれば彼らに聞くことができます。このような活動の結果、先ほどお伝えしたように、昨年度はインドネシア最難関大学であるインドネシア大学へマスターから2名の合格者を輩出しました!今年度も彼らの背中をみてきた後輩たちがインドネシア大学へ挑戦しており、結果発表が楽しみです。

スンバ島

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また、私たちは、バリから飛行機で1時間ほどの場所にあるスンバ島と呼ばれる小さな島でも活動しています。道には水牛が歩いていたり、お兄さんが鶏をバイクで担いで走っていたり、ジャカルタとはかけ離れた生活環境です。

インターネットアクセスも乏しく、動画の再生も厳しい中、教育機会の格差へのアプローチをしています。対象は同じく高校生への学習支援で、島の教育局と連携しながら、各校の先生を巻き込みながら映像授業を活用しています。

クラウドファンディング挑戦中【7月10日まで】

添付④ 合格者

インドネシア大学合格者、写真中央Dodo、写真右Chintya

そして昨年、最難関のインドネシア大学に2名合格してから1年たったいま、私たちは彼らがどのような想いで大学受験に挑んだのか、経済的な困難に直面しながらも、それを乗り越えてたどり着いた奇跡の合格ストーリーをドキュメンタリー映画という形で収めたいと思っています。

ドキュメンタリー化したストーリーをe-Educationの活動国であるバングラディシュ、フィリピン、ミャンマー、ネパールなどで展開することで、同じ境遇にいる若者たちに「どんな困難な状況でも夢は叶えられる!」ということを伝え、新たな希望や挑戦を生み出すことに貢献したいのです!

また、クラウドファンディングが成功した暁にはインドネシアの未来を担うこの2人を日本に招待し、受験当時の熱い想い、そしてこれからの目標を語ってもらいながら、ドキュメンタリーの上映会を開催したいと思っています。

彼らに来日してもらうのはe-Educationのサポーターの皆様と直接話す機会を届けるためです。彼らが、普段なかなか顔を見ることのできない支援者の方々と直接会う機会を得ることで、感謝の思いを伝えられると同時に多くの人に支えられているという自信を得ることができるでしょう。

加えて、ドドとシンティアは日本の文化や最先端のビジネスに触れてみたいとも切望しています。そんな彼らの夢を、ぜひ叶えたいのです。

彼らのドキュメンタリー映画や、彼らが来日上映会で感じたことを、インドネシアのマスターの後輩たちに語り継いでいく。そして、彼らの姿に刺激を受けた後輩たちが、「大学受験に向けてもっと頑張りたい!挑戦したい!」と思えるようになる。そのような過程で、インドネシアのたくさんの若者のやる気に火をつけ、インドネシアの未来のために活躍してほしいと思っています。

e-Educationインドネシアプロジェクトはこれからもどんどん邁進していこうと挑戦を続けるので、ぜひともみなさま、クラウドファンディングでの応援よろしくお願いします!

クラウドファンディングで応援する »

イベントのご案内

e-Educaitonについてもっとしりたい、今回のクラウドファンディングの内容やインドネシアプロジェクトのことを詳しく知りたいと言う方は6月17日(金)に活動報告会を実施するのでぜひ、奮ってご参加ください。お待ちしております!

日時

2016年6月17日(金)
19時00分〜21時00分(18時50分開場)

会場

国立オリンピック記念青少年総合センター
センター棟 311室
http://nyc.niye.go.jp/train/
※最寄駅:小田急線「参宮橋駅」徒歩7分、千代田線「代々木公園駅」(代々木公園方面4番出口) 徒歩10分

定員・参加費

・100名
・3,000円~
クラウドファンディングへご支援いただいた方は参加費無料!

活動報告会に参加する »

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【e-Education海外インターン募集④】都会のスラムに光を!貧しい高校生たちに希望の授業を届けるインドネシアプロジェクトとは?【2016年1月10日最終〆切】 https://eedu.jp/blog/2015/12/11/recruit_intern_indonesia/ https://eedu.jp/blog/2015/12/11/recruit_intern_indonesia/#respond Fri, 11 Dec 2015 12:06:00 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=40184 こんにちは!e-Educationインドネシアプロジェクトリーダーの島田颯です! 「世界の果てまで、最高の授業を届ける」 僕たちは、このミッションを実現するためにアジアの国々でプロジェクトを展開しています。 その中で最も […]

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こんにちは!e-Educationインドネシアプロジェクトリーダーの島田颯です!

「世界の果てまで、最高の授業を届ける」

僕たちは、このミッションを実現するためにアジアの国々でプロジェクトを展開しています。

その中で最も多くの大学生が関わり、プロジェクトを進めてきたのがインドネシアプロジェクト。経済発展の裏側にある影と向き合い、スラム街の子どもたちの可能性を引き出す活動をしています。

僕たちと一緒に、最高の授業をインドネシアの貧しい子どもたちに届けませんか?


▼採用説明会を開催します!よかったらぜひご参加ください!

インドネシアプロジェクトとは?

それではまず、インドネシアプロジェクトについてご紹介します。

インドネシアでのe-Educationプロジェクトは、今回の募集で6代目の海外インターン生となります。僕を含む5名の大学生がプロジェクトリーダーとして挑戦し、そのバトンをつなげてきています。これまでの歴史を受け継ぎつつ、さらなる挑戦をしていく人を求めています。

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生徒と一緒にインドネシア大学を訪問

インドネシアはASEAN諸国の中でも発展がもっとも進んでいる国であり、世界からも注目されています。人口は2億5000万人と世界第4位。加えて、人口の半分が20才以下と、今後のさらなる需要拡大も見込まれる国で、日系企業も多く進出をしています。

しかし、そんな発展の裏に隠れて見えずらい世界というものがあります。

華やかなショッピングモールの裏に広がるスラム街。インドネシアには光と影があるんです。

国全体に広がっている大きな格差。その中でも「教育」の格差は大きく、教育を受けたくても受けられない子どもたちも多くいるのが現状です。

e-Educationインドネシアプロジェクトでは、そんなインドネシアの影に向き合い、貧しくても頑張る学生へ「希望の授業」を届ける活動を進めています。

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そんな僕たちの活動の舞台が、首都ジャカルタ近くにある「マスター」と呼ばれる学校です。

マスターは、ストリートチルドレンや経済的な問題から普通の学校に通うことのできない生徒が通う学校です。

学校と言っても、先生方はボランティアできているため指導スキルが必ずしも高いとは言えず、またカリキュラムもしっかりと組まれていないため質の高い教育を受けることができていません。

でも、生徒たちの目は、輝いています。

政府のしくみからこぼれた公立学校に通うことのできない貧しい学生たちですが、厳しい環境の中でも、彼らの勉強に対するモチベーションは半端なく高いです。はじめ来たときには自分の全力で彼らをサポートしたいと思っていましたが、今ではお互いに刺激しあえる仲間になりました。

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マスターでの映像学習の説明を行っている様子

これまでは映像授業を作成し、マスターの子どもたちに良い授業を届けることに力を入れてきましたが、今は生徒たちの可能性をもっと引き出すために、学生たちと一緒にCMコンテストに出場するなど新しい挑戦が始まっています。

支援や協力という言葉ではなく、生徒たちはe-Educationの仲間として一緒に戦っています。インドネシアではプロジェクトの規模は他国と比べて小さいかもしれませんが、他のどの国よりもハイパーローカルです。超現地密着で活動したいと思う熱意あふれる方と一緒に、インドネシアプロジェクトを進めていきたいです!

インドネシアの可能性は無限大!

「マスター」を応援するe-Educationプロジェクトは、今新しいステージに突入しています。

受験勉強だけでなく、生徒たちが本当に学びたいことを学ぶことができるようなサポートを始めています。

その一つが「日本語教育」。インドネシア全体では約90万人の日本語学習がいます。これは、中国についで第2位となっています。マスターでも日本語を学びたいという学生が大勢おり、そんな彼らを応援できないかと考えています。

きっとまだまだ彼らのやりたいこと、学びたいことはあります。それを一つ一つ形にし、生徒たちの可能性を引き出していくのがインドネシアのプロジェクトなんです。

無限大の可能性を秘めたインドネシアで、「希望の授業」を一緒に届けていきたいという熱い想いを持った方の応募をお待ちしています!

インドネシアインターンに応募する »
※ご応募の受け付けを終了しました。

▼採用説明会を開催します!よかったらぜひご参加ください!

業務概要

  • 職種:インドネシアプロジェクトリーダー
  • 対象:大学生
  • 活動場所:インドネシア(ジャカルタ周辺)
  • 活動期間:2016年9月から1年間(要相談 ※休学を原則とします)
  • 採用人数:1名

求める人物像

《必須》

  • e-Educationの理念や活動に共感していただける方
  • 短期的ではなく、長期的にプロジェクトに関わりたいという方
  • パートナーたちと信頼関係を築くための会話(英語)力がある方
  • 約束を大切にし、一つ一つ確実にやり遂げることができる方
  • 想いと責任を持って最後まで諦めない方

《以下の方は優遇》

  • インドネシア語が話せる方(日常会話レベルで可)
  • インドネシアに行ったことがある方

待遇

  • 渡航費、滞在費、謝金などをお渡しすることは出来ません
  • プロジェクトに係る撮影費や運営費は団体から支出します

募集期間

<一次募集>
12月10日(木)〜12月22日(火)23:59まで

<最終募集>
12月23日(水)〜1月10日(日)23:59まで

応募方法

以上の募集要項を確認いただき、ぜひ参加したいと思った方は、下記の応募フォームにご記入ください。その後、具体的な選考についてご連絡をさせて頂きます。

ご応募は、こちらからお願いします。
※ご応募の受け付けを終了しました。

また、お問い合わせについては、件名を下記のようにご記入の上、本文をお書きいただき、info[at]eedu.jpまでご連絡をお願い致します。
※[at]は@に変換して下さい。
件名:【海外インターン採用への応募】[お名前(フルネーム)]

応募後の流れ

上記応募フォームから応募

弊団体からお返事と共に、一次選考課題となる課題文書を送付

選考課題を提出

書類選考の結果、及び面接日程のご連絡

担当者と面接

2月上旬を目処に合否通知

渡航まで国内インターン活動を推奨

7月〜8月に国内研修

8月下旬〜9月上旬にインドネシアへ出発

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インドネシアで自分も世界も変える挑戦をしたいという、熱い志ある方のご応募お待ちしております!!

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※ご応募の受け付けを終了しました。

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