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皆さん、こんにちは。
e-Educationラオスプロジェクト担当の高木一樹です。

いよいよ2016年に向けて、何か新しいことに取り組もうと意識し始めている方も多いのではないでしょうか?

現在e-Educationは、教育課題の解決に向けて共に挑戦する仲間を募集しており、新しいラオスプロジェクトのリーダーを探しています!

温かな人々、穏やかで過ごしやすい気候だけではなく、言語化できない隠れた魅力を持つ仏教国ラオスで、一緒に教育改革を起こしませんか?


▼採用説明会を開催します!よかったらぜひご参加ください!

ラオスプロジェクトとは?

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掛け算九九のうたの練習風景

ラオスでは、e-Education初となる、小学校の先生たちの算数指導力強化のサポートをしています。

「小学校の生徒たちが、算数でつまずかずに、勉強が好きになってほしい」

こんな想いを込めて作ったのがラオス初となる「かけ算九九のうた」です。現地パートナーのファ先生率いる現地の協力者と共に作成しました。

実際に小学1年生が九九のうたを15日間使って学習した結果、テストの平均点が当初49点だったところから、なんと94点まで向上しました!

現地の先生方ともにその成果を喜び、子どもたちのためにできることをさらに取り組んでいこうと動き出しました。

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ファ先生とともに訪れた教員養成校

その後、教員を目指す学生と現職教員の方々が夏休み中に研修を受けるために通う「教員養成校」という、ラオスの教育の根幹を支える重要な役割を持つ教育機関にて、現職の教員の方に向けて「かけ算九九のうた」を紹介させていただく機会をいただきました。

そして、その使い方を紹介した「九九のうたガイドビデオ」を用いながら、合計2校の教員養成校で授業を実施させていただくことができ、総勢500人以上の現職教員の方に対してファ先生と共に伝えて回りました。

これからも現地の先生方と手を取り合って動いていきます。

これからのラオスプロジェクト

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僕たちが挑戦してみたいことは2つあります。

まずは、この「かけ算九九のうた」を引き続き教員養成校向けに届けていくこと。以前と同じように届けるだけでなく、誰もが使用しやすく、誰もが成果を出せるようなものを目指しより良い形にしていければと思います。

これまでの活動を成功モデルとしてより多くの子どもたちのために届けていけるように、現地の先生方とさらに連携して「かけ算九九のうた」をラオスの果てまで届けていきます。

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ラオスでお世話になっているてっちゃんねっとのてっちゃんとファ先生

2つ目は、英語の映像授業を作成して農村部の子どもたちに届けていきたいと思っています。

現在ラオス政府には、英語の授業を小学三年生から全国的に導入しようという計画があります。以前はフランスの植民地だったという歴史的背景もあり、これまでラオスはそれほど英語に馴染みのない国でした。そのため、首都でも英語を十分に教えることができる先生がまだまだ不足しているという現状があります。

ラオス政府も、英語の先生不足に対するひとつの打開策として、英語の映像授業を作成し、それを農村含めてラオス全体に届けていこうとしています。

しかしながら、その計画の実施にも課題は多くあり、特にラオスの多くの農村部では、まだ電気が通っていない小学校も多くあります。

映像授業をどのように届け、いかにこれからの教育に活用していくのか。これを乗り越えなければ、英語学習においてはラオス国内で都市部と農村部との教育格差が広がってしまうため、ラオス政府もすぐにそれを展開させることができません。

この課題解決に少しでも取り組み貢献できればと思います。

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ラオスに流れる悠久の大河メコン川

そんな中、私の恩師であるラオスの文化人類学者、箕曲先生のお話から、まだ電気が通っていない小学校にもひとつだけ可能性のある手段が残されていることを知りました。

実は、ラオスのお寺は、たとえ農村部でも電気が通っている場合が多いのです。なぜかというと、お坊さんが説経を説く時にマイクやスピーカーを使うからです。

そのような電気があるお寺を拠点に、まさに寺子屋のように利用し、お坊さんと接しながら映像授業を活用して学習するというひとつの成功モデルを生み出すことができれば、教育機会もさらに広がり農村部の果てまで波及・増加していくはずです。

隣国のタイ・バンコクの若者は、お寺に通う頻度や習慣が徐々に減少傾向にあると聞きます。これは、経済や社会の発展につれて文化や伝統が失われつつあるともいえます。ラオスはこれからどんどん発展していく可能性が高い国です。

発展する前の「今」だからこそ、その寺子屋プロジェクトのモデルを実現することができれば、若者が日常的にお寺へ足を運び、お寺で学び、そしてお坊さんからも教えを受けるという文化が生まれ、ひとつの文化の保全にも繋がります。

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ファ先生とその生徒さんたちの眩しいくらいの笑顔

さらにお寺を教育拠点とする利点はあります。

お寺の敷地は比較的広いため、体を動かすことができる環境も整っています。ラオスでは、体育や音楽、図工などの表現に繋がる教育はまだまだ盛んではありません。

そこで、その広い建物や土地を生かして、座学での英語学習に限らず、英語「寸劇」の映像授業などを作成し、遊び感覚で劇をしながら英語に触れ合う環境作ることで、幼いうちから「英語を使う=楽しい」という感覚を培い、その後中学や高校、大学においても能動的に英語学習をしていくことにつながればと思っています。

最高の授業を最果てまでとどけるために

ラオスプロジェクトは、既存のプロジェクトを拡大しながら、新たな教育モデル創りに向けてゼロからイチを生み出そうとする挑戦でもあります。

多くの課題を乗り越えながら、未来に向けて「継続する力」、そして固定概念にとらわれずに状況に応じて臨機応変に「工夫する力」が必要となります。最後まで諦めずに挑戦する仲間を探しています!

ぜひご応募ご検討ください!

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募集要項

業務概要

  • 職種:ラオスプロジェクトリーダー
  • 対象:大学生
  • 活動場所:ラオス
  • 活動期間:2016年4月から1年間(要相談 ※休学を原則とします)
  • 採用人数:1名

求める人物像

《必須》

  • e-Educationの理念や活動に共感していただける方
  • 短期的ではなく、長期的にプロジェクトに関わりたいという方
  • パートナーたちと信頼関係を築くための会話(英語)力がある方
  • 約束を大切にし、一つ一つ確実にやり遂げることができる方
  • 想いと責任を持って最後まで諦めない方

《以下の方は優遇》

  • 途上国でのボランティア経験や滞在経験のある方
  • ラオスに行ったことがある方

待遇

  • 渡航費、滞在費、謝金などをお渡しすることは出来ません
  • プロジェクトに係る撮影費や運営費は団体から支出します

募集期間

<一次募集>
12月10日(木)〜12月22日(火)23:59まで

<最終募集>
12月23日(水)〜1月10日(日)23:59まで

応募方法

以上の募集要項を確認いただき、ぜひ参加したいと思った方は、下記の応募フォームにご記入ください。その後、具体的な選考についてご連絡をさせて頂きます。

ご応募は、こちらからお願いします。
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また、お問い合わせについては、件名を下記のようにご記入の上、本文をお書きいただき、info[at]eedu.jpまでご連絡をお願い致します。
※[at]は@に変換して下さい。
件名:【海外インターン採用への応募】[お名前(フルネーム)]

応募後の流れ

上記応募フォームから応募

弊団体からお返事と共に、一次選考課題となる課題文書を送付

選考課題を提出

書類選考の結果、及び面接日程のご連絡

担当者と面接

2月上旬を目処に合否通知

2月中旬〜3月下旬まで国内研修

3月下旬〜4月上旬にラオスへ出発

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ラオスで挑戦したい、自分の力で教育課題解決に貢献したいという志ある方のご応募、心よりお待ちしております!!

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