ベトナム | トジョウエンジン https://eedu.jp/blog 途上国のイメージを豊かにするノンストップ・デイリーマガジン Tue, 14 Jul 2015 23:21:14 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=5.6.15 夏のアクセサリーはこれで決まり!ベトナム発のエシカルブランド「phu hiep(フーヒップ)」 https://eedu.jp/blog/2015/07/15/phu-hiep-2015-summer/ https://eedu.jp/blog/2015/07/15/phu-hiep-2015-summer/#respond Tue, 14 Jul 2015 23:21:14 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=38804 トジョウエンジンでは様々なエシカルブランドを紹介してきました。 今回は、以前にもご紹介した日本発のエシカルブランド「phu hiep(フーヒップ)」を詳しく紹介したいと思います! 自立支援のために生まれたエシカルアクセサ […]

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トジョウエンジンでは様々なエシカルブランドを紹介してきました。

今回は、以前にもご紹介した日本発のエシカルブランド「phu hiep(フーヒップ)」を詳しく紹介したいと思います!


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自立支援のために生まれたエシカルアクセサリーブランド

ベトナムの貧困や差別に対してアクセサリーを通して、解決を目指す「phu hiep(フーヒップ)」は、ベトナム中部フエにあるフーヒップ地区で誕生しました。

不当な労働環境から子供たちを救うため、職業訓練の一環としてアクセサリー制作を指導し、売り上げの一部をフーヒップ地域の教育支援に使っています。

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ベトナムのアトリエから日本へ

フーヒップのアクセサリーは、ベトナムのアトリエで制作されており、貧困地区で育った女性たちによるハンドメイドジュエリーです。

デザインなどは日本から送りますが、制作は現地でトレーニングを受け熟練した女性たちが行います。作り手の自立へつながる現地目線のエシカルブランドですね。

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東京でも気軽に購入できる

実はフーヒップのエシカルアクセサリーを都内で気軽に購入できるイベントが19日、新宿で開かれます。フーヒップだけではなく、世界各地のローカル品が手に入るこのイベントに足を運んではいかがでしょうか?

もうすぐ夏!夏に似合う涼しげなアクセサリーはフーヒップで購入してみましょう!

イベント詳細を調べる »

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Google Earthでも辿り着けないあの場所へ!ベトナムにある世界最大規模の洞窟「ソンドン洞窟」をドローンで撮影した動画が公開 https://eedu.jp/blog/2015/03/17/hang_son_doong/ https://eedu.jp/blog/2015/03/17/hang_son_doong/#respond Mon, 16 Mar 2015 23:00:35 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=37606 以前トジョウエンジンでも紹介した世界最大規模の洞窟「ソンドン洞窟」。 ベトナム北部にある巨大洞窟は2009年に発見されたばかりで、まだ多くの謎が残っている秘境です。 もちろんGoogle Earthでも洞窟内を探検するこ […]

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Hang son doong

以前トジョウエンジンでも紹介した世界最大規模の洞窟「ソンドン洞窟」

ベトナム北部にある巨大洞窟は2009年に発見されたばかりで、まだ多くの謎が残っている秘境です。

もちろんGoogle Earthでも洞窟内を探検することはできませんが、その洞窟をドローンで撮影された動画が公開されました。

SPONSERD LINK

Ryan Deboodt氏の力作

Ryan Deboodt氏はNational Geographicなどに寄稿されている洞窟探検家。中国やベトナムの洞窟を中心に見て回っており、自身のWEBサイトでも大迫力の写真を多く公開されています。

そんな彼の新しい作品がVimeoにアップされた「ソンドン洞窟」の探検動画です。

見所はやはりDJI Phantom 2というドローンを使った空撮シーン。洞窟の迫力がヒシヒシと伝わってきます。動画制作ではGoProというアクションカムも用いられており、仕上がりはもはやSF映画です。

6分間、限りなく映画の世界に近い現実の秘境を堪能することができるので、ぜひご覧ください!

Hang Son Doong from Ryan Deboodt on Vimeo.

せっかくなので、一部画像(スクリーンショット)でもご紹介します。

Hang son doong00

風の吹き荒れる入り口から動画が始まります

Hang son doong01

冒頭から登場する空撮動画。人がどこにいるかわかりますか?

Hang son doong02

これなら人を発見できるでしょう。それにしても凄い迫力です

Hang son doong03

ユニークな地形はまるでSF映画の世界です

Hang son doong04

ここからカメラが一気に引いていき

Hang son doong05

人が点にしか見えなくなります

いかがでしたでしょうか?

ここまでは動画の前半であり、この後も見所満載です。世界最大の洞窟をいつか冒険してみたいという方は、ぜひ動画をご覧ください。

あなたの世界がきっと広がることでしょう!

Hang Son Doong from Ryan Deboodt on Vimeo.

[Vimeo]

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おじいちゃんにもお年玉をあげる!日本と異なるベトナムのお年玉文化を紹介します https://eedu.jp/blog/2015/03/10/vietnam_otoshidama/ https://eedu.jp/blog/2015/03/10/vietnam_otoshidama/#respond Tue, 10 Mar 2015 05:56:40 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=37537 ベトナムの人たちにとって一年で一番心躍る期間、それが2月中旬〜下旬にやってくる「テト(旧正月)」です。 ベトナム2大都市であるハノイやホーチミンは人口が普段の3分の1まで減り、同時に激しい帰省ラッシュが起こります。 大変 […]

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Vietnam otoshidama

ベトナムの人たちにとって一年で一番心躍る期間、それが2月中旬〜下旬にやってくる「テト(旧正月)」です。

ベトナム2大都市であるハノイやホーチミンは人口が普段の3分の1まで減り、同時に激しい帰省ラッシュが起こります。

大変なのはバス会社。定員をはるかに超えた人員を乗車させ摘発される業者が後を絶ちません。

さて、日本でお正月といえばお年玉を思い浮かべることも多いでしょう。実際、ベトナムにもこのお年玉文化が存在しますが、どうやら少し事情は違っているようです。

SPONSERD LINK

幸せや幸運を運ぶラッキーマネー

ベトナム語でお年玉のことを、北部では「Mừng tuổi(ムントゥオイ)」、南部では「Lì xì(リーシー)」と言い、地域によって呼び方が違います。

また、渡すお金には「幸せ」や「幸運」という意味が込められており、「ラッキーマネー」と呼ばれることもあります。

日本とは少し異なりますね。しかし、まだまだ違いはあります。

Vietnam otoshidama02

お年玉を渡す範囲が広い

日本では自分の子どもや親戚の子どもへ渡すというのが一般的ですが、ベトナムでは自分の子どもはもちろん、親戚、友達の子ども、ご近所の子どもなど会う子供には全員渡します。

お年玉袋に入れなければいけないのかというとそうでもありません。特に訪問した家で初めてあった子どもには現金でそのまま渡します。この年齢まで渡すといった明確なルールは決められていません。

そして日本のお年玉文化との最大の違いは「社会人は自分の親や祖父母、親戚の叔父叔母にも渡す」ことです。特に祖父母などにはよい多く渡す家庭や地域も存在するようです。

金額はいくら?

地域や人間関係によって差はありますので一概には言えませんが、所得の大小によって変わります。また、赤いお札は縁起が良いとされており、お金の代わりに渡す人も多いです。

Vietnam otoshidama03

他にも2米ドル札や日本の1000円札も縁起が良いとされており、ベトナムの人たちに人気があるので、もし日本から旧正月の機会に訪れる機会があれば、ぜひ1000円札をご用意ください。

貧富の格差をなくすお年玉文化

ベトナムのお年玉についてご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?

あるベトナムの方がおっしゃっていたことですがベトナムのお年玉文化は「若者や社会人」などお金を持つ人(稼げる人)から「お年寄りや子供」などお金を持たない(稼げない)人へお金の流れを作ることも目的の一つだそうです。

みんなの力で貧富の格差をなくそうとする社会主義国家の一端を垣間見ることができました。

同じようで少し違うお年玉文化。こういったお祭りや行事からその国の文化に触れるのも面白いですね!

[via. Dạy trẻ ứng xử với tiền lì xì ngày Tết – Giáo dục – Đọc báo tin tức, tin mới Ngày nay Online]

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キャップを変えて、ペットボトルを再利用! ベトナムで行われたコカコーラ社のキャンペーン「2nd lives」 https://eedu.jp/blog/2014/06/06/coca-cola-vietnam/ https://eedu.jp/blog/2014/06/06/coca-cola-vietnam/#respond Fri, 06 Jun 2014 00:00:25 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=30449 コカコーラ社はペットボトルを再利用するため、ボトルキャップに工夫を加えました。 16種類あるボトルキャップをペットボトルに付けるだけで、ペットボトルが7つ道具のように生まれ変わるのです。 SPONSERD LINK まる […]

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コカコーラ社はペットボトルを再利用するため、ボトルキャップに工夫を加えました。

16種類あるボトルキャップをペットボトルに付けるだけで、ペットボトルが7つ道具のように生まれ変わるのです。

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スクリーンショット 2014-06-05 午前0.12.35

まるで魔法のアイテム

コカコーラ社は、「2nd lives」というキャンペーンの一環として、工夫を重ねたボトルキャップをベトナムにて4万個を無料配布しました。このボトルキャップを使用すると、どのようなことが出来るのでしょうか?

画像を追って説明していきましょう。

スクリーンショット 2014-06-04 午後11.51.04

このようなキットが配布されます。

スクリーンショット 2014-06-04 午後11.51.21

キットを開けて…

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ペットボトルに付けると…

スクリーンショット 2014-06-04 午後11.52.07

マーカーになるのです。

スクリーンショット 2014-06-04 午後11.52.42

他にも鉛筆削りや

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霧吹き

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シャボン玉遊びの道具

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ハンドソープの容器にもなります。

もっと詳しく知りたい方は、コカコーラ社の動画をご覧ください。

[designboom]

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ベトナムあるある?ホーチミンの横断道路を「普通に」渡る方法 https://eedu.jp/blog/2014/05/30/how_to_cross_a_street_in_ho_chi_minh_city/ https://eedu.jp/blog/2014/05/30/how_to_cross_a_street_in_ho_chi_minh_city/#respond Fri, 30 May 2014 06:42:00 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=30141 「青信号になったら横断歩道を渡りましょう」 日本では当たり前のことですが、そもそも信号のないような国の横断歩道はどうやって渡ればよいのでしょうか? 初見の方はビックリする光景であり、途上国を巡る人ならお馴染みの光景をお見 […]

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「青信号になったら横断歩道を渡りましょう」

日本では当たり前のことですが、そもそも信号のないような国の横断歩道はどうやって渡ればよいのでしょうか?

初見の方はビックリする光景であり、途上国を巡る人ならお馴染みの光景をお見せしましょう。

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答え:よく見て渡る

ベトナムの中心都市ホーチミン。街は人々でにぎわい、道路にはいつもオートバイが列を成しています。では、そんなオートバイの行き交う道路を渡るにはどうしたらよいでしょう?

Youtubeに「ホーチミンの横断道路を渡る方法」という動画がアップされていたので、その方法をご紹介します。

よく見ます

よーく見ます

よく見ながら、渡ります

真ん中まで来たら、反対車線を確認

無事に渡りきりました

動画で見ると、オートバイや車のスピードに驚く方もいるでしょう。40秒という短い動画ですので、ぜひご覧下さい!

[How to cross a street in Ho Chi Minh City (Saigon), Vietnam – YouTube]

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「この世界にバイクで運べない物なんてない」ーーホーチミンのバイク乗り達を写した写真がすごすぎる https://eedu.jp/blog/2014/05/25/hans-kemp-vietnam-bikes/ https://eedu.jp/blog/2014/05/25/hans-kemp-vietnam-bikes/#respond Sat, 24 May 2014 23:00:53 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=29664 「この世界にバイクで運べない物なんてない」 新鮮な卵や、フラフープ、鮫皮までバイクで運んでしまうホーチミンのバイク乗り達の姿は、まるで私たちにそう語りかけてくるようです。 SPONSERD LINK ベトナムのバイク乗り […]

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「この世界にバイクで運べない物なんてない」

新鮮な卵や、フラフープ、鮫皮までバイクで運んでしまうホーチミンのバイク乗り達の姿は、まるで私たちにそう語りかけてくるようです。

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ベトナムのバイク乗りを追いかける写真家

ほとんどの人が車を持っておらず、地下鉄もないホーチミンでは、多くの人がどこへ行くにもバイクで移動しています。通勤や通学はもちろんのこと、ときには信じられないほどたくさんの果物やおもちゃ、生きたニワトリを運ぶことによって磨き上げられたその運転技術はもはや達人の域。ホーチミンに住んで数年になる写真家のハンス・ケンプさんは、そんな達人バイク乗り達の姿を記録しています。

ケンプさんは、時間があるとバイクタクシーを雇い、ベトナムの町をクルージングするそうです。

百羽ぐらいの生きたカモを乗せたバイクを見かけたときは、すぐにUターンしてそのバイクの横を一緒に走りながら、何とかその姿を写真に収めようとします。町中をジグザグに走り回り、何か面白い積み荷を運んでいるバイクがあればそれを追いかけるのです。この活動を数日間、数週間、数か月間と続けているうちに、気が付けば私は合わせて数百時間をホンダのスーパーカブの後ろに座って過ごしていました。

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変わりゆく街の変わらないもの

ケンプさんがそれほどまで熱心に写真を撮影を行った裏には、”ベトナムの原風景”とも言うべきバイク乗り達の姿を、変わってしまう前に写真に収めたい、という思いがあったそうです。

ケンプさんがバイクの写真を10年前から撮るようになってから、運転しやすいようにと道幅は広くなり、よりたくさんの人が車を買うようになりました。また、多くの家庭で冷蔵庫が使われる始めたことで、農家が毎日バイクに乗せて運んでくる新鮮な食べ物を買う必要も、徐々になくなっているそうです。

とは言っても、ホーチミンは今だ3700万台のバイクを抱える都市。2005年に出版した写真集「Bike of Burden」を最近見返したケンプさんは、街の姿が当時からそれほど大きく変わっていないことに気付いたそうです。

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ケンプさんが撮影したホーチミンのバイク乗り達の姿は、今までバイクの後ろに何か乗せたことのある人ならば、必ず衝撃を受けるはず。何か難しい問題に直面した際には、そっとこのバイク乗り達の姿を思い浮かべて、「この世界に不可能なんてない」ということを思い出したいですね。

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[Fast Company]

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誰も見ていないところにこそ、チャンスはある!ーーベトナム紹介サイト『べとまる』編集長・ネルソン水嶋さんインタビュー(後編) https://eedu.jp/blog/2014/05/08/vietmaru_interview2/ https://eedu.jp/blog/2014/05/08/vietmaru_interview2/#respond Wed, 07 May 2014 23:00:41 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=28805 ベトナムの魅力を独特な切り口で紹介している『べとまる』編集長のネルソン水嶋さん。 先日のインタビュー記事では、『べとまる』の運営ノウハウや現在CAMPFIREで挑戦中のリニューアルにかける想いについてご紹介しました。 後 […]

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ベトナムの魅力を独特な切り口で紹介している『べとまる』編集長のネルソン水嶋さん。

先日のインタビュー記事では、『べとまる』の運営ノウハウや現在CAMPFIREで挑戦中のリニューアルにかける想いについてご紹介しました。

後編となる今回は、ネルソンさんがベトナムで働く理由、ブログに惹かれた理由についてご紹介します。

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昔から人前で話すのは苦手だった

――いつからWEBやブログに興味を持たれたのですか?

かなり最近です。『べとまる』を立ち上げた時も「とりあえずやってみよう!」と始めたものの、特別、WEB制作についての知識がある訳ではありませんでした。

ただ、何かをつくることは昔からずっと好きでした。私には2つ違いの兄と妹がいるのですが、両親が共働きだったので留守番が多く、幼い頃から3人で一緒に色んなものをつくっていました。

近所の人から貰った中途半端なパーツのレゴでオリジナルの街をつくったり、毛布を並べて山をつくって人形遊びをしたり。その場所その時間は子どもの妄想が生み出す聖域だったと思います。全員、そのお陰なのか、体育はできなかったけど、図画工作の成績だけはずっと5(一番上)でしたね。

それから情報発信にもすごく興味がありました。高校生の時にある、CMプランナーにフォーカスを当てたテレビ番組に興味を持って、大学生の頃は広告クリエイターの道を目指していました。大学3年生の頃は、電通クリエーティブ塾にも入り、第一線のクリエイターの仕事に触れ、益々とこの世界に飛び込みたいと思うようになりました。

――それでは広告業界で働こうと思われていたのですか?

はい。ただ、就職活動は上手くいかず、大学の専攻が情報技術系だったこともあってIT企業に入社しました。

それから5年間はSE(システムエンジニア)として働きました。毎日スーツを来てパソコンと向き合い、仕事が終わったら同僚と飲みに行く、という典型的なサラリーマン生活です。給料や待遇に不満があったわけではありませんでしたが、常にどこか違和感を感じていました。

「自分は何のために働いていて、何のために生きているんだろう?」

モヤモヤは徐々に大きくなり、27歳に転職活動を行いました。知っている人は知っていると思いますが、鎌倉にとある面白いIT企業があり、そこなら面白いことが出来そうだと思って面接を受けたのですが、最終面接で落ちてしまいました…。

実は3年くらい想っていたものですから、入れなかったことが本当にショックで、意気消沈のまま次の仕事も決めずに仕事を辞めてしまいました。その時までただの一度も海外へ行ったことがなかったので、いろんな国を回ってみようかなと。

でも次の転職先も考えないといけない。それを人に相談したところ「海外で就職するのはどう?」といった反応がいくつかあり、さらにTwitter経由でホーチミンに住んでいる日本人エンジニアの方からメッセージをもらったのが、ベトナムへ行くキッカケになりました。

余談ですが、この相談先というのも、実はそのIT企業の1サービスだったりします。「元気玉」っていう、もう終了しちゃったんですけど。

人がいかないところにこそ、チャンスはある

――ベトナムで働こうと思った決め手は何でしょう?

うーん、難しいですね。偶然が重なり、「やっちゃおう!」というノリで決めたところもありますが、人とは違った選択肢(働き方)に惹かれたところもありました。

これは持論なのですが、誰も見ていないところにこそ、チャンスはあると思っています。だからベトナムへ行こうと思ったし、『べとまる』も皆がやっていなかったからこそ挑戦してみたかったんです。

――誰も書いたことのない記事。ネタ切れしませんか?

それはないですね。

観光地などの紹介は数に限りがありますが、誰も行ったことがないところに行って、その情報を発信するだけがブログではありません。

ブログのネタはむしろ日常の中にあります。何となく過ごしている景色の見方を少し変えるだけで、いくらでも見つかります。バスの乗り方や携帯電話(SIMカード)の買い方など、日本では当たり前のことが旅行者や在住者にとってもお役立ちの記事になるのです。

要するに「切り口」が大切なんです。切り口次第で、どこにいても面白い発見や挑戦ができるはずです!

――日本でも「切り口」を変えたら記事になりますか?

なります!
人、地域、時間、趣味、その星の数ほどの組み合わせでいくらでも。

今回CAMPFIREで挑戦している『べとまる』のリニューアル後は、日本の魅力をベトナムの人たちに発信して行きたいと思っています。私が自分の切り口でベトナムを紹介するように、ベトナム人の方の切り口で日本を紹介してもらっても面白いですよね。

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———最後に、改めてリニューアルにかける想いを教えてください。

『べとまる』は、ある意味で私そのものです。

不器用ながら、独特の「切り口」で毎日を面白くしていくこと。そして何より、好きなものや好きなことを一つのカタチにしていく過程は、これまでの私が歩んできた道とよく似ています。

だからこそ、今回のCAMPFIREでの挑戦を必ず成功させ、『べとまる』をより良いサイトにみがきあげたいと思っています。

日本にベトナムを、ベトナムに日本を伝えたい!
自分自身が望むままに生きていく、その勇気を与えたい!

そんな私の思いに少しでも共感頂ける方のご支援を、心よりお待ちしております!

(インタビューおわり)

インタビューを終えて

今回、日本に一時帰国中のネルソンさんにお話を伺うことができましたが、特に印象的だったのは『べとまる』のリニューアルについて語る際の笑顔でした。好きなことや得意なこと(ブログ)を通じて、自分の好きな社会(日本とベトナムを繋ぐ)を実現しようとする生き方は、これから海外で働こうとする人にとってのロールモデルになるはずです。

そんなネルソンさんの生き方に共感を覚えた方、もしくはベトナムのことが好きな皆さん、CAMPFIREで『べとまる』リニューアルをぜひ応援しましょう!

CAMPFIREで応援する! »

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ブログの力で日本とベトナムを繋ぎたいーーベトナム紹介サイト『べとまる』編集長・ネルソン水嶋さんインタビュー(前編) https://eedu.jp/blog/2014/04/24/vietmaru_interview/ https://eedu.jp/blog/2014/04/24/vietmaru_interview/#respond Wed, 23 Apr 2014 23:00:15 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=28089 ベトナムの魅力を独特な切り口で紹介している『べとまる』編集長のネルソン水嶋さん。 これまでトジョウエンジンにも何度か記事を寄稿いただきました。 ベトナムではバイクが多いと聞くので、実際に数えてみた。 江戸前寿司 […]

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ベトナムの魅力を独特な切り口で紹介している『べとまる』編集長のネルソン水嶋さん。

これまでトジョウエンジンにも何度か記事を寄稿いただきました。

昨年ライブドアブログ奨学金を獲得し、人気ブログとなった『べとまる』。現在はベトナムの人たちも読めるようサイトリニューアルするためにCAMPFIREに挑戦しています。

ネルソンさんを突き動かすものは何なのか?『べとまる』にかける想いを伺ってきました。

SPONSERD LINK

ベトナムを魅せるサイト『べとまる』

――まず、『べとまる』がどんなサイトか教えてください。

『べとまる』は、一言でまとめるとベトナムを魅せるサイトです。

ベトナムの有名な観光地の紹介はもちろん、何気ないベトナムの暮らしの中で「面白い!」と思ったことを記事にしています。ベトナムに行ってみたい、海外に行ってみたい、と思う人が実際にベトナムに足を運びたくなるような情報を発信することを心がけています。

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――『べとまる』を立ち上げようと思った理由は?

ベトナムに関する情報が少なかったことがサイト立ち上げの大きな理由です。

私がベトナムに行こうと思ったとき、ベトナムに持つイメージは「フォー」「アオザイ」「ベトナム戦争」くらいでした。まるで歴史の教科書に書いているような情報しかなく、誰もが情報を発信できる時代で、いつまでもその状況はおかしくないかと疑問に思いました。

そして、ベトナムでの面白さを、以前の自分と同じく古いイメージを持った人々に一端でも伝えられたらと考えるようになりました。ベトナムに興味を持ち、魅力を感じてもらう手段はないか?とにかくできることから始めようと思って立ち上げたサイトが『べとまる』になります。

大好きな「笑い」や「ブログ」の力で、ベトナムの魅力を伝えたい

――『べとまる』を運営する上で心がけていることは?

私は「笑い」を大切にしています。

海外事情を伝える雑誌やテレビでは、「若者よ、国を出ろ!」や、「このままでは日本が取り残される!」といった危機感を煽るようなアプローチが使われがちです。

そういった熱いものも個人的には好きですが、ここに反応する人はもともと海外に注目している“意識の高い”人。そうではなく、「笑い」というオブラートで包んで、ベトナムや海外に対して全く注目してこなかった人々の視野に放り投げることが、『べとまる』だからこそ出来るアプローチだと考えています。

何より私は「笑い」が大好きで、自分が何度も読み返したくなるような記事づくりを心がけています。

――誰もやったことのない挑戦。不安はありませんでしたか?

もちろんありましたし、今もあります。

ベトナムの魅力を伝えるために、身体を張ってネタを探し、渾身の記事だと思って公開した記事が読まれなかったときは凹みもしました。ただ、ダチョウに乗った記事や、ドナルドのコスプレをしてベトナムにオープンしたマクドナルド1号店にいった記事は、多くの方から「面白い!」といってもらい、不安を吹き飛ばすような嬉しい体験もいっぱいあります。

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『べとまる』を読んで「面白い!」と言ってくれる人がいる限り、もっと色んなことに挑戦していこうと思っています。

伝えるブログから、繋げるサイトへ

――『べとまる』を運営して特に嬉しかったことは何でしょう?

ベトナムの人たちからも「面白い!」と言ってもらえるようになったことですね。

現在『べとまる』Facebookページのいいね!数は10,000以上あります。そのうち、なんと6,500以上がベトナムの人たちなんです。記事を読んで面白いと思ってくれた人たちがどんどんシェアしてくれ、「ぜひ記事をベトナム語に翻訳して欲しい」というリクエストも多く頂きました。

――なるほど。だから翻訳リニューアルに挑戦しているのでしょうか?

その通りです。『べとまる』には、ベトナム人の方にも楽しんでもらえるポテンシャルが確実にあります。以前から日本語だけで発信することに私は歯痒さを感じてきました。

ベトナムの人たちは、私たち日本人から見たベトナムの面白さに興味を持ってくれています。そんな彼らの気持ちに応えたく、『べとまる』の翻訳リニューアルに踏み切りました。

また、これまでの『べとまる』の逆として、日本のことをベトナムに紹介したいと考えています。日本の文化や習慣や、ベトナムに住む日本人を紹介することによって、日本の実像を知ってもらいたいなと。ベトナムが「フォー」「アオザイ」「ベトナム戦争」だけじゃないように、日本も「桜」「寿司」「富士山」だけじゃないんだよと。

ベトナムを日本に伝えるブログから、2つの国をつなぐメディアへ。そうして現地のネットワークも広がっていけば、より深くベトナムへ突っ込んだコンテンツも生み出せるし、橋渡しとしての役割も果たせるとおもっています。

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――翻訳リニューアルにかける想いを教えてください。

私は、ブログの力で日本とベトナムを繋ぐことができると本気で思っています。

現在、外国人留学生の国籍でベトナムが二位につき、ベトナム人観光のビザ免除も検討されています。ベトナムと日本の距離はどんどん近づいており、『べとまる』は2つの国の人たちを繋ぐ架け橋になると信じています。

もちろん私だけの力では難しいですが、ベトナム、そして日本を愛する人たちの力が合わされば、きっと実現できます!

現在CAMPFIREで翻訳リニューアルにかかる資金を集める挑戦をしています。良かったらぜひご協力・ご支援よろしくお願いします!

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次回インタビューについて

今回は『べとまる』のリニューアルにかけるネルソンさんの想いについてご紹介しましたが、次回はネルソンさんが目指す働き方や生き方についてご紹介できればと思います。

どうぞお楽しみに!

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江戸前寿司の原点回帰!?ベトナムで路上寿司屋が流行っているので、実際に回ってみた。後編 https://eedu.jp/blog/2014/02/27/vietnam_sushi2/ https://eedu.jp/blog/2014/02/27/vietnam_sushi2/#respond Wed, 26 Feb 2014 23:00:40 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=25198 シンチャオ!トジョウエンジンをご覧の皆さん! ベトナムのホーチミン在住のブロガー・ネルソン水嶋です。 今回は、『江戸前寿司の原点回帰!?ベトナムで路上寿司屋が流行っているので、実際に回ってみた。』の後編です。まだ読んでな […]

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シンチャオ!トジョウエンジンをご覧の皆さん!
ベトナムのホーチミン在住のブロガー・ネルソン水嶋です。

今回は、『江戸前寿司の原点回帰!?ベトナムで路上寿司屋が流行っているので、実際に回ってみた。』の後編です。まだ読んでない人は、是非読んでよね!


あ、しまった!前編見落としてた! »

2店舗目・すしコ


ホーチミン市内某所、おじさん達がワイワイ騒ぐ飲み屋通り。


そこに2つ目の路上寿司屋、『すしコ』があります。


カウンターの向こうには陽気な寿司職人さん達。


ガラスケースの中の食材も新鮮そうです。


メニューは1つ目のお店よりもシッカリとした作り。
しかし、『すしコ』という名前、日本人だと逆立ちしても出てこないなぁ。

メニューを開くと…


枝豆、天ぷら、茶碗蒸し、海ぶどう…寿司以外にも色々とあるらしい。


焼き鳥も…って生じゃねーか、シズル感の欠片もねぇよ。


SUPAIDA MAKIも、『Spider』で良かった。

そして、さり気なく欄外に差し込まれているイラストと言葉に注目するとそこには…


Oiishi wane!!


TabeRo!!!Onaka Ippai Made Ni

言いたいことはなんとなく分かるけど、じわじわ来る。
深読みするとじわじわ来るわ、お腹いっぱいまでに。

そして、ここには…。


なんと!熱燗が呑めるのです。


ろうちょん『ままっ、どーぞどーぞ!』
ネルソン 『ととっ、どーもどーも!』


ネルソン 『ささっ、どーぞどーぞ!』
ろうちょん『ややっ、どーもどーも!』


ネルソン 『ほらっ、どーぞどーぞ!』
ももたん 『いえっ、いえいえいえ!』


ネルソン 『まーまー無礼講で!』
ももたん 『いやはやいえいえ!』


さぁ、


仲良く、


みんなで、


くいっ!


っはー!

ネルソン 『まさかベトナムで熱燗が呑めるとはねぇ』
ももたん 『50,000VNDだから、250円くらいだよ』
ろうちょん『安い!』


店員さん 『ヘイお待ち!』
全員   『おぉ!』


立派な寿司下駄に乗せられて…1店舗目よりも本格的!
寿司の上のネタもテカテカしていてとても美味しそうです。


全員『いただきまーっ』

ギンッ!!


全員『!?』

ギリギリ…

ネルソン 『は、離せ…誰が最初でも一緒じゃねぇか!』

ろうちょん『一度に全部って可能性なきにしもあらず!』

ももたん 『こ、こうなったら実力行使しかあるまい!』

ギャンッ


ろうちょん『ぬわーーーっっ!!』


ネルソン 『攻撃こそ最大の隙!』

キィンッ


ネルソン 『ぬわーーーっっ!!』


ももたん 『勝利のッ!』


ももたん 『美酒に酔うッ!』


ももたん 『美味さHOWEVER!!』


ネルソン 『ほな俺もーっ!』


ネルソン 『美味さHOWEVER!!』


ろうちょん『俺もー』


ろうちょん『美味さHOWEVER!!』


はい、茶番にお付き合いいただき有難うございます。

3店舗目・SKY SUSHI


3つ目の路上寿司屋は、市内で最も車通りの激しい中心地にあります。その名も…。


SKY SUSHI。


いかにもベトナムの路上店らしく、テーブルとイスが道路の縦半分を占めていました。
並んでいる建物のシャッターが閉まっている辺り、夜のみの営業なのかもしれません。


食材は…すしコに比べると、並べ方やケースにそのまま置いている辺りがちょっとぞんざい!?


メニューはこちら。

『SKY SUSHI』なのか『SUSHI SKY!』なのか分からんけど、


このハゲオヤジがマスコットキャラクターなのは間違いないようです。
寿司っていうかどちらかといえば中華そば作ってるっぽいんですが…。


刺し身から、


GEISHA MAKIという謎の巻き寿司、


PIZZA SUSHIという全く味が想像出来ないものまであります。


こちらはUNAGIと書かれていますが…


エビやん!飛び出してるのエビの尻尾やん!!
あ、でも、切り口はうなぎっぽい…いやどっちだよ!!

コトッ

全員   『え?』


ネルソン 『味噌汁!?こんなの頼んでな…』
ももたん 『いや、ホラ…あれ!』


ネルソン 『隣のテーブルにも味噌汁が…ということは突き出し!?』

というか、


ネルソン 『味噌汁にコーラて!?』


ろうちょん『とりあえず飲んでみてよ』
ネルソン 『うん…』
ももたん 『分かった…』

ずずっ

ろうちょん『どう?』
ネルソン 『なんか冷めてる』
ももたん 『なんか味が薄い』

この時点で既に気分は落ちていましたが、とりあえず寿司盛り合わせを注文してみます。
あと、何気にろうちょんさんが写っていませんがこれは撮影役だったK君が抜けたため。


ネルソン 『て、あれ…何か小さくね!?


ネルソン 『ほら、iPhone3GSの1/4カットくらいよ!』


顔を並べてみると、まるで私が微妙な巨人のようです


ネルソン 『味は普通やけど…』
ももたん 『ちょっと満足感がね…』


まるでミニチュア玩具のようなお寿司。
とはいえ、3店舗も回ったので正直お腹はいっぱいいっぱいでした。

ちなみにそれぞれの品の値段は省略していましたが、4,5種類のネタがある寿司盛り合わせを頼んだとして、1店舗目の『日本人オーナーの店』が500円、2店舗目の『すしコ』が700円、3店舗目の『SKY SUSHI』が400円といった価格帯でしょうか。

『すしコ』はちらほらと日本人のお客さんの姿も見えますが、他の2店舗に関してはほとんどの客層がやはりベトナム人のようです。日本人として美味しい(職人が正規の教育を受けた)お寿司だと思える分には、こうしてベトナムで根付いた寿司という日本の食文化が、次はベトナム人自身の手によってローカライズされていく過程というのはとても面白いですね。

おまけ

『べとまる』では、今回のような身体を身体を張ったレポート記事を書いております。ぜひ遊びに来て下さい!

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https://eedu.jp/blog/2014/02/27/vietnam_sushi2/feed/ 0
江戸前寿司の原点回帰!?ベトナムで路上寿司屋が流行っているので、実際に回ってみた。前編 https://eedu.jp/blog/2014/02/25/vietnam_sushi/ https://eedu.jp/blog/2014/02/25/vietnam_sushi/#respond Tue, 25 Feb 2014 00:44:08 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=25077 シンチャオ!トジョウエンジンをご覧の皆さん! ベトナムのホーチミン在住のブロガー・ネルソン水嶋です。 前回の『ベトナムではバイクが多いと聞くので、実際に数えてみた。』に引き続き、今回もべとまるから飛び出して、トジョウエン […]

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シンチャオ!トジョウエンジンをご覧の皆さん!
ベトナムのホーチミン在住のブロガー・ネルソン水嶋です。

前回の『ベトナムではバイクが多いと聞くので、実際に数えてみた。』に引き続き、今回もべとまるから飛び出して、トジョウエンジンでベトナムの魅力をお伝えしたいと思います。

さて、突然ですが、寿司は好きですか?

私は好きです、むしろ嫌いな人なんているんですか?
いや、いるでしょうね、だってナマモノだしね。

日本のイメージといえば、ほとんどの国で同じようなことが言えると思いますが、ここベトナムでは『フジサン』『サムライ』『スシ』の3つが定着しています。特に寿司に至っては、『SUSHI BAR』という寿司を主とした日本食レストランがベトナムで大ヒット、その後を追うように寿司を提供するお店が増えたこともあって、日本人以外は好まないとされる生の海鮮物も消費される傾向にあります。

そして今、ベトナムのホーチミン市で、ある興味深い現象が起こっています。それは…

『路上寿司屋』の増加です。

寿司屋が増えたことにより、ベトナム人寿司職人が次々と育成され、転職のハードルが低いというベトナムの風土も手伝って、寿司職人として日本人職人から正規の教育を受けたベトナム人が日本食店を退職後に次々と個人寿司屋を開店。

日本の寿司屋と言えばヒノキのカウンターでガラスケースにネタが並んでいて…というシッカリとしたお店のイメージがありますが、そこは文化として路上屋台が多いベトナムだからか、『日本の寿司×ベトナムの路上屋台』という奇跡のコラボレーションが巻き起こっているのです。

江戸前寿司も元々は屋台で庶民のジャンクフードとして提供されていたという話ですから、ここベトナムで『江戸前寿司の原点回帰』が起こっていると表現してもいいのかもしれません。

それでは、具体的にどのような事態になっているのか。今回はその様子をお伝えします。

ネルソン「どうも、ネルソンです。一番左です(あなたから見て)」

今回の路上寿司屋巡りは、友人の(左から)ももたんとろうちょんさんに同行してもらいます。
その間にいる女性は、たまたま居合わせた屋台のお姉さんですので気にしないでください。


ネルソン「せーのっ」


ネルソン「ジャンプ!」


シュタッ


うん、『何故ジャンプ?』と思ってるそこのあなたに解説します!

以前にべとまるで『ビアホールを回る』という企画をやったのですが、その時に『酔っ払ってるサラリーマン感』を出すために頭にネクタイを巻いてやった経緯がありました。そこで今回も同様のスタイルで進行します。

ま、それでも、ジャンプする意味はないんだけども

1店舗目・日本人オーナーの店


最初のお店は、一見して超ローカルな場所にあります。


その名も『日本人オーナーの店』。

すごいです、ド直球です

ここまで言われたら流石に疑う余地がありません。
日本のインドカレー屋にヒンディー語で『インド人オーナーの店』と書かれてあったら…あ、読めねーわ。

そして、このお店、店というより路上のフォー屋のようにこの囲いがちょこんとあるだけなのです。
店というより囲い、『日本人オーナーの囲い』が正しい。これじゃただの異業種交流会みたいだ。


路上カフェでもよくある青色のプラスチック製のテーブルとイスに座ると、メニューを渡されます。
日本らしさの演出でしょうか、紅葉の写真がプリントされています。
ラミネート加工されていますがもうユルユルです。

開くと…おぉ!


確かに確かにお寿司寿司ー!!


思っているよりシッカリとした作りです。
まぐろやとびこやえびなど、日本でもよくあるメニューが並びます。


『ALASKA』とか『RAINBOW』とか一見して正体不明のメニューも目立つけど。


囲いを覗くとお兄ちゃんがまぐろを切っていました。
ビニール手袋を付けているあたり、路上とはいえ衛生観念はシッカリしています


寿司職人の華麗なる包丁さばきを凝視するろうちょんさんと通りすがりのベトナム人。


????「何やコレ!めっちゃええ匂いするー!」
ネルソン「!?」


????「ウマそうやー!」

彼はK君、今回の撮影役をお願いしています。


K君  「ちょっと食っていいすか?」
ネルソン「寿司食べる企画なんやけど…て、もう既に買ってる!


K君  「ズズッ…あっ、うめー!想像通りの味だけどうめー!!


ろうちょん「ウマイ!」
ネルソン 「ちょ、ちょっと」


ももたん 「ウ、ウマイ!」
ネルソン 「だからこれ寿司を食べ」


ネルソン 「確かに…ウマイ!

豚のホルモンから滲み出る旨味!
よくある味の素感はなく肉本来の美味しさが出ている!!
他にももやしと揚げパンがシャキシャキカリカリとした食感がハーモニーを…。


お寿司を食べましょう、今回は。

ていうか、ちゃんとしてるやーん!
胡麻振ってるところ以外はー!!(ちゃんとしてなかった)


早速、満を持して頂きます。
ちなみにこれは110,000VND、550円程度です。


ももたん 「ゥマイッ!」


ろうちょん「ゥマイッ!」


ネルソン 「いやいや君たちご冗談を…」


ネルソン 「日本人以外が握ったお寿司なんて…」

ネルソン 「ゥマイッ!

そ、想像以上に寿司になっている!というか寿司!!

元々海鮮物をよく食べるベトナムだからか、流石にネタは新鮮。
また、酢飯も出来が良くて、酢の配分や炊き具合にも何の問題も無い。

炙りにも対応していて、バーナーで丁寧に炙っていきます。

ま、写真を押さえるために、ちょっと炙り過ぎちゃったけど。

ももたん 「そういえば、飲み物はあるのかな?」

ネルソン 「頼んでみたら?」

ろうちょん「エモイ!ビア!」

お姉さん 「ちょっと待って」


え…!


隣の店から…!?


お陰でビールにありつけたももたん。

え、これいいの?と思うことなかれ。
ベトナムの路上飲食店ではしばしばよくあること。

ただ、売値にマージンを乗せてないのが、良心的というか無垢というか。
まぁ、普通の客は『乗せるなら自分で買うよ!』ってなるから据え置きなんだろうけど。

この企画はまだまだ続きます。
続き過ぎるので、前後編に分けました。

次回、後編をお楽しみください!

後編が、キタ―――(゚∀゚)―――― !! »

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