e-Educationは、「最高の教育を世界の果てまで」というミッションのもと、貧困などにより学ぶ機会を奪われている途上国の子どもたちの未来を切り拓くため、IT技術を駆使して教育支援を行う認定NPO法人です。
これまで14ヶ国3万人以上の子どもたちへ「最高の教育」を届けてきました。
エストの一人一人の無限の可能性を信じ、「探求すること」こそ、未来を切り開くことに繋がるという価値観や取り組みは、e-Educationの子どもの可能性を信じ、「最高の教育」を届けることで明るい未来を切り拓くという活動とも通じ、お互いの活動・理念に共感したエストとe-Educationは、この度、連携して教育格差をなくすための継続的な取り組みをスタートさせるに至りました。
◆エスト 【エストのブランドサイト】https://www.sofina.co.jp/est/ |
探求することこそ、未来を切り拓くこと。しかし、世の中には生まれた環境一つで探求することも難しい子どもたちがいます。
「探求するすべての人の、あかりになりたい」というエストの想い、そして、e-Educationの活動のキッカケとなったエピソードにも“あかり”が登場します。
e-Educationの始まりは、代表の三輪開人がバングラデシュの農村に訪れた12年前に遡ります。
熱帯夜、三輪が涼もうと暗がりの田舎道を歩いていると、念仏のような声が聞こえてきました。
近づいてみると、街灯の下でひたすら教科書を読み返し、一生懸命勉強している子どもがいました。
その理由は、「家にあかりがないから」
また、貧しさと農村という環境下では教科書を読み返すしか勉強する術がないことを知った三輪は、生まれた環境に関わらず誰もが質の高い教育を受け、未来を切り拓いていけるようにと映像授業での教育支援をスタートさせました。
そして、村の集会所に設置したパソコンで、バングラデシュでもトップクラスの講師による映像授業を受けられるようにした2010年から、毎年連続でバングラデシュ最高学府のダッカ大学含む難関国立大学合格者が誕生し、累計465名もの生徒が未来を切り拓いていっています。
現在はお金もネット環境もない生徒も勉強できる2000の授業が入ったタブレットや、添削機能やAIによる学力測定機能も付いた学習アプリの開発など、最高の教育を世界の果てまで届けるためにe-Education自身も探求し続け、子どもたちにとっての「探求のあかり」にもなっています。