プロジェクト地であるカミギン島では、2020年より従来の映像教材事業に加え、パートナー会社とともに日本の高校生に生きた英語を学ぶ機会を生み出すオンライン英会話事業を通して、フィリピンに雇用を創る事業を開始しています。
フィリピンの失業者の割合を年齢別にみてみると、若年層である15-24歳の失業者が全体の44.8%。 また、学歴別にみると大学卒が34.9%を占めています。
このように、大学を卒業したものの職に在りつけない若者が沢山います。
特に、カミギン島では職が限られており、この傾向はより顕著で多くの若者が就職を理由に島を離れてしまいます。
一方で日本では英語のスピーキングに課題があり、アジアの英語力ランキングでは30ヵ国中26位となっています。
今までは日本の技術を使って途上国の課題を解決する国際協力が主流でしたが、現在e-Educationは途上国の優秀な若者の力を借りて、日本の課題解決に挑戦する「国際協力の逆転」をテーマに掲げて途上国の雇用問題も日本の英語力向上も同時に挑戦しています。
カミギン島でのオンライン英会話事業では現在までに25名を超える講師が就業機会を手にしており、2023年度は5,000名を超える日本の高校生にオンライン英会話サービスを利用してもらっています。
また、若者向けに英語文法を学ぶ映像授業を開発し、提供する教育事業にも取り組んでいます。
現地パートナー会社と主催している英語文法を学ぶFacebookグループへの現在の参加者は109人と年々増え続けています。
定期的に、グループ参加者に対して、映像授業を用いて文法レッスンを提供しています。
また、本グループへ参加したことで英語力が上がり、現在はオンライン英会話事業の講師として活躍している参加者もいます。
カミギン島では、"現地での雇用創出"を軸に現地パートナー企業との連携を通じ、日本の高校生が英語で世界を広げることを目指すオンライン英会話事業の拡大に向け取り組みを強化していきます。
また、現地の若者向けに英会話講師になるためのカリキュラム及び映像授業を開発し、提供することで就業機会を広げる教育事業を展開していきます。
雇用の創出とそれに繋がる教育を合わせて展開することで、可能性あふれる多くの若者の選択肢、未来への希望の創出に取り組んでいきます。
募集期間 | 2023年11月1日(水)〜2023年12月8日(木)18:00まで |
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職種(採用人数) | カントリースタッフ(1名) |
対象 | 大学生・大学院生 |
活動国 | フィリピン(カミギン島) |
活動期間 | 1年間※休学を原則とします(要相談) |
活動開始予定時期 | 2024年4月〜 |
活動内容 |
・英語教育に関する市場調査(マーケット・現地ヒアリング等) ・教材作成支援
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得られる経験やスキル |
・行政や企業等を巻き込み、インパクトの大きいプロジェクト展開ができる力 ・関係者を巻き込みながら事業を改善/推進するリーダーシップスキル |
求める人物像 |
【各国共通】 ・e-Educationの理念や活動に原体験を持って共感していること -TOEIC 730点以上 ※あくまで参考値ですので、達していない場合でも面接でご相談ください。
・途上国への支援だけではなく、途上国の若者の力を借りて日本の教育課題に挑戦することにも興味がある人 |
こんな方におすすめ |
・教育事業を通して若者の未来に貢献したいと考えている人 |
待遇 |
【固定額支給】 ・支度準備金:10万円 ※他助成機関からの活動費支給を受けられる方は対象外です。
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選考プロセス |
①応募フォーム回答 |
備考 |
・渡航前に日本国内で事前研修があります |