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マラリア。

それは途上国の約2.1億人が感染している病気で、年間約65万人の命を奪っていると言われています。

トジョウエンジンでも以前から、マラリア予防に関する画期的事例をご紹介してきました。

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しかし先日、世界初の100%効く抗マラリア予防薬が開発されたとのビッグニュースが入ってきたので、今回ご紹介したいと思います。

既に実証済みの抗マラリア薬

イギリスに本社を置く、世界第4位の大きさを誇るグラクソ・スミスクライン(GSK)によって開発された予防薬「RTS, S」。

7つのアフリカの途上国での18ヶ月間の実験により、幼児(5〜17ヶ月)のマラリアの数を半減。世界保健機関(WHO)は、2015年までに一般の薬局で、この薬が出回る可能性も示唆しています。

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歴史的開発になる!

これまでも多くの科学者がマラリア感染を防ぐために長い日々を費やし、蚊帳抗マラリアボディプロテクターなどを開発してきました。

しかし、これらは全て”予防”であり、100%マラリアを治す薬ではありませんでした。

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アフリカでは生活必需品の蚊帳

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抗マラリアボディプロテクター

ゲイツ財団も支援する「世紀の大発明」

今回の抗マラリア薬「RTS, S」が生まれるまで、多額の研究・開発費用がかけられてきました。この功績の裏には、ゲイツ財団による2億ドル(約200億円)寄付、そしてグラクソ・スミスクライン社による約3.5億円の投資があったのです。

まさに「世紀の大発明」と言え、途上国の可能性をさらに広げてくれることを期待します。

[INHABITAT]


途上国の教育課題を若者の力で解決する

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