復興バッグ「Edike Ayiti」やドレスメイキングを通じた女性の自立支援を目指す「ONE DRESS UNITED」という取り組みなどハイチにおける様々な取り組みを書いてきました。
今回は、地震で被害を受け、インフラがまだ整っていない状況で同国に登場した、太陽光エネルギーを活用する病院について紹介したいと思います。
18万人に対して医療サービス提供
ハイチのMirebalaisという町にあるこの大学病院では、毎日500人ほど、また町全体の約18万人対して医療サービスを提供しています。2012年の大地震を受け、80%もの医療インフラが壊滅。
1,800ものソーラーパネルが敷き詰められています
航空写真はこのような感じです
屋上を覆う1,800個のソーラーパネル
その1つのソリューションとしての太陽光エネルギーの活用なのです。屋上には、1,800個のパネルが設置され、天気の良い日には1日140メガワットほどの生産量を誇り、必要な電力をすべてまかなうことができます。
インフラの復旧やエネルギーの見直しが行われる中、この病院は太陽光を活用する病院では世界最大級だと言います。地震をきっかけに生まれたハイチ発のサステナブルな取り組みは注目していきたいですね。
[Hôpital Universitaire de Mirebalais]
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