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2010年1月、中央アメリカのハイチを突然襲ったのは、マグニチュード7の大地震。

25万人以上が亡くなり、150万人以上が家を失うなど、大きな爪痕を残しました。仮設テントでの暮らしも続き、経済的損害はもちろんのこと、教育に関しても十分な給与を受け取れない教師も多くいるそうです。

そのような多くの課題を抱えるハイチを救うかもしれないのが、「Edike Ayiti」というバッグです。

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実はハイチは、地震前でさえ1日の1人当たりの収入が2ドル以下と貧困国でした。もちろん収入も少ないため、学校に行けない子どもや健康を維持できない人も多くいたそうです。

加えて、貧しさゆえの先進国からの支援依存にも陥るという状況。

「Edike Ayiti」は、そのような中、現地の職人によってつくられたコットンとレザー製のシンプルなバッグです。このバッグを製作する「INDEPCO」という施設では、600回以上のワークショップが行われ、32もの地域で7000人以上の労働者を抱えているとのこと。

そんな「Edike Ayiti」は、現在アメリカのクラウドファンディング「Indiegogo」で支援を集めています。支援のお返しには、バッグはもちろん、現地のアーティストによってつくられたプロダクトがあるなど充実しています。

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また、実際に販売されるようなフェーズに入ると、1つバッグが売れるたびに、学校で使う道具や衛生キットが詰まったバッグがハイチの子どもに寄付される仕組み。また、売上金に関しては教育や雇用の改善や機会提供に活用されるとのことです。

子どもを学校に行かせ、アーティストの支援、そして産業の成長の3つを促進するこのプロジェクト。遠いハイチにもぜひ目を向けていきたいですね。

Edike Ayiti Indiegogo Pitch from Samuel Isaiah McGuire on Vimeo.

[Edike Ayiti via Indiegogo]


途上国の教育課題を若者の力で解決する

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