ウェブサイトやアプリケーション作成に欠かせない「コーディング」。インドは有名ですがその他の国でもその必要性は増しています。一方、途上国では、ただ学校の成績が良いだけで必ずしも将来良い職に就けるとは限らない現状があります。
今回は、ラテンアメリカのアントレプレナーとエンジニアたちが共同で立ち上げたNPO団体「Coderise」が、途上国でコーディングを教えるというキャンペーンを開始したのでご紹介します。
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まずはコロンビアからスタート!
「Coderise」最初の地は、南米のコロンビア。そこで、8週間、20人(半分は女性)の子どもたちにコーディングのトレーニングします。
トレーニング終了後には、簡単なウェブアプリケーションを作るだけの知識を得ることができます。実際、他の団体も既にロンドンなどでコーディングを教える活動は行なっています。
しかし、「Coderise」がこれから途上国で似たようにコーディングを子どもたちに教えることで、どのようなイノベーションが生まれるか期待していきたいところです。
コンピュータで格差を是正する!
「Coderise」ディレクターのアンドレアさんは、次のように語っています。
途上国の子供たちにそのままのテクノロジーを与えるのではなく、それに必要な知識も同時に与えることで彼ら彼女たちが何かに依存している、ということを無くせるのよ。インターネットにアクセスできる環境とコーディングの方法さえ知っていれば、誰でも簡単に社会に参加することができるわ。
最強チームで世界中の子どもたちにコーディングを!
「Coderise」のチームメンバーは全員IT業界屈指の実力者です。
ニューヨークのスタートアップ企業「Onswipe」の創設者、コワーキングスペース「HubBog」の代表から、Twitter社エンジニアまで、幅広い知識と技術を兼ね備えているメンバーが「Coderise」を引っ張っています。
現在、トジョウエンジンでも以前にご紹介した、途上国の人々に希望を与えたオンライン教育「Coursera」やスタンフォード大学発のオンライン学校「Udacity」など、インターネットを利用しての国際協力が注目されてきています。
しかし、このような、アプリケーションを作るトレーニングを逆に行なう「Coderise」にも今後は目が離せません。「Coderise」について1分弱でまとめらている下記のショートムービーも是非ご覧になってみて下さい。
Coderise – Code.Inspire.Create. from Coderise on Vimeo.
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