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一流大学の授業を無料で受講できる時代がやってきました。

スタンフォード大学の教授2人が立ち上げたオンライン教育サービス「Coursera(コースラ)」では40を超える講義が配信されており、190ヵ国から約60万人が受講しています。

インドの貧しい村で暮らす男性は、育児をしながら「Coursera」で授業を受け、仕事を得るチャンスを掴みました。途上国にも広がりつつある教育サービスが画期的な3つのポイントをご紹介しましょう。



 
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【1】最高の授業を、いつでも・どこでも・何回でも

「Coursera」の講義は世界各国の有名大学から提供されています。スタンフォード大学をはじめ、名門大学から通常の講義と同じ内容のコンテンツを集め、無料で受けることができます。

つまり、インターネットと動画を再生するデバイス(PC、スマートフォン)さえあれば、世界のどこにいても最高品質の授業を受講できるのです。さらに時間の制約はありませんので、いつでも、何回でも受講することができます。

【2】無理なく学習できるための細かな工夫

「Coursera」のコンテンツは10分程度に分割されています。これにより受講生は最後まで集中して講義を受けることができ、自分の関心の高いコンテンツを選択して受けることもできます。

また、小テストなどの復習コンテンツがあることも特徴です。少々複雑な計算問題でも、コンピューターが自動添削してくれました。学習の理解度を図り、自分のペースで勉強できるようになりました。

【3】活発な意見交換で、さらなる理解を

受講生同士が積極的に意見を交換できることも「Courera」の特徴です。世界中で受講している人がいるため、質問するとすぐに答えが返ってきます。時差の壁を越えたオンライン授業ならではの特徴でしょう。

意見交換できるプラットフォームは新しい繋がりを作りました。国や文化の異なる人々が交流しあうコミュニティがいくつも形成されたのです。授業をただ教わるだけでなく、受講生同士が学びあう場に変わりつつあります。

 
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途上国に新しいイノベーションを

「Coursera」の創設者であるDaphne Koller氏は、TEDカンファレンスの中で「明日のアインシュタインや明日のスティーブ・ジョブズは、アフリカの僻地の村にいるかもしれません」と話していました。

最高の教育を途上国の人々に無償提供することで、新しいイノベーションが起こるだろうとDaphne Koller氏は期待しています。すべの人のため、世界をより良い場所に変えていくために、「Coursera」は今後も更に新開していくことでしょう。

途上国の子供たちに映像授業を届けるe-Educationでも応用していこうと思います!

[via. TED]


途上国の教育課題を若者の力で解決する

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