マレーシアには現在2つの世界自然遺産があります。
一つ目は先日ご紹介した東南アジア最高峰キナバル山のあるキナバル公園、そしてもう一つが今回ご紹介するグヌン・ムル公園です。
巨大な洞窟がいくつもある絶景あふれる公園、その魅力をお届けします。
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十洞十色!ユニークな洞窟でいっぱいの世界自然遺産
キナバル山と同じく、グヌン・ムル公園も自然の宝庫と呼ばれるボルネオ島にあります。公園内には他の場所では見ることができない珍しい動植物が多く、ジャングルには毎年多くの研究者たちがやってきます。
自然豊かなムル公園の中で、一番のみどころは世界有数の巨大洞窟。その数は一つや二つではありません。独特の景観や特徴を持った不思議な洞窟が無数にあるのです。
全長170kmと東南アジアで最長のクリアウォーター洞窟、美しい鍾乳石の中を強風が吹き抜けるウィンド洞窟、ジャンボジェット機が40機も入る超巨大洞窟サラワク・チャンバー、世界一大きな入り口を持つと言われるディア洞窟など、迫力満点の洞窟ばかりです。
その中でも人気が高いのはディア洞窟。夕方から夜にかけて観光用に洞窟がライトアップされると、空を舞うコウモリの姿を確認することができます。その数なんと数百万匹!
超大量のコウモリが一斉に洞窟から飛び出すと、空に黒い雲が生まれます。圧倒的な自然の力を目の当たりにした観光客は、思わず声を失ってしまったとのこと。
植物、洞窟、コウモリと見応えたっぷりなグヌン・ムル公園。感動間違いなしのインドネシア最高級の絶景スポットです。
(photo credit: robdu91 via photopin cc)
次回の絶景Q〜ここはどこでしょう?〜
この「絶景Q」のコーナーでは、毎回途上国の素敵な景色をクイズ形式で紹介していきます。
第82問は、こちらの写真。遺跡の上にそびえ立つ一本の樹、どこかで見たことがありませんか?この素晴らしい絶景スポットは次の記事で紹介します。どうぞお楽しみに!
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