「赤いシマウマ」
これは私の勝手な感想ですが、きっとこの写真を見て、CGや絵だと思った人も多いのではないでしょうか?
この世のものとは思えない、中国・甘粛省の「丹霞地形(たんかちけい)」をご紹介しましょう。
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恐竜の時代から引き継がれるカラフルで幻想的な大地
中国の内陸部、四川省の北にある甘粛省。モンゴルに通じる重要な拠点であり、たくさんの文化が入り交じる場所でもあります。
そして入り交じると言えば、今回ご紹介する丹霞地形。赤い山々に白のラインが無数に入っており、まるで誰からが意図して描いたような世界が広がっています。
この山の赤色は、白亜紀の砂岩の色だと言われています。恐竜が生きていた頃の大地が隆起して、この景色が生まれたと聞くと、何だか感慨深い思いになります。
地層の別れ目が美しいラインに見える独特な景観。日光の角度によっては、赤だけでなくオレンジや黄緑にも見えることがあり、幻想的な景色が辺り一面に広がっています。
地球の歴史が詰まったカラフルな中国の絶景。時を超えた旅へ、ぜひ行ってみませんか?
(photo credit: Evgeni Zotov via photopin cc)
次回の絶景Q〜ここはどこでしょう?〜
この「絶景Q」のコーナーでは、毎回途上国の素敵な景色をクイズ形式で紹介していきます。
第156問は、こちらの写真。一見海や湖に見えますが、実は・・・。この絶景スポットは次の記事で紹介します。どうぞお楽しみに!
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