トジョウエンジンでは以前から、ウェブ上で無料で参加できる大規模講義(MOOCs:Massive Open Online Courses)に注目してきました。
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この「ウェブ×教育」の分野を一番初めに作ったのは、東大も無料講義を提供する「Coursera(コーセラ)」です。
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2011年10月にスタートしたコーセラのオンライン教育は、2013年10月までの2年間で世界的な広がりを見せており、その驚異的成長が分かるインフォグラフィックがありますので紹介します。
わずか2年で革命的アイデアから実践的コミュニティへ
設立から2年、無料オンライン教育の波に乗るようにコーセラは世界中に広まっていきました。
受講可能な講義の数は2個から532個に増え、授業を提供する世界中の大学の数(パートナー)も今では107校に。2011年10月には10万人弱だった生徒数も2013年10月には526万人にまで増え、全ての講義の再生回数の合計は2億回を超えています。
驚きなのが、コーセラを使っている生徒数が多い国のトップ10に、5つの新興国(インド・ブラジル・中国・オーストラリア・ロシア)が入っているということです。
それに加えて、生徒の約70%は仕事をしている人で、10分間に分割されているコンテンツの見やすさもまた、コーセラの一つの強みとなっています。
まるで大学で講義を受けているよう
さらに、コーセラには、「Quiz」という生徒サポートのコーナーがあります。ここでは、講義後の分からなかった点や、宿題など全てオンライン上で質問し、専門のインストラクターがすぐさま解答してくれるのです。
宿題のことから、Courseraの使い方まで幅広く質問できます。
この「Quiz」の数も2700万回を超え、提出課題の数も990万個を超えました。
ちなみに、コンピュータサイエンスの講義が940万登録と、ダントツで人気で、より実践的な授業が好まれている傾向にあります。
今後は、インターネットを安価で提供しようとする団体などと提携して、もっと途上国などにもサービスを広げていって欲しいと思います。
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