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photo credit: World Economic Forum via photopin cc

経済発展が著しいミャンマー。国民の多くが野党のアウンサンスーチー氏を支持しているのを、街中を歩いていると気づきます。

公共バスの中には、ポスター、スーチー氏の写真プリントTシャツを着ている人も見えます。

現在の憲法のままでは大統領就任出来ないスーチー氏でしたが、テイン・セイン大統領は1月2日、憲法条項の改正を支持することを述べました。

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大統領就任できない理由とは?

現行法では、スーチー氏は大統領就任できません。その理由は、家族関係にあります。イギリス人の夫と結婚したスーチー氏の息子2人は、英国籍なのです。

ミャンマーの憲法は配偶者や子供が外国籍の場合、大統領就任を禁じています。憲法改正には、議会の75%以上の賛成を得る必要があり、これがスーチー氏の就任の大きなネックとなっていました。

大統領就任へ向けて

今回、テイン・セイン大統領は、「健全な憲法は、我々の国、経済、社会のニーズを取り込むため、時折改憲されなければならない。国民のリーダーに成り得る権利に制約を課したくない」と英字新聞「New Light of Myanmar」に述べています。

2015年、ノーベル平和賞を受賞したスーチー氏が大統領になる日が来るかもしれません。

[New York Times]


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