トジョウエンジンではこれまでもLionなど、ラテンアメリカ発のスタートアップをご紹介してきました。
今回は、まだ日本はもとより、世界でもほぼ無名の有望なスタートアップを、いち早くお伝えしたいと思います。
1. Aentropico(ビッグデータ)
Aentropicoは企業のマネージャーが、簡単にビッグデータにアクセスするためのアプリケーションを提供しています。
同サービスはビッグデータへのアクセスを容易にすることで、中小企業でもデータをもとにした意思決定が行えるようサポートするのです。
2. Avenida.com(オンラインショッピング)
Avenida.comはアルゼンチンで数週間前に誕生したばかりの、オンラインショッピングサイト。運営するのはQuasar Venturesという企業。
「すべてのものを、すべての人に」という理念のもと、日用品にとどまらず家などの、今までのオンラインショッピングの常識を超えた商品の販売にも挑戦するということです。
3. Bunny Inc.(音声サービス)
Bunny Inc.はVoice123 (2003)、VoiceBunny (2011)、BunnyCast (2013)という3つのVoice(声)に関係したスタートアップを運営する企業。
コロンビアとサンフランシスコを拠点に活動しています。新たに設立されたBunnyCastはオーディオブック用に本を音読するサービスを出版社に提供します。
4. Cityheroes(公共サービス)
Cityheroesは市民の声で、チリの街を改善していくためのプラットフォーム。現代版の目安箱とも言えるかもしれません。
市民からレポートを受け取ると、問題に応じてCityheroesと提携している市の消防や動物保護団体などが解決に向かいます。
5. Dujour(SNS)
Dujourはファッションに特化したブラジル発のSNS。ユーザーは自分の服装を撮影し、着ている洋服にタグ付けをすることができます。
Instagramのように世界中のユーザーをフォローすることが可能です。アンドロイド版は2013年1月の発表から、すでに12万5000人が登録しています。
6. FirstJob(ジョブハンティング)
名前の通り、FirstJobは学生が、1番初めの仕事を得るための手助けを行うサイト。学生から職業経験2年までの人をメインのターゲットとし、企業と学生のマッチングを行っています。
7. Interesante(SNS)
Interesanteは写真に特化したSNS。同じ興味や関心を持つ人と写真を通じてつながることができます。近日中にアンドロイド版を発表予定。
8. LastRoom(ホテル予約)
LastRoomはビジネストラベルに特化した、メキシコのホテル予約サービス。2012年12月にリリースしたアプリのベータ版はiOS、アンドロイド合わせて10万ダウンロードを記録しています。
9. Mural.ly(クラウド)
Mural.lyは複数人が協同で、1つのプロジェクトに対して作業を行うためのサイト。Google Driveと機能が似ていますが、Mural.lyの場合は、より視覚的な作業を協同で行うことができます。現在MOOCsとの連携も検討中だということです。
10. Properati(不動産)
Properatiはアルゼンチンの不動産プラットフォーム。不動産の仲介業者、開発業者やオーナーが手数料なしで、借り手を募るため、サイト上に賃貸情報を載せることができます。2014年はメキシコ、チリ、コロンビアに拡大していく予定だということです。
11. Nubelo(人材派遣)
Nubeloはラテンアメリカに拠点を置くオンライン人材派遣会社。アメリカでのパイロットプログラムも実施済みです。2014年には5万件の案件を獲得することを目標に掲げています。
12. Sympla(チケット販売)
Symplaはブラジル発のイベントチケットの販売を手掛けるサイト。2012年のサービス開始以来、30万枚のチケットを販売し、すでに収支は黒字化しています。
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