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Photo: Plan 9

ヨーロッパのエストニアで生まれたSkype(スカイプ)は、2011年にマイクロソフトから85億ドルで買収され、テクノロジー業界で成功したサービスの一つとして知られています。

このように、新興国で生まれたサービスやプロダクトが先進国でも革命を起こすことを「リバースイノベーション」と最近では言われています。

そんな中、今度はアジア・パキスタンのテックスタートアップ「Appography」が、初めて「Microsoft Ventures UK」から出資を受けたとのニュースが入ってきました。

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無駄な時間を短縮する

「Appography」は、企業の電話越しでのカスタマーサービスコールの時間を大幅に短縮させるモバイルアプリ「Vivid」を提供しています。

Vividは、多くの大企業が導入している、自動音声応答装置をキレイなタッチ式の表示に変える機能を持っています。このアプリを使えば、今まで自分の用件に合った数字を何度も押して、何分も待っていた時間を大幅に短縮してくれるというわけです。

共同創業者のチャンドさんは言います。

Vididは、今まで無駄だったプロセスを一つに単純化し、音声から実際にビジュアルで見えるフォーマットに変えたのだ。

パキスタンのテクノロジー業界の兆し

Appographyは、パキスタン発の数少ない成功したスタートアップで、同国では史上初めてイギリスから投資を受けた企業でもあります。

今回の出資は、同じような志で世界を変えようとしているアジアのベンチャー業界のさらなる可能性を感じさせてくれるものになりました。

先日のフェイスブック社のインドベンチャー企業の買収と共に、今後もアジアのテクノロジー企業には目が離せません。

[TechView Asia]


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