次はいよいよアフリカ！ マクドナルドのCEO、ナイジェリアへの進出に意欲

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世界規模で展開するファーストフードチェーン、マクドナルド。先日、20年振りに東南アジアの新興国に進出したことでも話題になりました。

そんな中、今度はアフリカ・ナイジェリアに新店舗が出来るかもしれない、とのニュースが入ってきました。

アフリカのビッグ市場を狙う

マクドナルドCEOのトンプソンさんは言います。

我々は、アフリカが持つ機会を見据えている。ナイジェリアは、間違いなく大きな浦ポテンシャルを持った国だが、他のいくつかのアフリカの国への進出も考えている。

ナイジェリアの経済成長は1999年以降年率8.2%を維持しており、一人当たりのGDPも310ドルから1,725ドルほどまで上昇してきています。人口1.7億人という巨大市場も見逃せません。

右肩上がりに人口は増え続け、2100年には10億人弱になると予想／Photo: BBC

ライバルチェーンに対抗

マクドナルド最大のライバル企業、バーガーキングは昨年南アフリカに進出し、今後はボツワナ・モーリシャス・モザンビーク・ナミビア・ザンビア・ジンバブエでもレストランをオープンすると発表しています。

それに対抗し、マクドナルドもアフリカでの進出を積極的に考えています。すでに南アフリカ・モーリシャス・モロッコ・南アフリカでレストランを構えており、今後は特に人口が多い国が注目されそうです。

それでも、アフリカのマクドナルドは中所得者層向けとなるでしょう。アフリカのマジョリティ、貧困層向けにどれだけ価格で勝負することができるかも、今後の進出の鍵となりそうです。

［Bloomberg］