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みなさん、こんにちは。e-Education Projectミャンマー担当の小沼です。

先週の記事では、試験まで残り1週間を切った学生たちの勉強様子について書かせていただきました。

今回の記事では、試験本番直前のことを中心に綴らさせていただきます。

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テストまで残り1週間

遂にテストまで残り1週間を切りました。入試直前になると、カンピュー、メイミョーの実施校では、最後のテスト直前模試を行っていました。

セーダン試験(高校修了試験)は、各教科持ち時間3時間。今回の模試は、3時間きっちり時間を測り、本番と同じ環境で生徒たちは直前模試を受けていました。

このテストの目的は、学生が時間配分に慣れるためと最後の学習度チェックをするためです。テスト後、メイミョーの生徒たちに話を聞くと、今回のテストは出来たらしく、自信ありげでした。

「今回、時間内に解き終わった?」と質問すると「もちろん!多分40点も取れました」と生徒から返事が返ってきました。

この時、隣にいた先生が「本番でも簡単な問題を落とさないように解きなさい」とアドバイスしていたことが印象的でした。40点取るには、いかに簡単な問題を落とさないかが大切なのです。

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苦手科目を中心に勉強する生徒たち

テスト一週間前になったこともあり、苦手科目がある生徒は、苦手科目を中心に最後の追い込みをしています。学生たちは、全教科最低40点を取る必要があるので、苦手科目をなくすことは非常に重要です。

それに合わせ、DVD授業は3週間前ほどから生徒が苦手なトピックを中心に流しました。英語の文法が苦手な人は、文法中心です。

暗記系は、生徒はDVDを使わず音読して覚えていました。ミャンマーの試験には、暗記しなくては解けない問題などがあるのです。

例えば、英語の試験では、文法、読解以外に「Poem(詩)」を覚えなくてはいけません。これは毎年出題される問題です。

日本語で例を出すと、下記のような問題文です。この問題は、丸暗記したものを回答欄に記述するタイプです。

【問1.穴埋めをしなさい】
「( )の若者がきりんの夢を見ているとき
メキシコの娘は( )の中でバスを待っている
ニューヨークの( )がほほえみながら寝がえりをうつとき
ローマの少年は柱頭を染める( )にウインクする」     
朝のリレー・谷川俊太郎

生徒たちはこういった穴埋め式問題に対応するため、試験直前に音読して最後の追い込みをしていました。

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遂に受験会場へ

そうして生徒、先生一体となり受験対策をしていると、遂に試験前になりました。学生より僕のほうが緊張していたかもしれません。

先生に試験の日程、どのように学生が受験地に行くか再確認すると、学生たちは受験地に泊まり込みをすることが分かりました。まさに受験の旅です。

いよいよ受験本番。生徒たちは、荷物を整えて、受験会場に向かいました!

続きはまた来週。本日もありがとうございました!


途上国の教育課題を若者の力で解決する

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