アルパカといえば、もふもふしたその可愛らしい姿が印象的です。
今回はそんなアルパカの毛を使ったニット製品や中南米アマゾンで生育する椰子の実を使ったアクセサリーを展開する「碧嘉(ピッカ)ジャパン」をご紹介します。
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日本と真反対に位置するペルー
国土面積は日本の約3.4倍、人口は日本の約4分の1。みなさんもよくご存知のマチュピチュがあったりと世界遺産が多い国でもあります。
南半球に位置し、熱帯の地域ではありますが、アンデス山脈や南北に長い国土の関係で、同じ国の中に、砂漠から熱帯雨林、ビーチから高山地帯までが存在しています。
そんなペルーで昔から家畜として飼われているのが、アルパカです。
アルパカという素材へのこだわり
アンデス山脈は朝晩の気温差が激しいです。
そのような中で育ったアルパカの毛は保温・発散機能に優れています。その温かさは、ウール、カシミアにも勝ると言われています。
しかしながら、ただ保温性に優れているというわけではなく、「毛玉が出来にくい」「光沢としっとりたやわらかい触り心地」という特徴も持っています。そういったアルパカの特徴を活かし、商品をつくっています。
外出時でもお家の中でも使える赤ちゃん用靴下
細い糸でとても軽いですが、保温性に優れているショール
8ヵ月もの歳月をかけられた、草木染めの色鮮やかなピアス
素材はペルー最大のアルパカ繊維の紡績会社から調達し、染料もアゾフリー(発がん性の疑いのあるアゾを含まない染料のことで、環境や人体に優しいと言われています)を使用。製法は、近年ペルーでも機械化が進んでいるのですが、今なお、手編みなのです。
女性のたくましさと想い
ニットを編んでいるのは、自分たちの収入を貧困の悪循環を改善していこうとする現地の女性たちです。
作業場にてニットを編んでいる女性たち
今まで子どもたちに文房具すら買うことが出来なかったお母さんたちに、このような雇用が生まれることにより、私たちには当たり前に感じる生活に必要な電気や水を引くことができるようになったり、子どもたちに教育を受けさせることができるようになったりしています。
現地で尽力する日本人女性
こういったペルーでの女性の雇用創造に取り組むひとりの日本人女性がいます。
ピッカジャパンの現地パートナーである鏑木玲子さん
その女性の名前は、鏑木玲子(かぶらき れいこ)さん。旦那さんは元WHO事務局長で感染症の対策に尽力されたことで有名な李鍾郁(Lee Jong-wook)氏です。
リマで貧しい女性たちに手工芸品をつくるプロジェクト(Mujeres Unidas)で鏑木さんは2003年からさんが編み物や刺繍を指導されています。
2006年に李氏が亡くなられてからも、決して安全とは言えない道を週4日片道1.5時間をかけて品質管理や指導をしに現場に行かれています。
そんな鏑木さんやペルーの女性の想いが詰まったピッカジャパンの商品。決して機械では作り出せない手間隙かけた心温まる商品が沢山あります。
トジョウエンジンでも今までに沢山の「フェアトレード」や「エシカルファッション」をご紹介してきましたが、そのことばに括られるだけでなく、お客様に手に取っていただき、長く愛される商品として、広がっていってほしいと思います。
ピッカジャパンのオンラインストアには、商品のページにその商品を作った作り手の紹介も載っています。ぜひ、温もりに溢れた商品をチェックしてみてください!
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