貧困は、多くの国が抱えている問題の1つですが、いざ私たちが何かしようとすると意外と難しいもの。
今回は、いらない小銭をバス停に置いて、必要としている人に届けるブラジル発のキャンペーン「Troco Coletivo」をご紹介します!
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目的はコミュニティの連帯感を高めること
マーケティングファームのMark+によって企画されたTraco Coletivoは、バス停やバスの中にいくつかのポケットが付いた黄色いテープを貼るキャンペーン。いらない小銭をそのケットに入れることで、その小銭が必要としている人のもとへ届くというわけです。
この仕組みは、利用者の信用の上に成り立つもの。Traco Coletivoを通じてコミュニティの連帯感を高めることも目的としています。ちなみにこの小銭は、バスに乗るお金がない人はもちろんのこと、ただ単に小銭を持ち合わせていなかった人も使用することができるそうです。
世界中に広がるキャンペーンを目指して
もちろんこの仕組みが悪用されることも十分に考えられますが、Troco Coletivoの企画グループはこのキャンペーンが国中、ひいては世界中に広がる可能性を秘めた社会実験として位置付けています。
社会をよりよくするのは、意外とシンプルな仕組みなのかもしれませんね。この取り組みを紹介する下記の動画も合わせてご覧ください!
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