東南アジアのスタートアップエコシステムが盛り上がりを見せています。
先日、そんなベンチャー企業をバックアップするために、Monk’s Hill Venturesが8000万ドル(約81億円)規模のアーリーステージ用(起業した直後の企業)の投資ファンドを設立しました。
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起業経験豊かな創設者たち
Monk’s Hill Venturesの共同創設者の一人、オングさんは、Match.comの共同創業者であり、1999年にナスダック上場を果たしたInterwovenの創業者でもあります。
同じく共同創業者のジュングさんは、ロケットインターネットがバックアップするeコマースベンチャー企業ZaloraとLazadaの共同創業者です。
ファンドにスペシャルアドバイザーとして参画しているクレイトンさんは、シリコンバレーで最も著名的なベンチャーキャピタル、セコイア・キャピタルも出資するBubblyの創業者です。その前は、モバイルビジネス系のBEA Systemsをリードし、2008年にOracleから85億ドル(約8600億円)で買収されています。
まずは東南アジアを攻める
新設されたベンチャーキャピタルは、現在シンガポールとジャカルタにオフィスがあり、投資先企業のサポートはもちろんのこと、ベンチャー企業への積極的な投資をしていくそうです。
東南アジアでの急速な携帯電話の普及率から、まずは同地域(シンガポール・ジャカルタ・バンコク・マニラ)で集中的に活動していくとのこと。
今後は、さらに多くの欧米企業のアジアへの進出が予想されますが、途上国発のベンチャー企業が成長していくことに期待したいです!
[TechCrunch / Monk’s Hill Ventures]
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