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先進国で、当たり前となってきた電子書籍での出版・読書。

新興国・途上国でも同様の流れが来ており、先日ロシアの”ソーシャル読書”スタートアップ「Bookmate」が、ロシアの巨大企業Ulmartから300万ドル(約3億円)を調達しました。

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未開拓市場へ展開

Bookmateは、モバイル・ウェブ用の定期購読プラットフォーム。

現在の月間アクティブユーザー数(MAU)は約150万人に上り、ロシア・ウクライナ・カザフスタンなどの国々で利用されています。その内の7%は有料会員で、40万の本を世界中の300以上の出版者が提供しているそうです。

今回の増資は、新興国で広まりつつある電子書籍(e-book)の波に乗る形で、競争率がまだ比較的低い国々で勝負するために行なわれました。

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シンプルなデザイン

ライバルとは一味違う

アマゾン、Googleブックス、iBookなどと違い、Bookmateは完全なオープンプラットフォームで、読者と出版者を直接繋げることができます。

そのため、出版者は、読者の購読傾向やマーケティング方法を独自で分析することが可能になり、購読者との距離が縮まります。

事実、Bookmateのライバル企業(アマゾンやGoogleブックス)などのビッグプレイヤーは、まだ本格的に新興国へは進出していません。ロシアのスタートアップ業界を活性化し、新興国発の企業が新興国を代表するサービスをオリジナルで提供する将来に期待します。

TechCrunch


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