みなさんは、どんな夢を持っていますか?
私(中込孝規)には、「ダンスで日本と世界の子どもたちをつなげたい」という夢があります。その夢を叶えるため、2014年4月から世界一周の旅に出ています。
2年間かけて、世界中の子どもたちにダンスを教えながら周る旅。今回は会社を退職して、旅に出た理由についてご紹介させてください。
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フィリピンで子どもたちにダンスを教えている様子
社会人の時に感じた、震えるほどの幸せ
ストリートダンスとの出会いは高校生の終わりごろ。兄がダンスの練習をしているのを見て、「かっこいい!」と思って始めました。大学生時代はストリートダンスに熱中し、キッズダンススクールの講師や東京ディズニーシーのダンサーとして活動しました。
ですが、周りと違う道に進むのが怖かった部分もあったのだと思います。大学卒業後は、大手教育系企業に就職。ダンスの活動は一旦ストップし、仕事にのめり込みました。そして、働き始めて3年が過ぎたころ、一つの連絡が入りました。
「また子どもにダンスを教えてもらえないでしょうか?」
大学生時代にキッズダンススクールで教えていた生徒のお母さんからでした。話を伺ってみると、子ども自身がまたダンスを再開したいとのこと。
そこで、週末限定でダンススクールを開設。地域の子どもたちにボランティアでダンスを教えていました。
子どもたちが何かにハマるきっかけ・熱中するきっかけを作ること、そして一緒に楽しくダンスを踊れることに、震えるほど幸せを感じました。
子どもたちにダンスを教えている様子
何かに熱中すると、毎日がキラキラと輝く
ぼくは高校生まで好きなことや趣味がなく、ただ耐えるだけの毎日でした。ですが、「ダンス」という熱中できるものに出会えたことで人生が楽しくなりました。
別に、熱中するものは何でもいいと思います。何か一つでも熱中できるものがあればいいと思います。
そして、ぼくの場合は「ダンス」でした。やればやるほど熱中し、その素晴らしさを実感します。熱はどんどん広がり、いつしか世界中の子どもたちにダンスの楽しさを感じてもらいたい、そして熱中してもらいたいと思うようになりました。
そして、夢だった「世界一周×ダンス」の旅に出ることを決めました。
世界一周に出るためには、4年間勤めた会社を辞めなければなりません。それはとても怖いことでした。でも、今チャレンジしなかったら、一生後悔します。子どもたちにダンスを教える中で、「自分の人生やりたいことやったらいいんだ」と思えるほどの幸せを感じたぼくは、会社を辞めて、チャンレジすることにしました。
海外の子どもたちも、日本の子どもたちと同じくパワフルです
世界中の子どもたちにダンスの楽しさを伝えたい
そして今、私は世界の子どもたちにダンスを教えながら世界一周をしています。
「日本の子どもたちに海外にも興味をもってもらいたい」
「海外の子どもたちに日本にも興味をもってもらいたい」
旅に出てから、夢はどんどん膨らんできました。
世界中の子どもたちが言葉の壁を越えて交わることができる場を、ダンスで日本の子どもたちと世界の子どもたちが交流する場を、これから作ろうと動いています。インターネット中継でつなぎ、お互いに同じ音楽で踊り合う場を作ろうと思っています。実現したら、きっと涙が出るくらいうれしいです。
もちろん不安なこともありますが、日々挑戦していこうと思います。
お知らせ
旅の記録は、これからトジョウエンジンでもご紹介していく他、個人のブログ「世界2000人の子どもと踊り出す旅」で発信していますので、ぜひご覧ください!
また、Youtubeにて、現地の子どもたちにダンスを教えている動画も配信しています。合わせてご覧いただけたら嬉しいです!
[01-09 Philippines / Dance With Cebu Children 〜 World Dance Trip 〜 – YouTube]
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