みなさん、紙からビーズができるってご存知でしたか?
あの固いビーズが、紙からできるなんて信じられませんよね。今回は、パキスタンの女性たちによって作られた紙のビーズアクセサリー・エシカルブランド「Paper Miracles(ペーパーミラクルズ)」についてご紹介します!
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紙から生まれるビーズ?
光沢があって、渦を巻いているユニークなデザイン。
見た目がとても美しいこちらのビーズですが、実はカレンダーや新聞紙を何層も何層もまいて作られたものなのです。よく見て見ると、数字であったり、文字らしきものが書かれています。
「1」という数字が隠れていました!
パキスタンの新聞を使ったビーズ
紙を巻いたものにニスなどを縫って光沢を出すそうで、素材や巻く人によって変化する、世界にただ1つだけのビーズです。
これだけでも十分魅力的な商品になりますが、まだ他にも魅力があります。
ペーパービーズを作る人々
このビーズを作っているのは、パキスタンの女性達です。
彼女たちは2005年のパキスタン大地震で被災した人たちであり、今なお心や体に障がいを持ちながらも施設で暮らし、重労働な農作業で得たわずかな収入で大勢の家族を支えながら貧しい生活を送っていました。
そこで、代表の高垣絵里さんは、生計を安定的に得る手段としてペーパービーズづくりを紹介し、新しいエシカルブランド「Paper Miracles(ペーパーミラクルズ)」を立ち上げました。
美しいビーズを製作してもらうことで、ビジネスとして持続的に彼女達を支援することができ、さらにその美しいビーズ製作し販売することで彼女達に生きる自信や活力がつくそうです。
アクセサリーを購入する私達だけでなく、生産者もハッピーにできるなんて素晴らしいですよね。
展示会にいってきました!
2014年10月27日〜11月1日の6日間Paper Miraclesが展示会を開催していました。
私がお邪魔させていただいた日は、あいにくの雨だったのですが、多くのお客さんが出入りしていて、会場はにぎわっていました。
展示されていたアクセサリー
会場に来たお客さんの多くは、やはりこのビーズが紙で出来ていることに驚いていました。
私自身、事前に調べていっていたので、紙から作られているということは知っていたのですが、やっぱり実物を見て驚きました。紙から出来ているとは思えないくらいクオリティが高く、デザイン性が高かったです。
そしてあまりの美しさと、デザインにひかれてこちらの商品を購入させて頂きました。
こちらが購入したアクセサリーです
私はブレスレットをつける度に、パキスタンの女性のことを考えています。そして、おせっかいなのでこの物語を会った人に伝えて行ってます。
わたしが思うエシカルな商品の特徴は、1つ1つに物語があること。今回の場合はビーズ1つ1つにパキスタンの女性の物語が見えてきます。
どこかの国の知らない誰かが作った商品ではなく、生産者の顔が見え彼らのことを応援できる商品の方が、より一層その商品を大切にできるのではないでしょうか?
ペーパーミラクルズの公式ホームページでは、ビーズができる過程や生産者のパキスタンの女性のインタビューなどが見ることができます。気になった方はぜひチェックしてみてください!
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