photo credit: 2013-08-14 12-51-53 via photopin (license)
先週ニュースになった天皇皇后両陛下のパラオ訪問。
元日本の植民地であり、太平洋戦争時の激戦地だったパラオ。戦争で亡くなった人たちへの慰霊を目的とした今回の訪問は、現地で大きな歓迎を受け、ペリリュー州では訪問の日を州の祝日にすることが法律で決まりました。
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なぜパラオは親日国なのか?
パラオは元日本の植民地の国。
この言葉だけ聞くと、疑問に思う人もいると思いますが、パラオは世界有数の親日国として知られています。
今回の訪問でも、パラオの中心部コロールでは、日本の国旗の飾り付けがされており、それ以外にも日本人旅行者が訪問しても非常に親切に接してもらったという声が後を絶ちません。
その理由の一つは、戦後の日本からの国際支援にあります。太平洋戦争後、日本はパラオにおいて道路などの交通インフラの整備はもちろん、病院や学校の設立、運営のための技術的な支援も実施してきました。
パラオの主産業の一つである観光業への支援している他、昨年には日本とパラオ間で温室効果ガス削減協定を締結し、温暖化防止と自然保護の分野でも強い繋がりがあります。
今回の祝日制定によって、ますます日本とパラオの繋がりは強くなっていくことでしょう。
意外と近い大洋州の楽園
最後にぜひ知っていただきたいのが、パラオという国が意外と近くにあるということ。地図であれば日本の真下、飛行機で約4〜5時間程度の距離にあり、ちょっとした休日に旅行することもできます。
「ロックアイランド」をはじめ、日本ではまず見られないような絶景の宝庫でもあるパラオ。今年の夏休みなど、長期休みの際にぜひ訪れてみてはいかがでしょう?
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