昨年から噂されていたインドネシアの観光ビザ(VISA)免除が始まりました。
対象国は日本を含めた30カ国。外国人訪問者の増加に向けて、インドネシア政府は2015年6月12日から観光ビザ免除を開始しました。
ただし、いくつか気をつけなければならないことがありますので、特に注意すべき3つのポイントをご紹介します。
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インドネシア渡航時に気をつけるべき3つのこと
【1】ビジネス目的や長期観光ならビザが必要になります
今回ビザが免除となったのはあくまで観光目的。つまり、ビジネス目的であればビザ取得がこれからも必要になります。
また、長期間観光される場合にも注意が必要です。31日以上の滞在を予定されている場合は、やはりビザが必要になりますので、渡航の目的や期間を確認して、ビザの必要有無をしっかり確認しましょう。
ちなみに、就労を伴わないビジネスや長期観光のビザは日本で取得しなくても、インドネシアの空港内で取得することができます。記事執筆時においてビザの手数料が35ドルかかる点だけご注意ください。
【2】ビザ免除での入国ができない空港があります
今回の観光ビザ免除開始によって、ビザがなくても入国できるようになった空港は以下の5つです。
- ジャカルタのスカルノ・ハッタ空港
- デンパサールのングラライ空港
- メダンのクアラナム空港
- スラバヤのジュアンダ空港
- バタム島のハン・ナディム空港
日本からインドネシアに渡航する場合、大半はいずれかの空港で入国することになりますが、フィリピンや他の国から入国する場合は、他の空港を利用される場合もあるでしょう。
例えば、ジョグジャカルタのアディスチプト国際空港などではビザが免除になりませんので、インドネシアへ渡航される際は、空港がどちらか念のため確認しておきましょう。
【3】帰路の航空券または第三国への航空券の提示が必要
これはビザ免除が始まる前から注意勧告が出ていた話ですが、インドネシア入国時には帰路の航空券または第三国への航空券の提示を求められる場合があります。
加えて、パスポートの残存有効期間が6ヶ月以上、査証欄空白ページがあることも当然必要であり、こういったチェック事項を見落として入国できなかった話もよく耳にします。
インドネシアに限らず、海外に渡航される場合には、ビザの有無だけでなく、パスポートの期限や空欄の有無などもしっかり確認しておきましょう。
以上、長々と注意事項を書きましたが、今回の観光ビザ免除によって、インドネシアへ旅行しやすくなったことに間違いはありません。
今年の夏休み、海外旅行の行き先に悩んでいた方は、ぜひインドネシアを候補にしてみてはいかがですか?
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