photo from READYFOR
皆さん、モンゴルは好きですか?
豊かな自然に温かい人たち。そんなモンゴルに魅了される人は少なくありません。
鹿野詩織さんもその一人。8歳の頃にモンゴル人の女性に出会い、留学やNGO勤務を通じてさらにモンゴルを好きになった鹿野さん。
今回は、彼女が現在READYFOR (レディーフォー)で挑戦しているプロジェクトについてご紹介します。
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日本とモンゴルをつなぐプロジェクト
鹿野さんは大学時代にモンゴルへ留学し、孤児院でのボランティアなど現地で活動を続けてきた生粋のモンゴル好き。
そんな彼女にはエンフツェツェグさんという相方がいます。エンフツェツェグさんは日本が大好きなモンゴル人であり、日本で7年間の留学経験があります。
「モンゴルのために何かをしたい!」
これが二人を繋ぐ想いであり、モンゴルのオーガニック素材を使った化粧品ブランド 「Maral(マラル)」を一緒に立ち上げました。
モンゴルの課題とは?
豊かな自然が広がるモンゴルですが、一方で産業の発展は遅れており、未だに人口の20%は貧困層と言われています。
中でも大きな問題はシングルマザーを取り巻く生活環境。父親が出稼ぎで海外に出たまま帰ってこないといったことがあり、国内750,000世帯のうち10%を超える81,200世帯が母子家庭と言われています。
また、そんな母子家庭を支えるための社会保障制度や労働環境も不十分であり、苦しい環境の中で子供たちを支えている女性が沢山います。
そんな彼女たちが輝く社会を目指して、鹿野さんとエンフツェツェグさんはコスメブランド「Maral」を立ち上げました。
肌にも自然にも優しい手作り石けん
「Maral」の最初の商品は石けん。モンゴルで育つ「チャチャルガン」(英語名:シーバックソーン)と呼ばれる果物を使った石けんになります。
チャチャルガンは「スーパーフルーツ」と呼ばれる欧米諸国も注目している果実。肌の弾力を保つ成分が含まれ、アンチエイジング・肌トラブルの改善に高い効果があります。
チャチャルガンの実(写真はREADYFORより引用)
そんなチャチャルガンを、1ヶ月以上じっくり熟成させて石けんにしています。従来の方法と比べて手間と時間が掛かりますが、その代わり製造過程で不要な化合物を加えないため、環境にも肌にもやさしいのが特徴です。
そんな石けんを、シングルマザーをはじめとしたモンゴルの女性たちと共に作り上げるのが「Maral」のプロジェクトです。
現在販売中のオーガニック石けん(写真はREADYFORより引用)
「Maral(マラル)」に込めた意味とは?
ブランド名にもなっている「Maral(マラル)」という言葉。
「Maral」はモンゴル初代王女の名前であり、強くしなやかなモンゴル人女性の魅力を発信したいという想いを込められています。
モンゴルで働く女性の魅力を引き出し、それを使う日本の女性の魅力も引き出す。日本とモンゴルを繋ぐプロジェクトは、今新しいステージへと移行しつつあります。
現地での事務所の開設とプロジェクトの本格的稼働。そのための資金をREADYFORで集めています。
鹿野さんとエンフツェツェグさんの挑戦を応援したいという方は、ぜひ以下のサイトから応援よろしくお願いします!
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