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〔Photo by Little Sun〕

私たちの身の回りはありとあらゆるものに囲まれています。

ここで皆さんに質問です。

「あなたの生活に無くては欠かせないものは何ですか?」

スマホやパソコン、筆記用具など答えは様々だと思いますが、その答えの一つに「電気」があります。

今回は、アフリカの電力の届かない地域にそんな「電気」を届けるプロジェクト「Little Sun(リトル・サン)」紹介いたします。

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電力を手に入れられない人々

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〔Photo by The Forbes〕

私たちが暮らす日本では、夜になれば電気が明るく街を照らしてくれ、勉強したいと思えばランプを付けて勉強することができます。

しかし、未だに世界の多くの国では、電力を手に入れることができない人々がたくさんいます。

2007年の国連の調査によると、世界人口の約4分の1もの人々が電気のない中で生活していると言われています。

実際に僕もカンボジアの田舎の地域を訪れた際、電気インフラが整っていないため、夜になったら、懐中電灯で教科書を照らしながら一生懸命勉強する現地人と出会いました。

そんな我々が生活をしていく上で「欠かせないもの」を、世界へ届けているのが、「Little Sun(リトル・サン)」です。

世界に届ける「欠かせないもの」

「Little Sun」は、途上国が抱える電力不足問題を解決すべく、電力が届かない途上国に、”あるもの”を届けています。

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〔Photo by Little Sun〕

それが、この少女が手にとっている花の形をしたLEDランプです。

実はこのLEDランプ、太陽光を使用する仕組みとなっており、電池を購入しなくても太陽の光さえあれば、半永久的に使用することができるものになっています。

Little Sunが開発したこのLEDランプはジンバブエやエチオピアなど電力を手に入れることのできないアフリカ諸国を中心に届けられており、その功績は今や世界銀行や国際金融公社に認められるほど大きなものになっています。

最後に

Little Sunの活動はとても素晴らしいですよね。

電力が届かない地域にLEDランプを届けることによって、その地域の人々の可能性を大きく広げることができます。

夜になっても、勉強をすることができ、多くの知識を学ぶことができます。仕事をすることができるようになり、収入を向上させることができます。

そんな途上国の可能性を広げるLittle Sunは、我々が普段あたりまえだと感じてしまうことへの感謝の気持ちを改めて思い起こしてくれるものでもありますね。

[Little Sun]


途上国の教育課題を若者の力で解決する

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