国際協力の新しいカタチを考える！ネパールファンドレイジングイベント＠東京レポート

こんにちは。e-Educationでネパールプロジェクトを担当している吉川です。

私たちは現在、moonshotでのクラウドファンディングを通して、ネパールの子どもたちに最高の教育を届けるために、挑戦をしています。

取り組みの様子やネパールの実態を直接お伝えさせていただくために、10月16日にイベントを実施しましたので、その様子をお伝えさせて頂きます。

新しい国際協力のカタチを考える

今回のイベントでは、e-Educationとしての取り組みに限定をせず、豪華なゲストスピーカーの方を招き、様々な国際協力のカタチを考えるというテーマで開催をいたしました。

途上国支援や国際協力において、１つ課題に対しても様々なアプローチがあります。活動の視野を拡げたり、連携・協力できることはないかを一緒に考えることを目的として開催しました。こちらが、お取り組みをお話いただいたパネラーの方々です。

日本プロサッカーリーグ（Jリーグ）　国際部　遠藤さん

最初の登壇者は、Jリーグ国際部でアジアへの展開戦略や途上国との国際交流活動などを担当されている遠藤さん。

Jリーグもグローバル化の流れと同様にアジア戦略を強化して取り組んでおり、現地のNGOなどとの連携によって子どもたち向けの国際交流プログラムなども実施されています。ブータンやモンゴルの子どもたちにユニフォームを届け、一緒にサッカーをする交流プログラムでは、心打たれる映像も流して頂きました。

「子どもたちが体を動かし、笑顔になる機会を届けていく」

サッカーというシンプルかつ世界共通のスポーツだからこそ貢献できることがあるというお話を頂きました。また、先日「３J」連携というJリーグ、JFA（日本サッカー協会）、JICA（国際協力機構）の連携も発表されました。今後、スポーツの力を通した国際協力活動もさらに広がっていきます（詳細はこちら）。

メロサティプロジェクト　上智大学１年生　関さん

大学１年生でありながら、多くの仲間を巻き込みネパールのためにメロサティプロジェクトを立ち上げて活動をしています。4月25日の震災発生直後から活動を開始する行動力、そして仲間を巻き込む力によって、大学やメディアからも注目をされています。引き続きネパールへのスタディーツアーを企画し、現地の学生と連携して活動を展開される予定です。

「時間は有限、可能性は無限」

プレゼンの最後には力強いメッセージを発信してくださいました。今後、様々な団体とも連携して活動を続け、ネパールのために学生ができることを今度もやっていきたいと熱くお話頂きました。

Colorbath　後藤さん

現在は大学で教鞭を取りながら、NPO活動としてColorbathに参画されている後藤さん。経営学が専門ということも有り、「いかに現地に雇用を生み出すか」にこだわって活動をされています。活動を継続させるために、日本からの支援のみではなく、いかに現地でも継続的に展開ができるような仕組みを作ることができるかが大切です。

Colorbathでは、ネパールと日本の学校をSkype等でつないで国際交流をするプログラムを展開されています。「ネパールの支援というよりも、日本の学生がネパールの学生から学んでいる」というお話がありました。英語力、コミュニケーション力など、途上国から学ぶこと、気付かされることは本当に大きいと思います。

パネルディスカッション

e-Education創業者の税所篤快も参加し、パネルディスカッションを行いました。活動を継続させ、インパクトを最大化するためにどんな連携やコレボレーションができるか、といったテーマで話を展開しました。

一緒に取り組む「仲間」を増やす、他団体と連携するためのポイントを、これまでのご経験から各パネラーの方からお話がありました。

・まず自分が行動すること
・それぞれの団体のメリットを考える
・良い人材の周りに良い人材が集まる
・積極的に人と交流し、そのつながりから始める

参加者の方からも本当に多くの質問を頂き、パネラーとの双方向のやりとりで進んでいきました。会終了後も、参加者同士の交流やパネラーへの質問は尽きることがなく、最後まで大盛況な会となりました。

ご参加を頂いた皆様、本当にありがとうございました！

ネパールでのe-Educationプロジェクト立ち上げ

そして、ネパールでのe-Educationプロジェクトについてもお伝えをさせて頂きました。山間部の子どもたちは、良い教材や先生の数が不足し、恵まれない環境で勉強をしています。学校にいくために数時間歩き、家に帰れば仕事を手伝うという生活です。

そんな彼らが学校で素晴らしい先生の映像授業をもとに学習をして、力をつけ、将来への夢や想いを実現していくことをサポートしていきたいと思っています。詳細は、こちらのmoonshotでのクラウドファンディングページにまとめています。ぜひお読み頂きたいと思います。

追記：

多くの皆様のご支援により、目標として設定していた120万円を達成することができました。本当にありがとうございます！！

クラウドファンディングへの挑戦は、10月18日の23:59までとなっています。一人でも多くの方にプロジェクトのことを知って頂き、１人でも多くのネパールの子どもたちに教材を届けていきたいと思っています。あと20万円あれば、さらに２校の学校へ映像教材を届けることができ、約100名の子どもたちが勉強することができます。最後の最後まで、私たちは挑戦を続けます。

引き続きご支援を頂けると幸いです。どうぞよろしくお願いします！

最後までお読みいただき、ありがとうございました！

moonshotでのご支援はこちら »