2015年、ASEAN(東南アジア諸国連合)がついに経済統合を果たしました。
これまでバラバラに発展してきた各国が一つの経済地域になった時、どんな未来が生まれるのか?そのとき日本を含むアジア全体にどんなチャンスが眠っているのか?
今回はそのようなASEANの未来を見据えるイベント「ASEAN FUTURE」が開催されるのでご紹介します。
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ASEANの未来を創る挑戦者たち
今回のテーマは、「ヒューマンリソース(human resources)」。ラオス・カンボジア・ミャンマーにてイノベーションを起こす「挑戦者たち」を招き、参加者の方々ともにアジアの未来を描きます。
以下に今回参加されるイノベーターの方たちを紹介します。
女性と世界を繋ぐ希望に輝くシルクブランド “Mekong Blue” ー 高橋邦之(カンボジア)
photo via mekongblue
NPO法人ポレポレ代表。バルト3国の島嶼部、農閑期の高齢者女性の雇用創出に携わった経験から、”Mekong Blue“等、新興国の手工芸品の流通支援、技術協力等を通じて、社会的課題の解決に取り組んでいます。AERA「アジアで勝つ日本人100人」選定。
“Mekong Blue“は、カンボジア人女性のヌオン・チャンタさんによって創設されたシルクブランド、2001年に「読み書きのできない女性の自立支援」を目的に立ち上げられたこのプロジェクトは、この15年間で目覚ましい進歩をとげ、これまでユネスコ(国際連合教育科学文化機関)の手工芸部門で3度の栄冠に輝きました。
新世代映像作家集団 “Tagu Films” ー 西川翔陽(ミャンマー)
photo via tagufilms
早稲田大学在学中、自殺問題解決のサイト『生きテク』の立ち上げ、広報マネージャーに就任。卒業後、家電メーカーに入社。経営企画部を経て、新規ITインフラ事業の立ち上げ・企画、及びW杯記念事業の日本リーダーを務めました。2011年世界経済フォーラムの主催するグローバルシェイパーズコミュニティ(GSC)に選出。
国際交流NPO、Learning Across Bordersのボードメンバーを2015年より務め、ミャンマー国の”Tagu Films“ のドキュメンタリーフィルムを国内で配給し興行収入を若手ミャンマー人映像作家育成に役立ています。
“Tagu Films“は、国際経験豊富なフィルムメーカー2名により2013年に設立。国内外のドキュメンタリーフィルムアワードを受賞、2014年にオバマ米大統領がミャンマーを訪れた際には、代表スピーチで「国の将来を担う若者」として言及されました。クライアントはNHKやBBCなどの国内外のメディアが中心。
初来日!救える命を救う、同国初の救急隊 “Vientiane Rescue” ー セバスチャン・パレット(ラオス)
photo via Alzageera
フランス元救命救急士。旅先で訪れたラオスにて事故後路上で亡くる若者を目の当たりにし、2010年同国初の救急隊”Vientiane Rescue” を地元の若者と結成しました。現在7台の救急車を200人のボランティアと共に走らせ、事故現場に誰よりも早く駆け付け救命活動に取り組みます。
イベント詳細
日時
2016年5月17日(火)19:00 – 21:00
場所
国立国際医療研究センター 研修センター5階 大会議室
(大江戸線若松河田駅より徒歩5分、東西線早稲田駅より徒歩15分)
参加費
無料
タイムスケジュール
18:45 ~ 受付開始
19:00 ~ オープニング
19:15 ~ ストーリー・トーク
19:55 ~ パネルディスカッション
20:15 ~ 参加型ワークショップ
21:00 ~ 交流会
現在、東南アジアで活動されている方や、社会問題解決に関心のある方、今後のASEANの動向が気になる方はぜひ参加してみてはいかがでしょう。
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