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こんにちは! e-Educationインドネシアプロジェクトの初代を担当していました、坂井健と申します。私たちe-Educationは、インドネシアの「奇跡の合格」を日本そして世界に発信するため、クラウドファンディングMoonshotでの挑戦を開始いたしました。

この挑戦にあわせて、今回はインドネシアプロジェクトを歴代担当したメンバーで思いを綴らせていただければと思い、筆をとりました。3人で一回ずつの計3回で、連載させていただきます。ぜひ最後までお付き合いいただけたら嬉しいです。

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ぼく、インドネシアに行きます!

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e-Educationみんなと会議

たける、インドネシア行かない?

当時e-Educationの代表だった税所篤快さんから突然そんな話をされ、僕はインドネシアでプロジェクトをやることが決まりました。プロジェクトのはじまりはとても単純でした。

「そんなこと、いきなり言われても・・・。」

インドネシアに知り合いなんか全くいないし、そもそもインドネシアってどこだっけ? 当時の僕はインドネシアのことを、噂程度にしか知りませんでした。そのインドネシアをインターネットで調べていると、人口はアメリカに次いで世界No.4だと言うことを知りました。中国やインドの人口が多く、ビジネスマーケットとして熱いことをニュースで何度もみていたので、「いつかインドネシアも注目される時が来るだろう」とワクワクしながら二つ返事で答えました。

僕、インドネシアに行きます!

物語は知り合いなんて全くいないところから始まった

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インドネシアについた日

インドネシア行きを決めてから約三ヶ月後、僕は首都ジャカルタのど真ん中、サリナデパートのマクドナルドでポテトを食べていました。

「そういえばインドネシアに知り合いなんて1人もいなかったんだ。」

勢いだけでインドネシアに来た僕を待っていたのは、厳しい現実。二つ返事をしたときのワクワクはどこへ行ったのやら。英語は全く通じないし、外に出たら大量の車と人混み。そんな僕の生活はいつのまにかホテルとマクドナルドを往復するだけの生活になってしまっていました。

偶然英語の通じるホテルの人がおり、インドネシア大学というこの国の最高峰の大学が近くあるということを聞きました。「トップ大なら素晴らしいパートナーがいるかも知れない!」僕はようやく道が開けたような気がしてインドネシア大学に向かいました。

たくさんのパートナーに囲まれて

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インドネシア大学にて

予想した通り、インドネシア大学にはたくさんの素晴らしい大学生がいました。将来インドネシアを背負うために官僚になりたいという人、医者になって多くの命を救いたいと言う人。

その中で、e-Educationの話を色んな人にして回った結果、カリスやリアンといった優秀な学生たちがe-Educationの理念に共感してプロジェクトに参加してくれました。撮影する先生を探すとき、予備校を訪ねるとき、いつもそばにいて手伝ってくれました。ある日、プロジェクトを手伝ってくれていたリアンという学生がこんなことを言ってくれました。

僕は貧しい地区の出身なんだ。教育なんかまともに受けられなかったけど、e-Educationがあったら僕みたいな人にもチャンスを与える事ができるかもね。

ここにインドネシアの宝が眠っていると確信して

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マスターの写真

「ここがマスターだよ。」

リアンについて行くとそこには、古い倉庫がありました。いや違う、これは学校だ。デポックモールという、人々がショッピングを楽しむ大きなモールの裏側にその学校はありました。ついさっきまでいた、華やかな町の賑わいが嘘のよう。僕は目を疑いました。

「ビックリしたでしょ?急速に発展を遂げたインドネシアには、その発展の犠牲になった多くの人たちがいるんだ。」

いわゆるストリートチルドレン。両親を亡くしたり、家がない子どもたちがこの学校に通っています。この学校に住んでいる生徒もいたことにビックリしました。

でも生徒の目は輝いていました。勉強していることが楽しいと言わんばかりに授業を受け、自分の家族だと言わんばかりに友達を愛す。日本は素晴らしい教育制度がありますが、僕がここで感じたのはまた違った風景。

この子たちはインドネシアの宝だ

僕はここでプロジェクトをやることに決めました。

ともった灯を世界の果てまで届けたい!

それから2年の時を経て、このマスターから2人の生徒がインドネシアの最高峰であるインドネシア大学に合格しました。この物語は僕らに、一生懸命勉強すればインドネシア大学にだって合格できる!不可能なんてない!ということを教えてくれます。

一番最初にプロジェクトを始めたマスターで灯がともりました。ぼくたちはこの灯をもっともっと広げたい。一緒にこの灯を広げて下さる方がいたら嬉しいです。皆様のご支援よろしくお願いします!

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イベント開催

私達e-Educationは6月1日よりインドネシアの「奇跡の合格」を日本のみなさまにもドキュメンタリー映画でお伝えするべく、クラウドファンディングMoonshotでの挑戦を開始いたしました。

Moonshotのページにて随時活動報告を行ってまいりますが、そこではお伝えしきれない情報や想いをお届けするために、皆様と直接お話できる活動報告会を兼ねたファンドレイジングイベントも開催しますのでご案内をさせていただきます。

日時

2016年6月17日(金)
19時00分〜21時30分(18時50分開場)

場所

国立オリンピック記念青少年総合センター
センター棟 311室
http://nyc.niye.go.jp/train/

※最寄駅:小田急線「参宮橋駅」徒歩7分、千代田線「代々木公園駅」(代々木公園方面4番出口) 徒歩10分

定員/参加費

・100名
・クラウドファンディング支援メニュー(3,000円 / 5,000円 / 10,000円 / 30,000円 / 50,000円 / 100,000円)からご選択いただき、参加費としてお支払いください。
なお、事前にクラウドファンディングへご支援済みの方は、本報告会に当日支払い無しでご参加頂けます!

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申し込み方法

参加を希望される方は、以下のフォームからお申し込みください。
皆様のご参加を心よりお待ちしております!

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途上国の教育課題を若者の力で解決する

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