thingyan_festival_myanmar

どうもこんにちは!e-Educationの佐々です。

ミャンマーに来てから2ヶ月が過ぎようとしています。少々足の裏が裂けましたが、問題なく元気にやっております。

いや、よく考えたら問題はありました。

「さあ、仕事するぞ!」

と気合いを入れてミャンマーに来たものの、あれ、パートナーがいないのです。

そう、ミャンマーは年末年始の休みに入っており、パートナーは故郷に帰っていました。

休みの名前はティンジャン(Thingyan)。そのティンジャンに、お祭り男である僕、佐々翔太郎が突入して来ました!

SPONSERD LINK

ティンジャン(Thingyan)って?

ミャンマーではティンジャン、タイではソンクランなどと呼ばれるこのお祭り。南伝上座部仏教のタイ・ラオス・カンボジアでも似たような祭りが開催されます。

ティンジャンは一言で言えば「水かけ祭り」です!どこかで聞いたこともあるだろうこのお祭り。日本でも最近有名になって来ましたね。

今年のお祭りの期間は4月12日から17日で、太陽暦の新年初日当たる4月18日の前日までお祭りは続きました。ティンジャンは新年が始まる前に水を浴びることによって一年の汚れを落とそう!と言うお祭りのようです。

ちなみに、この期間だけ開花する黄色の花「パダウ」はミャンマーのシンボル的な花であり、誠実と忠誠の象徴だそうです。女の人がよく髪飾りとしてつけていて、とても綺麗な花でした!

IMG_0147

パダウの花

ティンジャンの実態は!?

IMG_0158

こんな感じです!もうぐちゃぐちゃですね(笑)この時期のミャンマーはとても暑く、水は冷たくてすごく気持ち良かったです。

でも水が綺麗なわけではありません。地域によっては川や湖から直接水を引いて来ているという話も。この水、飲んだら100%お腹壊します。というか、頭から水被ったんで普通に風邪を引きました。

そして日頃のストレスを晴らすかのように水を思いっきりかけてくる若者たち。耳に入ったら鼓膜破れるんじゃないのってくらいの勢いです。もし参加される方は、どうか怪我のないよう気をつけてください!

ティンジャンは神聖なお祭りだと聞いていたのですが、街中ではEDMもよく流れ、伝統的なものと若者たちの何かが混ざって今のティンジャンがある気がしました。

それにしても、街に出て来ている若者たちはParty Peopleな印象でした。聞いてみれば真面目なミャンマー人は、家にこもって映画などを見ることが多いそうです。思いっきり現地の若者たちと楽しでしまった僕はすっかりParty Peopleなのかもしれません(笑)

いつもと違った今年のティンジャン

ティンジャンの期間、仕事はお休み。街のレストランやお店もほとんど閉まるため、多くの日本人駐在員は日本へと一時帰国します。

しかし、今年のティンジャンは一味違いました。

なんと、NLD新政権によって10日間の休みが5日間に短縮されたのです。それも直前の一ヶ月前に発表されたため、すでに飛行機を予約していた日本人は変更を余儀なくされたり、てんやわんやだったそうです。

そんな中、僕はどうしていたかというと、元インターン先のティンジャンに参加したり、現地の知り合いの方に誘って頂き、トラックの荷台に乗って町中を一周したりしていました。

IMG_0150

元インターン先のSocio Lite Microfinance Foundationでのティンジャン

一年前に大変お世話になったインターン先の方々との久々の再会。

あのインターンは自分にとって初めての一人での海外滞在、勤務であって今の自分を支えてくれていて、今現在のミャンマーでのインターンがあるのもそのおかげだと思っています。

そんな思い出深いインターン先の方々と久しぶりにお会いできて、思わず涙がこぼれそうになりました。

「僕のこと、覚えてるかな、、、」

しっかり覚えてくれていました!言語は通じないけれど、みんな微笑んでくれて握手しに一人一人挨拶しに来てくれました。

そんな彼らと過ごしたティンジャン。ミャンマーの伝統的な音楽とともに踊り明かしました。

ティンジャンの様子、ぜひ動画でもご覧ください

熱気あふれるヤンゴン中心街のティンジャン

その2日後には、ヤンゴン中心街のティンジャンに参加してきました。

もうParty Peopleばかりです。ステージ上では有名歌手と思われる方々がライブをおこない、水をあちこちから掛けられる中でステージ前の人々は踊り続けます。

すいません、最近自撮りレポートにハマっております。そしてリポートにはまっています。笑

何を言ってるかほとんどわかりませんでしたが、とりあえず現地の人たちと一緒に踊ってきました!楽しかったです!

IMG_0156

トラックの荷台に乗って市内を駆け回る

現地の知り合いの方にお誘い頂き、軽トラックの荷台に乗って水を掛け合いながら市内を一周。いつもすこぶる暑いのにこういう時だけ雨降るんですよね。

まるで優勝パレードか何かのようなトラック移動

それにしても掛けてくる水の水圧がすごい。怪我する人が出ないか心配になります。我々も何か対抗しようと、シャンプーを通行人の頭にかけるなど、いたずらでお返ししました(笑)

以上、ミャンマーの代表的なお祭りティンジャンをご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?

もしご興味ある方は、ぜひお試しあれ!(でも怪我しないよう十分お気をつけてください!)


途上国の教育課題を若者の力で解決する

SPONSERD LINK