マヨネーズなどで有名なHellmann’s がメッセージングアプリのWhatsAppを使って料理のレシピやプロのシェフからのアドバイスを届けるキャンペーンその名も「WhatsCook」をブラジルで開始、話題となっています。
メッセージングアプリWhatsAppを活用
急成長するモバイル市場の中でもひときわ目を引くチャットアプリ。最近では5億人の月間アクティブユーザーを抱えるWhatsAppを、フェイスブックが1.9兆円というとてつもない金額で買収したことでも話題になりました。
そんな中、今回はどのようにブランドがWhatsAppのようなメッセージングアプリを使って市場を開拓することができるのかを示したお手本のようなキャンペーンWhatsCookをご紹介します。
プロのシェフから直接アドバイスを
WhatsCookの使い方は簡単で、ユーザーはまずはじめにキャンペーンサイトで自分の電話番号を入力、その次にプロのシェフとWhatsAppを通じてチャットする時間を予約します。
ユーザーは1時間かかる本格的なものから数分でできてしまうものまで、さまざまな料理をシェフのアドバイスをもらいながら作ることが可能。
また、シェフに冷蔵庫の中の写真を送ると、今ある材料だけで作れる料理のレシピまで教えてくれるそうです(もちろんレシピはすべてマヨネーズを使ったもの)。
平日のランチタイムとディナータイムに使用可能
WhatsCookのシェフとは月曜日から金曜日の正午から14時までのランチタイムと、19時から22時のディナータイムにチャットの予約をすることができます。サービスは原則として誰でも利用することができますが、WhatsCookチームによると、最低でもごはんぐらいは自分で用意できる人が望ましいということです。
WhatsCookはレシピ本やレシピサイトでもない、全く新しい方法でユーザーにレシピを届けるとともに、ユーザーがすでに使い慣れているメッセージングアプリを使って双方向のコミュニケーションを生み出した点で非常に秀逸なキャンペーンであると言えます。
日本のLINEでもこんなキャンペーンがあれば面白いかもしれませんね。
[Springwise / PSFK]
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