ニュース | トジョウエンジン https://eedu.jp/blog 途上国のイメージを豊かにするノンストップ・デイリーマガジン Fri, 22 Feb 2019 12:43:12 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=5.6.15 【3月6日~7日・東京開催】Good Life実現に向けた組織の自己変革について学ぶ「サステナブル・ブランド国際会議2019」 https://eedu.jp/blog/2019/02/22/sbtokyo2019/ https://eedu.jp/blog/2019/02/22/sbtokyo2019/#respond Fri, 22 Feb 2019 08:27:34 +0000 http://eedu.jp/blog/?p=48617 いつまでも心の豊かな生活をしたい、そのために私たちが行えることは何でしょう? 「Good Life」をキーワードに、考えてみませんか? 今回は3月6日~7日の2日間にわたって開催される「サステナブル・ブランド国際会議20 […]

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いつまでも心の豊かな生活をしたい、そのために私たちが行えることは何でしょう?

「Good Life」をキーワードに、考えてみませんか?

今回は3月6日~7日の2日間にわたって開催される「サステナブル・ブランド国際会議2019東京」についてご紹介いたします。

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サステナブル・ブランド国際会議とは?

「サステナブル・ブランド国際会議」はアメリカで11年前に始まった国際会議で、日本では今年で3度目の開催となります。

サステナブル・ブランド国際会議東京2018の様子

世界の経済は今、「サステナブル」にシフトしつつあります。

プラスチック製ストローの廃止は記憶に新しいと思いますが、最近のトレンドとして「サステナビリティ(持続可能性)」のある社会に向けた取り組みが盛り上がっています。

サステナブル・ブランドとはそんなサステナビリティを兼ね備えたブランドという意味です。

サステナビリティをブランド戦略の中核におき、社会課題の解決と事業戦略の統合を目指す人々にインスピレーションと新たな出会いを与えるため、サステナブル・ブランド国際会議はアメリカで生まれました。

企業の経営者やCSR担当者はもちろんのこと、事業開発やブランド戦略、サプライチェーンマネジメントなど関係分野は多岐にわたります。

また、これから社会に出る学生や、NPOやNGOで社会課題に正面から取り組んでいる方にとっても、企業の方々をはじめとして立場、分野、セクターを超えて交流する機会になるはずです。

SB2019Tokyo

今年のテーマは「Redefining Good Life 2.0」

前回の「Good Lifeとは何か」から発展し、今年のテーマは「Good Lifeをゴールとし、サプライチェーンや取引先・社員を含めて、自社・自組織を『再構築(Redesigning)』していくこと」です。

Good Lifeの定義が物質的な豊かさから大きく変わり始めている今、国内外の社会課題に対してどのように取り組んでいくのかが問われています。

これからの豊かさを考え、持続可能な社会に向けた対話に参加しませんか?

国内外の有識者や先進ブランドの代表者が集まり、150名以上のゲストスピーカーによる講演や様々なテーマのワークショップが行われます。

プログラム詳細はこちらです »

【読者限定割引あり!】サステナブル・ブランド国際会議東京2019

今回、トジョウエンジンの読者の皆さま限定で、「サステナブル・ブランド国際会議東京2019」の参加費が20%割引になるご優待コードをご用意いたしました。

参加登録の際に、こちらのコード【SBNSL220】をご記入いただけると20%割引になりますので、少しでも関心を持たれた方はぜひ参加してみませんか?

開催概要

  • 日時:
    2019年3月6日 09:45~18:15(18:30~20:00 ネットワーキングレセプション)
    2019年3月7日 10:00~18:15

  • 場所:ヒルトン東京お台場(地図
  • アクセス:ゆりかもめ「台場」駅直結、りんかい線「東京テレポート」駅から徒歩約10分
  • 参加費:上記ディスカウントコードの20%割引適用費用は以下の通り
  •  ★ALL EVENT PASS
     一般:¥43,200 / NPO・NGO:¥25,920 / 学生:¥12,960
     ★1DAY PASS
     一般:¥30,240 / NPO・NGO:¥18,144 / 学生:¥9,072

皆さんもこの機会に「Good Life」について一緒に考えてみませんか?

参加登録をする »
 

SB2019Tokyo

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【イベントレポート】セクターを超えてGood Lifeを考える「サステナブル・ブランド国際会議2018東京」 https://eedu.jp/blog/2018/03/08/sbtokyo2018_report/ https://eedu.jp/blog/2018/03/08/sbtokyo2018_report/#respond Wed, 07 Mar 2018 22:00:20 +0000 http://eedu.jp/blog/?p=46650 2015年にSDGsが採択されて、今年で3年。 先進国・途上国の垣根を超えて、行政・ビジネス・NGOなどセクターの垣根を超えて、持続可能な社会に向けた取り組みが進められています。 持続可能な社会における「Good Lif […]

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2015年にSDGsが採択されて、今年で3年。
先進国・途上国の垣根を超えて、行政・ビジネス・NGOなどセクターの垣根を超えて、持続可能な社会に向けた取り組みが進められています。

持続可能な社会における「Good Life(良い暮らし)」についての考え方が変化してきている中で、各セクターの取り組みを共有し、学びあい、未来を創造する国際会議が東京で開催されました。

本サイト「トジョウエンジン」がメディアパートナーを務めた、「サステナブル・ブランド国際会議2018東京」の様子についてご紹介いたします。

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サステナブル・ブランド国際会議とは?

「サステナブル・ブランド国際会議」はアメリカで10年前に始まった国際会議で、世界各地の都市で開催されています。

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日本での開催は今年が2度目。2018年3月1日~2日の2日間にわたって、ヒルトン東京お台場にて開催されました。

国内外から140人を超えるスピーカーによる基調講演や分科会が開催され、1640人を超える参加者が様々なセクターからお台場の会場に集合しました。

多様なスピーカーによる50以上のセッション

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2日間にわたって開催された「サステナブル・ブランド国際会議2018東京」では、基調講演や分科会など合わせて50以上のセッションが開催されました。

サステナビリティという大きなテーマのもと、経営、マーケティング、資金調達、地方創生やダイバーシティーなど多様な視点からのセッションが設けられ、企業経営者からNPO職員、学生まで様々な思いを持った人が参加し、セクターや世代を超えて話し合いました。

スウェーデンからアーティストが来日!

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生演奏を披露するSustainable Soundtracks

対話によるセッションだけではなく、音楽によるメッセージもありました。

このイベントに合わせてスウェーデンからSustainable Soundtracksというアーティストが来日し、初日のネットワーキングパーティーや2日目のオープニングにて演奏を行いました。

彼らはメッセージ性のある音楽を通じて、気候変動や地球温暖化について啓発する活動を行っています。

ひとりひとりが持続可能な社会を構想するHappy Heroに

サステナブル・ブランド国際会議2018東京」では、企業やセクターを超えて、より社会を持続可能で豊かなものにしていくために何ができるか、それぞれのアイディアを持ち寄る場になったと思います。

この会議からどのような学びが生まれ、今後どのようなアクションが生まれるのでしょうか。

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2日目の基調講演に登壇されたタウンゼンド氏(Futerra Co-Founder)はよりよい社会を創るにはHappy Heroが必要だ、と話されていました。

Happy Heroとは、社会にある無数の課題に対して、希望を持って前向きな姿勢でアクションを積み重ねることができる人のこと。

ひとりひとりが持続的な社会を構想するHappy Heroになることで、より「豊かな未来」が描けるのではないでしょうか。

来年、東京で再び開催されるサステナブル・ブランド国際会議で、より踏み込んだ実践の話ができるよう、個人として、組織として、地域として、自分たちにできることを考え、行動に移していくきっかけとなるようなイベントでした。

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【3月1日~2日・東京開催】Good Life 2.0を考える「サステナブル・ブランド国際会議東京2018」 https://eedu.jp/blog/2018/01/30/sbtokyo2018/ https://eedu.jp/blog/2018/01/30/sbtokyo2018/#respond Tue, 30 Jan 2018 13:15:27 +0000 http://eedu.jp/blog/?p=46497 みなさんにとって「Good Life」とは何でしょうか?物質的な豊かさを超えて、持続可能な社会に向けた「よい暮らし」の再定義を行いませんか? 今回は3月1日~2日の2日間にわたって開催される「サステナブル・ブランド国際会 […]

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みなさんにとって「Good Life」とは何でしょうか?物質的な豊かさを超えて、持続可能な社会に向けた「よい暮らし」の再定義を行いませんか?

今回は3月1日~2日の2日間にわたって開催される「サステナブル・ブランド国際会議2018東京」についてご紹介いたします。

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サステナブル・ブランド国際会議とは?

「サステナブル・ブランド国際会議」はアメリカで10年前に始まった国際会議で、日本では今年で2度目の開催となります。

サステナブル・ブランド国際会議東京2017の様子

これからのビジネスとその成長を考えるうえで、ひとつのキーワードとなっている「持続可能性」をテーマに、国内外の事例を共有し、ともに持続可能な社会を創る人がセクターを超えて集います。

今年も国内外から有識者が集まり、基調講演や分科会、ワークショップなど50以上のセッションが開催される予定です。

企業の経営者やCSR担当者はもちろんのこと、事業開発やブランド戦略、サプライチェーンマネジメントなど関係分野は多岐にわたります。また、これから社会に出る学生や、NPOやNGOで社会課題に正面から取り組んでいる方にとっても、企業の方々をはじめとして立場、分野、セクターを超えて交流する機会になるはずです。

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今年のテーマは「Redefining Good Life 2.0」

サステナブル・ブランド国際会議2018東京」のテーマは「Redefining Good Life 2.0(よい暮らしの再定義)」です。

Good Lifeの定義が物質的な豊かさから大きく変わり始めている今、国内外の社会課題に対してどのように取り組んでいくのかが問われています。

これからの豊かさを考え、持続可能な社会に向けた対話に参加しませんか?

【読者限定割引あり!】サステナブル・ブランド国際会議東京2018

今回、トジョウエンジンの読者の皆さま限定で、「サステナブル・ブランド国際会議東京2018」の参加費が20%割引になるディスカウントコードをご用意いたしました。

参加登録の際に、こちらのコード【SB2GA020】をご記入いただけると20%割引になりますので、少しでも関心を持たれた方はぜひ参加してみませんか。

参加登録をする »

開催概要

  • 日時:2018年3月1日~2日 10:00~18:15(1日は18:30~20:00 ネットワーキングレセプション)
  • 場所:ヒルトン東京お台場(地図
  • アクセス:ゆりかもめ「台場」駅直結、りんかい線「東京テレポート」駅から徒歩約10分
  • 参加費:上記ディスカウントコードの20%割引適用費用は以下の通り
  •  ★ALL EVENT PASS
     一般:¥43,200 / NPO・NGO:¥25,920 / 学生:¥12,960
     ★1DAY PASS
     一般:¥30,240 / NPO・NGO:¥18,144 / 学生:¥9,072

皆さんもこの機会にGood Life 2.0について一緒に考えてみませんか。

参加登録をする »
 
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【イベントレポート】「トビタテ!留学JAPAN」第3回留学成果報告会を取材してきました! https://eedu.jp/blog/2017/09/14/tobitate_event3_report/ https://eedu.jp/blog/2017/09/14/tobitate_event3_report/#comments Thu, 14 Sep 2017 07:30:53 +0000 http://eedu.jp/blog/?p=45183 「留学」と聞いて、皆さんは何をイメージしますか? 英語力を伸ばすことや、海外の大学で勉強することでしょうか? 「トビタテ!留学JAPAN」という官民協働の奨学金制度を活用して留学する学生たちは、渡航先も、期間も、留学内容 […]

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「留学」と聞いて、皆さんは何をイメージしますか?
英語力を伸ばすことや、海外の大学で勉強することでしょうか?

トビタテ!留学JAPAN」という官民協働の奨学金制度を活用して留学する学生たちは、渡航先も、期間も、留学内容も、すべて自分でデザインした留学を経験します。

今回は「トビタテ!留学JAPAN」を活用して世界に飛び立った、約170名のトビタテ生による第3回留学成果報告会についてレポートします!

トビタテ!留学JAPANとは?

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文部科学省による官民協働の留学支援キャンペーン「トビタテ!留学JAPAN」。返済不要の奨学金や研修を通して、学生の留学を支援する制度です。

若者の自由な海外チャレンジを支援し、グローバルな課題解決型人材を育てるために、2020年までに1万人の高校生・大学生を海外に送ることを目標としています。

トビタテ!留学JAPANには、次の6つのコースがあります。

  1. 理系、複合融合系人材コース
  2. 新興国コース
  3. 世界トップレベル等大学コース
  4. 多様性人材コース
  5. 地域人材コース
  6. 高校生コース

留学するテーマに合わせて自分にあったコースを選ぶことができます。すでに4000人以上の学生がトビタテ!留学JAPANを活用して海外に飛び立ちました。(2017年9月現在)

そして9月8日に行われた第3回留学成果報告会には、海外に留学した高校生から大学院生までの約170名が参加し、会場では多くのトビタテ生の話を聞くことができました。

今回は、主に途上国を舞台に活動したトビタテ生たちの挑戦をご紹介します!

トビタテ生たちの途上国での挑戦

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新興国コースのプレゼンテーション会場の様子

プレゼンテーション会場では、支援企業の方々やメディア関係者を含む多くの方々が、トビタテ生の活動報告を熱心に聞いていました。

第3回留学成果報告会は、前半部にプレゼンテーション、後半部にポスターセッションという構成。ここからは、7名のポスターセッションの展示作品およびプレゼンテーションの内容を紹介していきます!

①日本を代表する庭造りのエキスパートを目指して

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アルゼンチンに留学した佐藤嵐さん

佐藤さんは、サボテンと多肉植物の農家でインターンシップをしながら、南米の植物調査や視察を行いました。

留学後には大好きな植物とどのように関わっていきたいか悩みましたが、北海道のガーデンの研修生として働くという新しい一歩を踏み出しました。植物への情熱が溢れ出るプレゼンテーションがとても印象的でした。

②日本とツバルの架け橋へ

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ツバルに留学した内藤瞳さん

内藤さんは、「育児の社会化」の実例を学ぶ保育留学を経験しました。社会全体で子どもを育てる文化はどこから来るのか?という疑問をもとに、調査を行いました。

日々多くの発見と影響を与えてくれたツバルの素晴らしさを日本人に知ってほしいという思いから、将来は日ツ交流のハブとなるゲストハウスを現地で作るそうです。帰国してからも、ずっと関わりたいと思うくらい留学先の国が大好きになるなんて素敵ですね。

③人々が能力を認めいきいきと働ける社会へ

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グアテマラ・パラグアイ・メキシコに留学した望月ゆうさん

望月さんは、中南米3カ国でJICAの活動見学や現地のNGO訪問、日系企業でのインターンシップを経験しました。

そこで、草の根レベルの国際開発には持続性の面で限界があること、また、ビジネスを通じた国際開発には持続性はあるが、労働環境や雇用条件に課題があることに気付きました。

留学での気付きを生かして、将来は人々がいきいきと働けるような人事制度の仕組みを作り、大好きな中南米の発展に貢献したいそうです。

④ソーシャルビジネスでフィリピンの貧困をなくしたい

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フィリピンに留学した大野雛子さん

大野さんは、大学1年生の時に初めて訪れたフィリピンで貧困を目の当たりにしてから、持続可能なソーシャルビジネスの力で貧困をなくしたいと考えるようになりました。

留学中は、現地の若者とともにTシャツを使ったビジネスを始め、現地の若者がお金を得る仕組みを作ることに成功しました。それだけでなく、ビジネスを通して一緒にやってきたメンバーにも変化を与えることができました。

今までタバコを吸ったりお酒を飲んだりして1日を過ごしたメンバーが、学校に行って勉強するようになったり、クリエイティビティを発揮して生きがいを求めるようになったのだそうです。

「貧困とは、お金がないことではありません。選択肢がないことが本当の貧困です。」と語る大野さん。将来は、貧困層からビジネスを創り出し、彼らが人を雇用できる世界を実現したいという熱いメッセージが印象的でした。大野さんは、第3回留学成果報告会で優良賞を受賞されました。

⑤カンボジアでの新しい文化交流のカタチ

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カンボジアに留学した小牧陽輔さん

小牧さんは、カンボジア日本人材開発センターで半年間インターンシップを行いました。留学中は、JICA や外務省などの公的機関に加え、80以上の民間企業や団体を巻き込み、「Japanese Prefecture Exhibition」と題したカンボジア史上最大の日本展覧会を実現させました。

成功に終わった展覧会ですが、実は企画の準備途中に現地メンバーから「写真展はカンボジアの文化には受け入れられない」と言われたそうです。そんな時、カンボジア人は日常的にセルフィー(自撮り)をしていることに気付き、セルフィーを通じた体験型の日本展覧会をすることにつながりました。

文化の違いから生まれた困難を、現地の人に寄り添った生活をすることで乗り越え、そしてチャンスに変えるという力強いプレゼンテーションでした。

⑥大好きな絵の力でソーシャルアクションの実践者へ

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タイに留学した野澤智媛さん

子どもの貧困について研究している野澤さん。隅々まで工夫がなされている素敵なポスターが印象的ですね!

「子どもたちの可能性を狭めている複雑な要因の鍵となるのは社会的合意形成だ」と考え、山岳少数民族に関わる活動と広報に尽力するタイのNGOミラー財団でインターンシップを行いました。

タイで目の当たりにした買春や貧困の現場と、それに対する現地の人々の捉え方に衝撃を受けた野澤さん。一連の出来事を通して、現実や原因を伝えるだけでなく、意識に働きかける広報の重要性に気付いたそうです。

将来は、わかりやすく面白いと思ってもらえるような工夫を凝らした絵の力によって、社会に存在する問題に気付きと打破を促すようなソーシャルアクションの実践者を目指しています。

⑦世界の多様な教育現場での学びを日本の中高生へ

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フィリピン・タンザニア・オランダに留学した鈴木健太郎さん

教員を目指す鈴木さんは、課題が山積する日本の教育現場に求められる理想の教育モデルを探究するために3地域の教育現場をまわりました。

日本の教員志望の学生を対象にした留学プログラムの開催や、授業マニュアルの作成など、各地域で現場を巻き込みながら活動する中で、2000人を超える子どもたちと先生に出会いました。

帰国後はトビタテ!留学JAPANの仲間と共にBeyond schoolを立ち上げ、留学を経験した学生を中学・高校に派遣して、中高校生に多様な選択肢とロールモデルに出会う場を提供する活動を行っているそうです。自分自身が教育実践者となって、誰もが自分色に輝ける社会の実現を目指しています。

最優秀賞の栄冠は…?

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各学生のプレゼンテーションとポスターセッションの後には、各教室から審査員によって選ばれた代表学生によるプレゼンテーションがホールで行われました。

特に優れた発表を行った留学生が表彰され、最優秀賞と優秀賞の受賞者が選出されました。

【最優秀賞】パリから「輪島塗」を世界へ発信(桐本滉平さん)

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最優秀賞を受賞した桐本滉平さん(日本大学4年)

第3回成果報告会で最優秀賞を受賞したのは、フランスに留学した桐本滉平さん。パリで日本文化を発信する丸若屋でインターンシップを経験し、実家である輪島塗「輪島キリモト」と、フランス市場に向けた商品を開発しました。現地のニーズを調査して販売戦略を行った結果、漆器の売上を中心として最高売上記録を達成しました。

「Made in Japan」から「Made with Japan」

日本が持つ伝統技術の可能性を最大化するためには、日本の技術を海外の文化と融合させることが重要だと気付いた桐本さん。この留学は、将来日本の伝統工芸を牽引するリーダーになるための大きな一歩となりました。

【優秀賞】深層学習によって人間の共感を促進し、世界から争いをなくす(佐久間洋司さん)

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優秀賞を受賞した佐久間洋司さん(大阪大学3年)

そして優秀賞を受賞したのは、カナダとアメリカに留学した佐久間洋司さん。トロント大学で深層学習の最先端の理論を学んだ後、Panasonic Silicon Valley Labで産業界への応用の最先端を学びました。

留学を通して、自分にとって深層学習それ自体は目的にならず、その強力な手段によって実現される世界に貢献したいという思いを再認識したそうです。将来は人間の共感を促進する研究によって実現される、争いのない世界を目指したいと語りました。

まとめ

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第2回留学成果報告会に引き続き、第3回留学成果報告会でもトビタテ生たちの熱意あふれる発表を聞くことができました。ますます発展を続ける「トビタテ!留学Japan」、そして海外へ飛び立ったトビタテ生たちの成長は、日本の産業界にとって大きな財産になるのだと実感しました。

一人一人のトビタテ生が熱い思いを持って海外に飛び立ち、将来につながる多くの気付きと学びを日本に持って帰ってきていました。

トビタテ生に共通していたのが、予定していた留学計画がうまくいかない時に、自分なりの改善案や解決策を考えて新たな突破口を見出すこと、そして帰国後にすでに次のアクションにつなげていることでした。情熱を持ち、主体的に行動するトビタテ生がとても心強く感じられました。

彼らの今後の活躍がとても楽しみです!

そして現在は8期生を募集とのこと。気になった方は是非応募してみてくださいね!

募集要項を見てみる »

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https://eedu.jp/blog/2017/09/14/tobitate_event3_report/feed/ 1
【イベントレポート】「トビタテ!留学JAPAN」第2回留学成果報告会 https://eedu.jp/blog/2016/09/18/tobitate-event-report/ https://eedu.jp/blog/2016/09/18/tobitate-event-report/#comments Sat, 17 Sep 2016 23:00:14 +0000 http://eedu.jp/blog/?p=41727 皆さんはご存知でしょうか?日本の若者の留学を官民協働で応援し、グローバル人材を育成するという文部科学省の「トビタテ!留学JAPAN」を。今回はこのプログラムを活用し世界に飛び立った、約150名のトビタテ!留学JAPANの […]

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皆さんはご存知でしょうか?日本の若者の留学を官民協働で応援し、グローバル人材を育成するという文部科学省の「トビタテ!留学JAPAN」を。今回はこのプログラムを活用し世界に飛び立った、約150名のトビタテ!留学JAPANの派遣留学生による第2回成果報告会についてレポートします!

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トビタテ!留学JAPANとは?

トビタテ!留学JAPAN」とは、2014年からスタートした官民協働で取り組む海外留学支援制度です。2020年までに約1万人の高校生、大学生を「トビタテ!留学JAPAN」の派遣留学生として送り出す計画です。

単位取得を前提としたアカデミックな留学だけでなく、インターンシップやボランティア、フィールドワークなど多様な活動を含む留学プランを学生が自ら設計し、審査によって派遣留学生に選ばれた学生には渡航費や留学先でかかる費用が給付されます。

募集コースは「理系、複合・融合系人材コース」「新興国コース」「世界トップレベル大学等コース」「多様性人材コース」「高校生コース」「地域人材コース」の6つ。留学期間は、大学生が28日から2年間、高校生が14日以上1年以内。

すでに2,700名もの学生がこのプログラムに参加しました。

そして9月3日に東洋大学白山キャンパスで行われた第2回成果報告会では、実際にこのトビタテ!留学JAPANを活用して海外に飛び立った若者の話を聞くことができました。

では早速イベント内容について、3つのセクションを中心にご紹介します!

留学成果プレゼンテーション

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最初に、実際にトビタテ留学JAPANを活用した派遣留学生約150名が、8つの教室に分かれて自らの留学成果のプレゼンテーションをそれぞれ5分間で行いました。

どうして留学に行くことにしたのか?という原点や、留学中に行っていた活動内容、現地でぶつかった壁に加え、20XX年の未来ではどんな私になっていたいのかという熱い話まで聞くことができました。

ポスターセッション

次に、プレゼンテーションを行った発表者が一同に会し、質疑応答も兼ねたポスターセッションを行いました。ここでは、発表者と近い距離で交流することができました。

プレゼンテーションだけでは聞くことのできない留学中のエピソードも聞けてとても興味深かったです。

また、ポスターには1人1人の発表者の工夫がなされていて、とても楽しめました。

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こちらは、マレーシアに留学した吉開祐貴さん(写真右)

彼は途上国を訪れた際に現地の人たちから受けた人間味あふれる恩恵を、生活環境の改善という形で恩返ししたいと決めたそうです。

水質汚染が問題となっていたマレーシアでJICAプロジェクトへ参画した経験を踏まえ、今月末からは研究のためにアメリカへ渡航します。将来は、国際感覚を身につけた需給ギャップを埋めるビジネスマンを目指しているそう。素敵ですよね。

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こちらは、インドとパラグアイに留学した草野晴菜さん。

彼女は「途上国についた、負のレッテルをなくす」ために、インドでのインターンシップをしたのちにパラグアイの日本食料理屋さんで働きながら、新たな情報発信のチャネルを創れないか探る留学を経験しました。

「アジアは汚いから…南米は怖いから…」

このような情報の偏りのために海外に飛び出すチャンスを逃している人がいる中で、海外で欠かせない日本語情報の大切さ、そして現地の「リアル」をいかに伝えていくかを学びました。

代表派遣留学生プレゼンテーション、審査発表、表彰

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そして最後には、各教室から審査員によって最も優秀な功績を残したとして選ばれた派遣留学生たちが、ホールでプレゼンテーションを行いました。

第2回報告会では、トルコのイズミット湾横断橋建設プロジェクトにインターン生として参加した儀賀大己さんが最優秀賞、インドの女性の内面の充足を生むためにファッションショーを開催し、ソーシャルビジネスへ挑戦する伊達文香さんが優秀賞を受賞しました。

まとめ

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実際にこの報告会に行ってみて、表彰された留学生たちのプレゼンテーションはどれもオリジナリティに溢れていて、留学という経験をすることの素晴らしさが伝わってきました。

代表に選ばれなかった留学生も、それぞれが持つ問題意識を解決するヒントを得ようと海外へ飛び立ち、多くの気づきと学びを日本に持ち帰ってきていました。

トビタテ生の留学には一人一人にドラマとストーリーがあり、若者の挑戦は熱いと改めて感じました。

留学をして終わりではなく、留学した経験を次に生かそうとしている姿勢や、すでに次のアクションにつなげている姿はとても頼もしかったです。

彼らの今後の活躍がとても楽しみです!

そして現在は6期生を募集とのこと。気になった方は是非応募してみてくださいね!

募集要項を見てみる»

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後世に残せる未来を創るために!Earth Company1周年感謝パーティ参加レポート https://eedu.jp/blog/2015/12/22/earth_company_event/ https://eedu.jp/blog/2015/12/22/earth_company_event/#respond Tue, 22 Dec 2015 01:26:08 +0000 http://eedu.jp/blog/?p=40485 共同創設者2人による挨拶 みなさんは、一般社団法人Earth Companyという団体をご存知でしょうか? Earth Companyの共同創設者である、濱川知宏さん・明日香さんはそれぞれの人道的支援活動が認められ、20 […]

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共同創設者2人による挨拶

共同創設者2人による挨拶

みなさんは、一般社団法人Earth Companyという団体をご存知でしょうか?

Earth Companyの共同創設者である、濱川知宏さん・明日香さんはそれぞれの人道的支援活動が認められ、2014年にダライ・ラマ師から、4年に1度世界から50人のみが選ばれる賞である、『Unsung Heroes of Compassion(名もなき英雄たち)』を受賞しました。

今回は、そんなお二人が立ち上げたEarth Companyの1周年記念感謝パーティに参加してきたので、イベントの概要を団体の紹介を交えなからご紹介したいと思います!

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Earth Companyが目指す世界

突然ですが、この言葉を聞いたことがありますか?

“We do not inherit this earth from our ancestors.
We borrow it from our children.”

この地球は、先祖から継承されたものではなく
子供達から借りているのである。

こちらの言葉は、ネイティブ・アメリカンの格言であり、Earth Comapnyが活動指針として掲げる言葉です。

創設者濱川知宏さんのスピーチ

創設者濱川知宏さんのスピーチ

以前Earth Companyのクラウドファンディングについてトジョウエンジンで紹介しましたが、Earth Companyは濱川知宏・明日香夫婦によって昨年創設された団体で、課題溢れるアジア太平洋の途上国で、「この人が創る未来を見てみたい!」と思わせる革新的な社会起業家を、年に一人厳選し、包括的に支援することで、『後世に残せる未来』の創造に寄与することを目指しています。

具体的には、途上国で逆境にも負けずと社会に変革をもたらす社会起業家に対して、ファンドレイジングやメディア露出、パートナーシップなど包括的に支援を行っている、いわば「支援を支援する」活動を行っています。

では、実際にどのようなプロジェクトに対して支援を行ってきたのでしょうか?

Earth Companyが支援する社会起業家

創設者濱川明日香さんのスピーチ

創設者濱川明日香さんのスピーチ

Earth Companyは途上国で社会貢献活動を行う社会起業家を厳選して支援しており、創設以来2人の社会起業家に対して支援を行ってきました。

1つ目は、創設者の濱川明日香さんがハワイの大学時代に出会った一人の東ティモール出身の女性の環境学校設立のプロジェクトです。

2002年、インドネシアからの独立を果たした東ティモールはアジアで最も新しく、また貧しい国と言われています。

アジアで最も新しい東ティモールで、将来国を担っていく子供達への教育に力を注いでいるルブロラ・グリーン・スクール(LGS)に対して、Earth Companyは支援を行っていました。

「自然を知って心を育む」ことを目指しルブロラ・グリーン・スクール(LGS)は、Earth Companyの支援もあり、2015年5月10日、開校を果たすことができました。

そして現在、支援を行っているのが2011年の「CNN Hero of the year」を受賞したロベン・リムさんのブミセハット助産院プロジェクトです。

途上国の妊産婦死亡率は先進国の約300倍で、亡くなってしまうものの9割は助かる命だと言われています。

貧困や災害のために医療ケアを受けられない患者のために、ロベン・リムさんは1995年に検診・治療、全てを無料で行う「ブミセハット助産院」をインドネシア・バリ島に設立しました。

貧しい人も、どんな宗教の人も、どんな病気の人も、24時間、365日無償で受け入れるブミセハット助産院は、「駆け込み寺」と呼ばれるほど多くの人から必要とされています。

今回、Earth Companyは、増える一方の需要に対応してより大きな病院を設立し財政難に陥っているブミセハット助産院に対してファンドレイジング(資金調達)という形で支援しています。

最後に

“Today is the first day of our future”

今日という日は、我々の未来の第一日目である。

創設者の明日香さんは、最後にこの言葉を会場へと訴えかけていました。

我々が生きている地球は子供達から借りているものであり、自分達が地球にもたらすものが後世へと受け継がれる。

そんな意識のもと日々の生活を生きることで、Earth Companyが目指す「後世に残せる未来」を創造していけるのではないでしょうか。

我々みんなの力で「後世に残せる未来」を創っていきましょう!

Earth Companyの活動を応援する »

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キリンHDがミャンマー市場へ本格的に進出!「ミャンマービール」のMyanmar Brewery Ltdを買収決定 https://eedu.jp/blog/2015/08/19/kirin_mbl/ https://eedu.jp/blog/2015/08/19/kirin_mbl/#respond Wed, 19 Aug 2015 08:50:09 +0000 http://eedu.jp/blog/?p=39204 photo credit: Myanmar – Myanmar Beer via photopin (license) ミャンマーに行ったら、お酒好きな方であればほとんどの方が口にするであろう「ミャンマービー […]

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Kirin mbl

photo credit: Myanmar – Myanmar Beer via photopin (license)

ミャンマーに行ったら、お酒好きな方であればほとんどの方が口にするであろう「ミャンマービール」。

その「ミャンマービール」を持つMyanmar Brewery Ltdを、日本のキリンHDが買収することが明らかになりました。

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ミャンマーのビール最大手を買収

Myanmar Brewery Ltdはミャンマーで圧倒的なシェアを誇るビール会社。2年前のデータによれば国内シェアは83%と、他企業の追随を許さないリーディングカンパニーです。

これまでMyanmar Brewery Ltdの株式の55%はシンガポールの上場企業Fraser & Neaveが有していましたが、これをキリンHDが買い取ることを決定。ミャンマーのビール最大手を子会社することになります。

Fraser & NeaveとキリンHDの関係は過去数年に渡って続いており、2013年にはキリンHDがFraser & Neaveの買収を断念し、シンガポール展開から一旦引いた形となりました。

この買収断念により、東南アジア戦略の大幅な立て直しが必要だと言われてきましたが、今回のミャンマー進出により東南アジア展開が一歩前進したと言えるでしょう。

キリンHDは他にもブラジルやオーストラリアの大手ビール会社の子会社化に成功しており、海外市場のシェア拡大・獲得に一層力が入ってきました。

Myanmar Brewery Ltdの買収により、東南アジア進出がどのように進むのか?これからの展開に期待です。

[読売新聞, 日本経済新聞, eX myanmar]

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【まとめ】NHKスペシャル『戦後70年 ニッポンの肖像』で紹介された、途上国で活躍する4つの団体 https://eedu.jp/blog/2015/08/17/nhk_special0815/ https://eedu.jp/blog/2015/08/17/nhk_special0815/#respond Mon, 17 Aug 2015 11:26:53 +0000 http://eedu.jp/blog/?p=39179 (C)NHK from Yahoo!ニュース 終戦記念日となる8月15日に放送されたNHKスペシャル『戦後70年 ニッポンの肖像―戦後70年を越えて―日本人は何ができるのか』。 70年間戦争のなかった日本とは対照的に、今 […]

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Nhk special0815

(C)NHK from Yahoo!ニュース

終戦記念日となる8月15日に放送されたNHKスペシャル『戦後70年 ニッポンの肖像―戦後70年を越えて―日本人は何ができるのか』

70年間戦争のなかった日本とは対照的に、今なお争いが続く世界各地の生の声を紹介しながら、これから私たち日本人は何ができるのかを考える番組でした。

約1時間半の放送の中で、ウガンダをはじめとした途上国で活躍される団体が紹介されていたので、まとめてみました。

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世界各国で活躍する4つの団体

ウガンダの元少年兵たちの社会復帰を支援する「テラ・ルネッサンス」

女優の石原さとみさんが、ウガンダを訪れた話から番組は始まりました。

そこで出会ったのは、幼い頃に誘拐されて、いわれるがままに少年兵になった青年たち。

「命令に従わなければ、殺されていた」

ほんの10年前まで内戦が続き、10万人もの犠牲が生じたウガンダには、壮絶な過去を背負う青年たちが、一般社会に戻るために懸命に勉強する姿がありました。

彼らの社会復帰を支援しているのは認定NPO法人テラ・ルネッサンス。元少年兵だった青年たちが、貧困から抜け出すためにまた戦場へ戻らないよう、高い技術を身につけさせるトレーニングに注力されていたのがとても印象的でした。

もっとテラ・ルネッサンスの活動や少年兵のリアルを知りたいという方は、ぜひ以下の本をご覧ください。

途上国から世界に通用するブランドをつくる「マザーハウス」

バングラデシュをはじめとした、途上国の素材を活かしたバッグを国内外で販売している株式会社マザーハウス。番組のスタジオゲストとして、社長の山口絵理子さんが出演されました。

「今、日本人に何ができるのか?」

番組のテーマでもあるこの質問に対して、山口さんはこう答えます。

現場に行かないと分からないことがある。だから、ぜひ現場を見に来て欲しい。もちろん不安はあると思うけど、私は現場に足を運んだおかげで、生きることが楽しくなった。

過去にトジョウエンジンで何度かマザーハウスの挑戦をご紹介してきましたが、一貫しているのは徹底した現場主義。もし良かったら、ぜひ過去に紹介した記事も合わせてご覧ください。

アフリカの子どもたちに給食を届ける「TABLE FOR TWO」

身近なことから、途上国で苦しむ人たちのために何かできることはないのか?

番組の後半では、視聴者が気軽に参加できるユニークな取り組みとして、アフリカの子どもたちに給食を届けるTABLE FOR TWOの活動が紹介されました。

社員食堂をはじめ、TABLE FOR TWOのメニューを1食食べると20円が寄付されます。20円はちょうどアフリカの給食1食分。つまり、1食食べると、途上国の子どもたちも1食食べることができるという仕組みなのです。

また、番組では紹介されませんでしたが、TABLE FOR TWOには先進国の肥満問題の解決というもう一つの目標があります。だから、TABLE FOR TWOのメニューはどれもヘルシーなものばかりで、自分の健康改善と途上国への支援を同時に実現することができます。

他にも、TABLE FOR TWOは誰でも気軽に支援できる仕組みをたくさん作られてきました。トジョウエンジンでもいくつかご紹介してきましたので、良かったらぜひチェックしてみてください。

東北の復興経験を途上国に応用した「SmartSupply(スマートサプライ)」

2011年に日本を襲った東日本大震災。その復興経験が今、途上国の災害支援の現場で役立っていることをご存知でしょうか?

番組の終盤で紹介されたのは、必要な物資を必要な人たちに届けるためのクラウドファンディング決済システムSmart Supply。東日本大震災の際に活躍した仕組みの一つです。

現在Smart Supplyは今年の4月にネパールを襲った大地震の復興支援で再び活用されています。登山家の栗城史多さんが中心となり、「ふんばろうネパール」というプロジェクトを立ち上げ、たくさんの物資がSmart Supplyを経由して被災者のもとへと届き始めているのです。

今なお復興支援が続くネパール。最新の情報を知りたい方は、ぜひ以下の記事をご覧ください。

まとめと感想

番組では、元JICA理事長の緒方貞子さんをはじめ、世界各国の著名人が戦後70年を迎える日本に対する期待や不安を言葉にされていました。

緒方貞子さんは「もう少し国際的社会に関心を持って欲しい。親近感があって欲しい」と今の若者に対するメッセージを残されました。

スタジオゲストとして出演された元国連事務次長の明石康さんは、「発信力だけでなく、受信力が日本人の良さである」とコメントされました。

それらの言葉に応えるように、番組の最後を締めくくった石原さとみさんの言葉。

国旗を思い出すのではなく、一人の顔を思い出す。それが平和への近道ではないでしょうか。

戦争が終わって70年。それでも争いや苦しみの絶えない世界で、私たち日本人に何ができるのか?

この記事をご覧いただいた皆さんも、良かったらぜひ一緒に考えましょう。

[NHKスペシャル]

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Facebookでプロフィール写真を虹色に!世界中に広がる「同性婚の全米合法」ニュース #LoveWins https://eedu.jp/blog/2015/06/28/facebook_rainbow_profile/ https://eedu.jp/blog/2015/06/28/facebook_rainbow_profile/#respond Sat, 27 Jun 2015 23:00:22 +0000 http://eedu.jp/blog/?p=38709 Facebookのプロフィール写真が虹色に変わった友人はいませんか? ご存知の方も多いと思いますが、これは同性の結婚がアメリカ全州で合法となったことを祝して、Facebookが特別に開発したサービスになります。 SPON […]

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Facebook rainbow profile

Facebookのプロフィール写真が虹色に変わった友人はいませんか?

ご存知の方も多いと思いますが、これは同性の結婚がアメリカ全州で合法となったことを祝して、Facebookが特別に開発したサービスになります。

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プロフィール写真をレインボーに変更する方法はとても簡単です。以下のURLをクリックしてみましょう。

https://www.facebook.com/celebratepride

あとは「プロフィール写真に使用」ボタンを押す。これだけです。

ほんの数秒でプロフィール写真を変更できますので、ぜひ試してみてください。

FacebookにTwitter。世界中でシェアされる大ニュース

同性婚の合法を祝して、Facebook創業者のMark Zuckerberg氏は、2008年から2015年までにLGBTのFacebook登録者がどれだけ増えたかを示す写真を投稿したところ、25万人以上の人たちから「いいね!」を、1万2千以上の人たちが写真をシェアしました。

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Twitterでも同様にシェアされ、「#LoveWins」というハッシュタグをつける投稿が世界中に流れました。

中でもオバマ大統領の投稿は、40万人を超える人たちからリツイートされ、39万人以上の人たちがお気に入り登録をしました。

世界はこれからどう変わるのか?

以前トジョウエンジンでもご紹介した通り、世界で80を超える国でLGBTを違反とする法律が存在します。結婚以前に、LGBTであることが法律違反とされる国もあり、死刑判決が言い渡された人もいます。

FacebookやTwitterでこのニュースをシェアした人の中には、そういった国で暮らす人たちも入っており、自分たちが暮らす国のあり方を問うような投稿もありました。

同性婚のアメリカ全州合法化によって、世界の流れがどう変わるのか?これからぜひ注目していきましょう。

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注目のビジネスメディアがアフリカへ進出! WEBメディア「Quartz」アフリカ版がリリース https://eedu.jp/blog/2015/06/14/quartz_africa_start/ https://eedu.jp/blog/2015/06/14/quartz_africa_start/#respond Sat, 13 Jun 2015 23:00:44 +0000 http://eedu.jp/blog/?p=38646 国際協力のみならずビジネスにおいても注目が集まるアフリカ。「イノベーションが世界で最も起こりやすい場所」として、大きな期待が寄せられています。 今回ご紹介するのは、そんなアフリカの可能性に注目してアフリカ展開を決めたWE […]

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Quartz africa start

国際協力のみならずビジネスにおいても注目が集まるアフリカ。「イノベーションが世界で最も起こりやすい場所」として、大きな期待が寄せられています。

今回ご紹介するのは、そんなアフリカの可能性に注目してアフリカ展開を決めたWEBメディア「Quartz(クオーツ)」です。

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今、アフリカで何が起こっているのか?

「6億5千万人」

これが何を指す数字がご存知でしょうか?

正解は、2011年におけるアフリカの携帯電話のユーザー数。2000年から約40倍近い増加であり、大陸ごとに見ればアジアに次いで世界第2位の成長率です。

Phone subscribers africa

from Quartz

急激に携帯電話の普及が進むアフリカ。これに伴ってアフリカの人々の情報へのアクセスも急激に広がっており、携帯会社のみならず、グローバル企業にとってもチャンスがやってきました。

ここに着目したWEBメディア「Quartz」。Twitterのアカウント(@qzafrica)を今年の3月に開設し、先日5月31日に「Quartz」のアフリカ版をリリースしました。

アフリカのイノベーションを取り上げていくメディア

「Quartz」のアフリカ版は一言で言えば、アフリカの人たちと、アフリカに関心のある人たち作られたメディアです。

アフリカの最新情報が気になるのは決してアフリカの人たちだけでなく、国際開発やグローバルビジネスに関わっている人たちもきっと気になるはず。

「Quartz」のアフリカ版では、以下のような記事が掲載されており、タイトルを見て中身まで読みたくなる人もいるでしょう。

また、最初の挨拶記事でも書かれている通り、これから特に力を入れて取り上げていくテーマが「イノベーション」。アフリカに眠る様々な課題を解決するために、どのようなイノベーションが生まれるのか?

気になる方は、ぜひ「Quartz」のアフリカ版をチェックしていきましょう!

[Quartz on Tumblr, Quartz Africa]

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